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世界の覚書

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「クラブきっず」事件と遺族

2006年12月03日 | 社会・教育
共同:ネットに事故死児童の写真 遺族がきょう小学教諭告訴
問題のホームページは「クラブきっず」というタイトルで、男性教諭は遺族が事故の悲惨さを伝えるために開設したホームページなどから、子どもの写真を入手したとみられる。死亡した際の状況などを配慮のない表現でコメントしていたという。
小学校教諭ながら、子供に対するフェチがある事がおかしいし、全く教諭に適さない人物だと思うが、それより驚いたのは、入手した子供の遺体写真が、遺族がWebで公開していたものだということだ。これは驚くべき事だ。

それでは、抗議のしようがないではないか。30代男性教諭が著作権侵害ないし不適切な引用に関して反省しているのは、むべなるかな。仮に、リンクや埋め込みなら、著作権侵害にもあたりにくい。コメントをつけるのも自由。今のWebの常識では、引用してコメントをつける事は自由になされる。

#小学校での指導はやや厳しいくらいで、教諭としての能力はしっかりしており(子供にも人気があったように思われる…悪い評判が出てこない)、勤務態度も良好、校長の評価も高い人物だった。ただ、秘密の趣味が知られていないだけだった。まさに表と裏の人物だったようだ。

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追記:5日になって、報道が喧しくなってきた。論調は、トンでも変態教師というもので、学校や教委の対応が遅れていた点が批判されている(最近の教育問題と絡めて不祥事として話題にしていると考えられる)。変態教師はいらないという点については全く同意するものだが、そもそも遺族が子供の遺体写真を自ら公開していた点については、誰も指弾しない(元気な時の写真は別として)。意図は分かるが、私なら、とても出来ないし、しない。この30代教諭の問題とは別に、これも社会風潮として大問題だと言わざるをえない。
あと、ISPの対応まで批判している評論家がいるのには参った。ISPは最善を尽くしていると思うぞ。

ところで、こうした倒錯者を教師にしてはいけないとは思うが、周囲は全く気づかなかった。何らかの兆候はあったかもしれないが、それを必ずしも見抜けるかと言うと、極めて難しいだろう。しかし、あるいは、可能なのかもしれないが、分からない。

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