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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

米Gizmodo編集長(華人)の相対主義

2010年03月30日 | ビッグブラザー・抑圧
ギズモード:グーグルが善で、中国が悪なのか?

米Gizmodoのブライアン・ラム編集長の、ちょっと長い文章だ。本人は米国生まれだが、祖父は香港チャイニーズだった。詳細は知らないが、華人(昔で言うところの華僑だが、最近は民族主義的なナショナリズムの香りが漂う)という事にしておこう。
僕の祖父は見方によっては、意地悪な人種差別主義者だったかもしれません。が、祖父はイギリスの超資本主義にも、中国の共産主義にも屈することがありませんでした。中国共産党によって多くの財産や文化を失い、西洋によって多くの文化と誇りを損なわれたにも関わらず、その姿勢は変わりませんでした。祖父は全白人による香港のプライベートクラブに、現地人としては初めて招かれたメンバーでしたが、その招待を断りました。
ブライアンの見解?は、昔も今も変わらない、華人の一つの典型だ。歪んだものの見方に終始しており、辟易せざるをえない。

要するに、中華人民共和国は一つの国家なのだから、その中の事については決める権利があるという話。またGoogleも広告を売る商売をしているに過ぎないという。何もかも相対化して、同じ穴の狢だという論理である。少なくとも、今問題なのは、中華人民共和国による人権侵害、つまり反政府活動家や反政府的言動への、ビッグブラザー的スタンスである。そんな1984的世界に、西側は協力する訳にはいかない。西側は、それを見てみないふりは出来ないし、しない。世界は、決して天安門事件を忘れないし、他のあらゆる出来事、あまり確認できない話を含めたすべてを、認めない。そして、それらはいつの日か、明かされるだろう。その日は、絶対に来る。

相対思考は時には必要だが、何かをごまかす時に使うのは、使い方として間違っている。相対主義のリスクは、知っておいた方がいい。中華人民共和国、すなわち中国共産党とのその体制は、今この瞬間も、イーブルを続けている。

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