キツネノカミソリとオオキツネノカミソリの花の違いをここで整理しておきたいと思う。
まずはキツネノカミソリ。
令和2年8月22日 石空川(いしうとろがわ)渓谷で撮影したキツネノカミソリ
雄しべは花弁より短いか同じくらいの長さで、花弁の中にほぼ収まっている。
令和4年8月6日 朝霧高原で撮影したキツネノカミソリ
雄しべは花弁と同じくらいの長さか、やや短く、ほぼ花弁の中に収まっている。この場所に咲いているキツネノカミソリは花自体が小さ目だった。
次にオオキツネノカミソリ。
令和2年8月16日 塔岩川(とういわがわ)で撮影したオオキツネノカミソリ
雄しべは花弁より長く、花弁の外に飛び出している。花はやや大き目でゴージャスに見える。
令和4年8月5日 兜山の渓谷で撮影したオオキツネノカミソリ
上と同じく、雄しべは花弁の外に飛び出している。
そして問題の北杜市で撮影したもの。
令和4年8月2日 北杜市で撮影
雄しべがやや短い個体もあるのだが、おおむね花弁よりも雄しべが長く花弁の外に飛び出している。これはオオキツネノカミソリとするべきであろう。
見比べてみると違いが分かって来るが、判別が難しいものもあるように思う。オオキツネノカミソリはキツネノカミソリの変種とされており、きっちりと分けられないものがあってもおかしくはないのではないかと思う。葉の大きさにも違いがあって、キツネノカミソリの葉は細くてヒガンバナと同じくらいの幅、一方オオキツネノカミソリはスイセンの葉と同じくらいの幅をしている。いずれも春先に葉を出すが花を咲かせる8月ごろには枯れて葉を観察することは出来ない。葉を見るには5月か6月ごろが適しているのではないかと思う。
キツネノカミソリ
オオキツネノカミソリ
まずはキツネノカミソリ。
令和2年8月22日 石空川(いしうとろがわ)渓谷で撮影したキツネノカミソリ
雄しべは花弁より短いか同じくらいの長さで、花弁の中にほぼ収まっている。
令和4年8月6日 朝霧高原で撮影したキツネノカミソリ
雄しべは花弁と同じくらいの長さか、やや短く、ほぼ花弁の中に収まっている。この場所に咲いているキツネノカミソリは花自体が小さ目だった。
次にオオキツネノカミソリ。
令和2年8月16日 塔岩川(とういわがわ)で撮影したオオキツネノカミソリ
雄しべは花弁より長く、花弁の外に飛び出している。花はやや大き目でゴージャスに見える。
令和4年8月5日 兜山の渓谷で撮影したオオキツネノカミソリ
上と同じく、雄しべは花弁の外に飛び出している。
そして問題の北杜市で撮影したもの。
令和4年8月2日 北杜市で撮影
雄しべがやや短い個体もあるのだが、おおむね花弁よりも雄しべが長く花弁の外に飛び出している。これはオオキツネノカミソリとするべきであろう。
見比べてみると違いが分かって来るが、判別が難しいものもあるように思う。オオキツネノカミソリはキツネノカミソリの変種とされており、きっちりと分けられないものがあってもおかしくはないのではないかと思う。葉の大きさにも違いがあって、キツネノカミソリの葉は細くてヒガンバナと同じくらいの幅、一方オオキツネノカミソリはスイセンの葉と同じくらいの幅をしている。いずれも春先に葉を出すが花を咲かせる8月ごろには枯れて葉を観察することは出来ない。葉を見るには5月か6月ごろが適しているのではないかと思う。
キツネノカミソリ
オオキツネノカミソリ
写真展に行きたかったのですが、北岳事件やその後の体調不良、さらにはコロナ濃厚接触疑いなどと続いてとうとう行けずに終わってしまいました。申し訳ありませんでした。
見に行きました。
たぬきさんのこと、草刈りを担当する部署になんとなく伝えたけど、私の言葉では重要性が伝わらなかったかもです⁉︎