朝日:ネット削除、動く警察 「みる・きく・はなす」はいま
デマではないのに、デマとした流れは、いわゆる人権何とか法案の流れ(懸念)と通底する。当たり前ではあるが、実に危険であり、不快である。
デマと判断され、削除された。「ガソリン抜き取りや火事場泥棒が報告されている。こういう時だからこそ助けあおう」宮城選出の参院議員、熊谷大氏(36)=自民=が3月17日にツイッターに書き込み、だれかがネットに転載したものだった。これをデマだとする説は見た事がある。件数の多少は分からないが、不届きな輩が被災地で結構暗躍しているのは、初期から報道されていたように思う。いずれにしても、検閲の空しさを伝える話である。って、今の日本で検閲なんて、憲法違反ではないのか?
削除は警視庁の要請だった。ところが、警察庁の樋口建史・生活安全局長は3月30日、「(被災地で)ガソリンの抜き取りや侵入窃盗が相当数発生している」と衆院法務委員会で答弁した。
デマではないのに、デマとした流れは、いわゆる人権何とか法案の流れ(懸念)と通底する。当たり前ではあるが、実に危険であり、不快である。
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