worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

集団的自衛権

2005年03月30日 | 軍事・諜報
憲法をめぐる「集団的自衛権」は分かりにくい議論だ。集団的自衛権は国連憲章で登場した概念だと思うが、要は、軍事同盟に基づいた第三国の軍事介入であろう。第三国とは(少なくとも最初は)紛争の直接当事者でない国のことだ。 日本の場合は交戦権がない(自ら否定している)ので、集団的自衛権の有無に関わらず、日本の直接的自衛以外の武力行使は出来ないという立場だ。武力行使=交戦はしないという前提で、今や多国籍軍の . . . 本文を読む

歴史教科書裁判原告に韓国国会議員55人参加

2005年03月30日 | 政治
愛媛県教育委員会が2001~2002年に扶桑社の歴史教科書を採択したので、精神的苦痛を受けたとして、韓国人や中国人ら約260人(韓国の国会議員55人含む)が30日、愛媛知事らに約1300万円の損害賠償と、日韓中の主要メディアに「愛媛県知事として韓国や中国の人々に対し大きな苦痛と悲しみを与え、心より謝罪します」との広告の掲載を要求している。(産経新聞より、一部改変)えひめ教科書裁判は以前からずいぶん . . . 本文を読む

憲法議論の中心は

2005年03月30日 | 政治
憲法議論(フジテレビ深夜)はなんだかよく分からない結論だったが、焦点は平和だったと言える。護憲論は、護平和論なのだ。戦争を利するものは排除したいという一念なのだ。 面白いのは、非武装論が皆無な事。自衛隊を曖昧な存在のままにしておくのが、護憲論だ。今の護憲論は、反自衛隊ではなく、非自衛隊でもないのだ(現状肯定論という意味…国際救助隊構想ならある)。自衛隊の交戦権は、まったく話題にならなかったわけで . . . 本文を読む

在栄州日本婦人会のストックホルムシンドローム

2005年03月29日 | 政治
慶尚北道の在栄州日本婦人会が29日栄州市長室を訪問し、「頭を下げて謝罪し、私たちは独島が大韓民国の領土であることが明らかであることを発表する」「日本の島根県議会が大韓民国領土の独島を侵奪しようとする蛮行を糾弾する」「私たちの祖先が大韓民国と大韓民国国民に犯した多くの過ちと侵略行為について反省し謝罪するどころか、今も言葉で言い尽くせない過ちを犯している」という内容の声明書を朗読し、これを栄州市長に渡 . . . 本文を読む

親日派教授の烙印

2005年03月29日 | 歴史・伝統
高麗大学総学生会が28日に親日教授10人の名簿を発表した。(中略)“親日派教授”という烙印を押されれば、それを乗り越えることができる教授はいないだろう。特に、日本植民地時代について研究する教授らは、研究と教育でも学生たちの監視の視線を意識せざるを得ないだろう。そんな大学は結局、文化革命時代の中国の大学に似ていくだろう。(朝鮮日報)これは同大の名誉教授韓昇助氏の『正論』4月号への寄稿(親日批判への批 . . . 本文を読む

米韓は友好的な決別に向かうのか

2005年03月28日 | 政治
韓国国際政治学会の国際学術会議において、ダグ・ベンド米カント研究所研究員が「米国において韓国は莫大な費用と犠牲を注ぐほどの死活的な利益の対象ではない」「韓米両国は友好的な決別を準備しなければならない」と発言した。また米下院外交委員長の特別補佐官は「米議会で米日修交150周年記念決議案は圧倒的多数で可決されたが、韓米同盟50周年の決議案は推進する議員が存在せず廃棄された」と話した。ブルース・ベクトル . . . 本文を読む

朝日は竹島を譲れという

2005年03月27日 | 政治
朝日新聞:若宮啓文 風考計:竹島と独島 これを「友情島」に…の夢想 #なぜ、国際司法裁判所への提起で片をつけるという日本の立場を、前提にしないのか不可解だ。 まあ典型的な朝日節なのだが、朝日は尾崎ゾルゲ事件とのつながりが思い出で済まない、日本社会の左翼傾向をリードしてきたメディアだ。尾崎は近衛とつながっていた。日本の闇は明るい場所に存在しているだろうな、というのは現段階では予想にすぎない。朝日 . . . 本文を読む

