祥泉暦

日常の出来事の記録

東京都庭園美術館

2016-01-18 16:57:41 | カルチャー
暖かい午後に、目黒にある「東京都庭園美術館」に行きました。
「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉」開催初日でした!
今年の初美術館に相応しく、素敵な展示でした。
建物は、旧朝香宮邸と言われているお屋敷で、武蔵野の面影を残す庭園だけを観るともできます。
お屋敷は、時代とともに色々な人に会社に売却されたのち、現在は都立美術館の一つとして一般公開されています。

ヨーロッパ留学していた朝香宮ご夫妻が、パリ万博で観たラパンやラリックに大変感銘を受け、帰国後「アール デコの館」を建てるきっかけになった様です。
玄関の窓ガラスの美しい彫刻、次室の大きな香水塔、大広間のシャンデリア、壁面のインテリア、壁画、大客室の鉄製装飾などなど、別世界の空間です。

その中でのエミール ガレの陶芸 ガラス工芸品の展示は、とても素敵でした。
美術館で見るのと違って、一部の作品以外は自然光での鑑賞ができて、良いなぁと思いました。自然の庭のお花や昆虫をモチーフにしている作品なので、特にそう感じたのかもしれません。
二階の窓から庭園を眺めたりしながら、
またジャポニスムの作品もあり、見ごたえのある展示でした。

「ラリックの館でガレを観る」機会に出会えました!

近年建築された新館には、展示室のほか喫茶室 カフェ ミュージアムショップがあり、庭園を眺めながらゆっくりケーキとコーヒーをいただきました。

イタリア、スイス方面に三週間の新婚旅行から帰った娘と久しぶりに良い時間を過ごしました。
帰る時にはすっかり暗くなり、正面玄関は幻想的な雰囲気でした。




ここは、また来たいなぁ!




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