先日読んだ「マチネの終わりに」の映画を観た。
映画化されたものは、先に小説を読んでから映画を観るのが好き。
当然映画は限られた時間なので、小説より縮小版になるのは仕方ない。
どこをどうカットするのかも興味津々だし、
文字のみを媒体として得られるものと
視覚聴覚的から得られるものとの違いとかを
感じる事が面白いと思う。
今回もやっぱりそうだった。
映像と音楽が加わることによって
本では得られなかった理解や感動がある。
本での描写をカットした場面では、
残念な思いもする。
それから登場人物を演じる俳優達の醸し出す演技が
本より何倍も華やかで楽しいと思わせる。
それにクラシックギターの調べは、この映画の背景の軸なので、
この部分こそ映画の楽しみとなった。
本ばかり読んでいられない状況に
少しの隙間に読みかけの本があると
後ろ髪を引かれる思いで
いそいそページをめくる。。。
読みたい本を積見上げて置かないと
〇〇ロス状態です。