2010年の作なので、
原田マハさんを知るきっかけとなった
「楽園のキャンパス」より前の作品となる。
キュレーターから小説家になる頃の転機の作、なるほど面白い!!
沖縄在住、実在の人物をモデルにしたフィクションであるが、
原田マハさんの緻密な検証と持ち前の博識で今回も脱帽です。
沖縄には行った事がないけれど、
4月から始まった朝の連ドラが
沖縄を舞台にしているので、被る場面が沢山あって、今まで旅の候補になかったけれど、是非加えたい。
原田マハさん、
以前朝の情報番組のゲストだった時、
小説の原点は旅にある
と言っていました。
最近私も、旅で得られた知識や体験は
私に多大な影響を与えていると思っています。
海外旅行ばかりでは無く、日帰りの旅行や数日の小旅行でも、自分を非日常に置く意味は大きいと思います。
それにしてもこの小説に出てくるラム酒をいつか試飲したいと思います。