今年に入って1月、2月と朝霧高原のパール富士を狙って来たが、どうも満足の行く画像は撮れていない。今回は新たにステラナビゲーターなるソフトを購入し、綿密に位置と時間を計算し、さらに撮影場所の下見までして準備万端だったはずなのだが・・・
今回狙っていたのは富士山剣ヶ峰の上に昇って来る月を、200mm望遠レンズにテレコンバーター装着し、400mmで撮ってみること、それも夕暮れの残照が残っている頃に撮影する計画だった。ステラナビゲーターは実際の時間よりも5分ほど遅れて月が昇って来るようなので、そこも計算に入れて日没ジャストに月が富士山頂に現れる位置を割り出して出かけた。到着した頃にはもう道端にずらりと車が並んでいる。団体さんなのか、中央から昇る場所には30人くらい人が固まっている。狙うのは剣ヶ峰の角なので、いちばん端の位置でカメラを構える。
残照で赤く富士山が染まった。しかし月が出てこない・・・ 計算した時間通りのはずだが。時計を見て首をかしげる。
200mm+エクステンダー×2で400mmにして撮影した夕焼けの富士山。エクステンダー装着すると解像度が落ちてしまい画像が鮮明では無い。外すことにする。
200mmレンズの画像。こちらのほうがシャープな画像が得られる。
半分昇った月
同上。 EosM2に75mmレンズを装着。
残照が終わった3分後あたりから月が姿を現した。日没時間が17時47分、山頂に月が昇るのが17時49分と計算し、ちょうど残照の頃だろうと予測したのだが、それよりも数分月の出は遅かった。この3分は短いようでかなり長く、富士山と一緒に月を撮ろうとするともはや月の紋様は消えてしまう。残念ながらまたしても満足な画像は撮れず。
剣ヶ峰に昇った月
同上
上の画像をトリーミング
こちらはエクステンダー装着した400mm望遠画像。解像度は200mmそのままの画像とあまり変わらない。
露出をアンダーにしても月の紋様はもはや写らない。
林越しの月。林の上には木星が輝いている。
ほんの数分の違いで残照と月の撮影には至らなかった。そして、エクステンダーは思ったよりも(予想はしていたが)性能が悪いということがわかった。これからも試行錯誤が続くが、3月以降は霞と雲が増えて撮影条件が悪くなってくる。良い条件が揃ってくれることを願う。
今回狙っていたのは富士山剣ヶ峰の上に昇って来る月を、200mm望遠レンズにテレコンバーター装着し、400mmで撮ってみること、それも夕暮れの残照が残っている頃に撮影する計画だった。ステラナビゲーターは実際の時間よりも5分ほど遅れて月が昇って来るようなので、そこも計算に入れて日没ジャストに月が富士山頂に現れる位置を割り出して出かけた。到着した頃にはもう道端にずらりと車が並んでいる。団体さんなのか、中央から昇る場所には30人くらい人が固まっている。狙うのは剣ヶ峰の角なので、いちばん端の位置でカメラを構える。
残照で赤く富士山が染まった。しかし月が出てこない・・・ 計算した時間通りのはずだが。時計を見て首をかしげる。
200mm+エクステンダー×2で400mmにして撮影した夕焼けの富士山。エクステンダー装着すると解像度が落ちてしまい画像が鮮明では無い。外すことにする。
200mmレンズの画像。こちらのほうがシャープな画像が得られる。
半分昇った月
同上。 EosM2に75mmレンズを装着。
残照が終わった3分後あたりから月が姿を現した。日没時間が17時47分、山頂に月が昇るのが17時49分と計算し、ちょうど残照の頃だろうと予測したのだが、それよりも数分月の出は遅かった。この3分は短いようでかなり長く、富士山と一緒に月を撮ろうとするともはや月の紋様は消えてしまう。残念ながらまたしても満足な画像は撮れず。
剣ヶ峰に昇った月
同上
上の画像をトリーミング
こちらはエクステンダー装着した400mm望遠画像。解像度は200mmそのままの画像とあまり変わらない。
露出をアンダーにしても月の紋様はもはや写らない。
林越しの月。林の上には木星が輝いている。
ほんの数分の違いで残照と月の撮影には至らなかった。そして、エクステンダーは思ったよりも(予想はしていたが)性能が悪いということがわかった。これからも試行錯誤が続くが、3月以降は霞と雲が増えて撮影条件が悪くなってくる。良い条件が揃ってくれることを願う。