みなさんにご心配をおかけしていましたが、mint家のライフラインも、水道が復活し数日前から平常通りになりました。
同じ市内でもライフラインはまちまちで、ガスが止まったり、未だに断水が続いているところもあります。
長男のマンションは、地震直後からすべてのライフラインが途切れることはなく安定していたので、日中はそちらにプチ非難をしていました。
ただ、老親を抱えているので、大きな余震でエレベーターが止まると母が大変なので、夜は自宅に戻るという生活でした。
そんな中、仙台に住んでいる長男の友人が、避難所からライフラインが復活し自宅マンションに戻って生活をしていたのですが、食料や子どもの紙おむつが無くなり、近くのスーパーも営業していないし、ガソリンもない、避難所に戻るのも困難という状態になってしまいました。
ガソリンさえ手に入れば、物資を届けてあげることができると、19日(土)に、市内の数か所のガソリンスタンドが午後1時から開くという情報を頼りに、近くのスタンドに朝6時から並んだ息子。
二男も自転車で応援に行き交代でスタンドに並び、二男が並んでいる間、長男は近くのスーパーに並び友人に届ける食材や日用品を買いに行くという連携プレーでガソリン&食料品をgetしました。
それでもパンや紙おむつは手に入れることができず、連絡を受けた私も近所のスーパーに並ぶことにしました。
おむつを手に入れることは半ば諦めていましたが、30分ほど並んで店内に入ると、ちょうど届いたばかりの紙おむつの段ボール箱を店員さんが運んできたところでした。3日ぶりに入荷したそうです。
おまけに食パンも焼きあがったところ。食パンは1家族1斤の制限でした。
おむつ2パックとまだ湯気の上がる焼き立て食パンを抱えて、なんだかウルウルしてしまったmintです。
我が家にあった、そうめんやお餅、パンケーキの粉なども添えて午後から一路仙台に向かった息子。
車の流れが良く、思ったよりスムーズに目的地に着き思ったよりも早く戻ってきました。
ガソリンも間に合ったとのこと。
大人ばかりの我が家は何を食べても暮らしていけますが、小さなお子さんを抱え、余震と物資不足の被災地の生活はさぞ大変なことと思います。
1日も早い復興をただ祈ることしかできないのは、なんとももどかしいことです。
今日の福島県は雨。大気中の放射性物質が雨とともに落ちてきて放射線量も増えているとのこと。
牛乳や野菜からは、既に国の基準を超えた放射性物質が検出されており福島県の農業はどうなっていくのだろうという不安がつのります。
先月の長閑な日に出かけた水戸の偕楽園の梅。
我が家の梅も咲き始めました。
もうすぐ桜の季節もやってくるというのに、思い切り日差しを浴びて心からお花見を楽しめる日は来るのでしょうか・・・