中翼

2005年03月27日 | 政治
最近は、日本社会(世界どこをとっても一緒だが)の左翼的なるものが、ずいぶんと顕わになってきたように思われる。じゃあ、左翼的の反対語は右翼的かというと、これが困ってしまう。日本で見る限り、右翼は暴力団や在日韓国・朝鮮人との関係が深い。日本の国益を考えているかどうか疑わしいという根本的欠陥を備えている。じゃあ、中道かというと、これも手垢がついた言葉だ。日本の中道は、自民党と共産党の間くらいの意味のよう . . . 本文を読む

金正日が金日成を暗殺したという

2005年03月26日 | 政治
金正日が父親の金日成を暗殺したという説がTVで紹介されていた。ネタ本は『金正日 隠された戦争』だ。これは説得力のある話だ。この話の前提に立つと、多くの事が納得できる。北朝鮮の行動が不可解なのは、簡単に言えば金正日の国内での覇権闘争が展開されているからで、表面的には勢力によってばらばらな政策がとられている。たとえば中国的な経済政策はありうるが、そう迂闊に取り入れるわけにいかない。その利権が勢力間の均 . . . 本文を読む

情報戦としての歴史

2005年03月25日 | 歴史・伝統
中国や韓国の言う歴史とは、日本人の歴史観とは非なるものだ。簡単に言えば、プロパガンダを信じることだし、月日を経るにつれ、より純化していく理念の集合だ。それはまさにドグマだし、矛盾の存在はそうした信仰を強化こそすれ、解消の方向には進まない。日本語でいうと、むしろ「伝統」に近い。伝統は、過去にあるのでなく、作られるものだ。ただ、過去からあったようなふりをしている。煙さえ見えれば、そこから伝統を作れる。 . . . 本文を読む

韓国の確信と大統領の信仰告白

2005年03月23日 | 政治
(韓国)当局者は「日本の歪曲教科書問題を議論するための適切な機会があれば、国際舞台で教科書問題を取り上げるといった立場を再確認した」とし、「国連教育科学文化機関(ユネスコ)会議などになるだろう」と述べた。(朝鮮日報) 盧武鉉大統領の言「韓半島と北東アジアの未来がかかった問題であるため、侵略と支配の歴史を正当化し、再び覇権主義を貫徹しようという意図をこれ以上黙って見ているわけにはいかなくなった」「 . . . 本文を読む

社会主義と自由主義のせめぎ合い

2005年03月21日 | 経済・エネルギー・交通
公地公民制はいわば社会主義だった(参考「公地公民の制が大好きな日本人」)。これはなかなかうまく行かず、私権主義的な荘園や武家政権に移行した。日本史は、社会主義と自由主義のせめぎ合いの場だ。というか、その訓練ができているからこそ、(戦後日本は)世界で唯一成功した社会主義だと言われるのだ。 社会主義は一旦は成功するが、いずれ破綻しやすい。自由主義の場合破綻しにくいわけではなく、破綻と成長を織り込んだ . . . 本文を読む

「対馬の日」条例

2005年03月18日 | 歴史・伝統
「竹島の日」に対抗して、慶尚南道の馬山市議会が18日、急遽「対馬の日」条例を制定した。 しかし、こんな事を主張したら、いかに韓国がいいかげんな主張をしているかを露呈している事になってしまう。日本では失笑を買うだけだし、他の国では...言わずもがな。 #ドクトは、韓国のドグマだ。ドグマであるなら、ドグマならではの対処法があるのだろう。 #それが何だかは分からないが。 . . . 本文を読む

竹島を松島に戻したら

2005年03月16日 | 歴史・伝統
竹島は歴史的には松島だ(松島と竹島の混同が、混乱の一つの原因になっている)。であるなら、地名を松島に戻したらいいのではなかろうか。(一度竹島としてしまったから、という以外に理由はないように思うが)なぜそうしないのかは分からない。元々松島である事を、その地名によって示す事には、意義があるように思われる。 . . . 本文を読む

交戦権否定の削除

2005年03月15日 | 軍事・諜報
改憲論議の中で「軍隊」認知論がある。これは、台湾の独立論にどこか似ている。台湾が独立するしない?というのは妙な議論なのだが、あの問題の本質は主権論だ。台湾の主権をどこが持っているかが、本当の争点なのだ。国際法上は微妙なところだが、台湾の主権は大陸中国と一体というのが、日米を含む世界の大勢だ(それが妥当かどうかは別問題)。主権は究極の権原だから、現状の変更を必ずしも意味しないわけだが... 自衛隊 . . . 本文を読む