平成23年7月10日
先週の赤岳・キレット・権現岳に続いて今週も八ヶ岳を訪れた。赤岳周辺の花の咲き具合からしてこの日あたりがウルップソウを見るに良い時期になりそうだからだ。しかし・・・目を覚ませばもう時間は6時半、横岳最短ルートの杣添尾根直登意外にルートの選択は無くなってしまった。急いで準備し、高速を使って登山口の海ノ口に向う。
杣添川にモヤが湧く。
8時、海ノ口に到着したが、予想通り駐車場はいっぱいで道路脇に車を止めさせてもらう。先週の県界尾根でイチヨウランを見つけ、生育環境がだいたいわかったので同じような林の中を首を振り振り歩いていると・・・発見!2株イチヨウランを見つけた。しかも標高1,800mくらいの低い位置で発見した。気分を良くして引き続き登山道脇、時に林の中に踏み込みつつ稀少植物を探しながら歩くが、その後は何も見つからない。そんなことをしながら、写真を撮りながら歩いているのでピッチは上がらない。
発見!イチヨウラン 少し痛んでいる。
コバノイチヤクソウ群落 こちらはまだ蕾。
12時、もうすぐ森林限界を超える標高2,500m付近でポツポツと雨が降り出した。かと思ったらあっという間に本降りの雨になってきた。午後2時までは持つだろうと思っていたのだが、山の上ではそうは行かず、急いでカッパを着てザックカバーを装着する。横岳稜線まではもう1時間とかからないだろうが、下手をすると雷雲に巻き込まれてとんでもないことにもなりかねない。即座にあきらめて下山を開始した。
11時20分、雲行きが怪しいぞ!12時、雨が降り出す。その10分後・・・
その10分後・・・目の高さと同じか、それよりもやや低い位置でゴロゴロと雷の音がし始めた。樹林帯には入ったが、霧に巻かれていてまだ危ない。早足で1時間下り、ようやく雷雲から逃れた。その頃には・・・振り返って横岳を見ると真黒な雲がかかり、山の端から端までゴゴゴゴーというもの凄い雷鳴が轟き渡っていた。迷わず下山して正解だった。
イチヨウラン 3株目
同上
同上 4株目。雨と霧でレンズが結露していた。
登りながらカモメランを見つけたあたりをさらに良く探してみると、もう少し低いところにもう2株発見することができた。写真を撮影していると、次々と下山してくる人たちと出会った。この時間に下りてきた人たちは雷雲の直撃はなんとか避けられたようだ。
午後3時、駐車場到着。まだ車が10台ほど止まっていたが、この人たちは大丈夫なのだろうか?心配しながら帰路につく。
先週の赤岳・キレット・権現岳に続いて今週も八ヶ岳を訪れた。赤岳周辺の花の咲き具合からしてこの日あたりがウルップソウを見るに良い時期になりそうだからだ。しかし・・・目を覚ませばもう時間は6時半、横岳最短ルートの杣添尾根直登意外にルートの選択は無くなってしまった。急いで準備し、高速を使って登山口の海ノ口に向う。
杣添川にモヤが湧く。
8時、海ノ口に到着したが、予想通り駐車場はいっぱいで道路脇に車を止めさせてもらう。先週の県界尾根でイチヨウランを見つけ、生育環境がだいたいわかったので同じような林の中を首を振り振り歩いていると・・・発見!2株イチヨウランを見つけた。しかも標高1,800mくらいの低い位置で発見した。気分を良くして引き続き登山道脇、時に林の中に踏み込みつつ稀少植物を探しながら歩くが、その後は何も見つからない。そんなことをしながら、写真を撮りながら歩いているのでピッチは上がらない。
発見!イチヨウラン 少し痛んでいる。
コバノイチヤクソウ群落 こちらはまだ蕾。
12時、もうすぐ森林限界を超える標高2,500m付近でポツポツと雨が降り出した。かと思ったらあっという間に本降りの雨になってきた。午後2時までは持つだろうと思っていたのだが、山の上ではそうは行かず、急いでカッパを着てザックカバーを装着する。横岳稜線まではもう1時間とかからないだろうが、下手をすると雷雲に巻き込まれてとんでもないことにもなりかねない。即座にあきらめて下山を開始した。
11時20分、雲行きが怪しいぞ!12時、雨が降り出す。その10分後・・・
その10分後・・・目の高さと同じか、それよりもやや低い位置でゴロゴロと雷の音がし始めた。樹林帯には入ったが、霧に巻かれていてまだ危ない。早足で1時間下り、ようやく雷雲から逃れた。その頃には・・・振り返って横岳を見ると真黒な雲がかかり、山の端から端までゴゴゴゴーというもの凄い雷鳴が轟き渡っていた。迷わず下山して正解だった。
イチヨウラン 3株目
同上
同上 4株目。雨と霧でレンズが結露していた。
登りながらカモメランを見つけたあたりをさらに良く探してみると、もう少し低いところにもう2株発見することができた。写真を撮影していると、次々と下山してくる人たちと出会った。この時間に下りてきた人たちは雷雲の直撃はなんとか避けられたようだ。
午後3時、駐車場到着。まだ車が10台ほど止まっていたが、この人たちは大丈夫なのだろうか?心配しながら帰路につく。