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世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

ネパール革命で王制廃止

2008年05月28日 | 政治
読売 5月25日:ネパール暫定政府、毛派に組閣要請…王制廃止を正式決定へ
毛派は4月の制憲議会選挙で220議席を獲得したが過半数には届かず、選挙後からコイララ首相のネパール会議派(110議席)、統一共産党(103議席)との連立政権協議を続けている。だが会議派、統一共産党とも、旧反政府武装勢力の毛派主導の政権への参加に党内で異論が多く、議会招集までに協議が決着するかは微妙だ。
読売 5月27日:ネパールで爆弾が3発爆発、制憲議会招集妨害狙う?
けが人はなかった。同会議場は28日に王制廃止を正式決定する制憲議会初会合の会場に予定されており、爆発現場でヒンズー教至上主義を旗印とするグループが犯行を認めるビラが見つかったことから、議会招集の妨害を狙った犯行の可能性がある。ネパール国王は代々、ヒンズー教のビシュヌ神の化身として国民に敬われており、主要政党が推し進める共和制移行には宗教界から異論が根強い。爆発は会議場前で2回あったほか、王制廃止支持の人権活動家の自宅前でも起きた。
ネパール王制きょう廃止…主要3党、大統領ポスト設置で合意(読売新聞) - goo ニュース
ネパール制憲議会は28日招集され、冒頭、新たな政体を連邦共和制と宣言して、正式に240年続いた王制に終止符を打つ。(中略)共和制宣言を受け、ギャネンドラ国王(60)は一市民となり、ネパール国内に住むことを認められているが、国有資産である王宮からの立ち退きを求められる。国王は27日も王宮で過ごしている模様だが、王制廃止決定の場合の身の振り方について考えを明らかにしておらず、ただちに王宮明け渡しに応じるか、憶測を呼んでいる。
> 第1党となるネパール共産党毛沢東主義派

「中国」はネパールのマオイストを、関係ない、知らんと言っていたと思う。でも少なくとも、今ネパールで起きていることは、まさに革命に他ならない。内戦をしていた「共産党分派」が政権の第一党になり、最初に王制廃止、共和制移行という荒療治を行う。ビシュヌ神の化身たるネパール国王/王制を廃止するなどとは、まさに天をも恐れぬ唯物論者、革命家の仕業だ。爆弾テロは、今後「王党派」(?)が地下闘争に移行するのろしかもしれない。ネパールは今、国家崩壊のとばぐちに立っているのではないかと危惧せざるをえない。

チベットとネパールは、「中国」とインドの間にあって、力の真空地帯というポジションにいるように思う。インドが介入しないなら、「中国」が介入するのではという懸念も浮かぶ(「マオイスト」に反対していたが)。まあ、1950年代のチベット侵入とは情勢も話も違うけど。

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4 コメント

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「日本革命」の時が来るのを願う (グリム伊藤公雄)
2009-05-09 17:02:48
日本の天皇制も廃止すべきだと思います。なぜなら天皇制は日本国憲法のほかの条文と矛盾している点がたくさんあります。天皇が世襲制であることは、平等原理に反しています。天皇は皇居、皇族は元赤坂に住むことが定められており、職業選択の自由、居住および転居の自由が保障されていません。天皇・皇族には選挙権もありません。このような立場の人間が特定の家に代々受け継がれるのはあまりにもかわいそうです。皇族は公人になるか、私人になるかを選ぶ権利もなく、いやおうなしに公人として生きていくことを強いられています。端的にいえば、皇室には人権がなく、天皇制は非人道的な制度です。

天皇が日本国および日本国民統合の象徴とされているが、「象徴」ということもあって右翼などが愛国心高揚などのために天皇が政治的に利用しようとする可能性もあります。また、2008年に起こった2chでの皇太子殺害予告は、社会への不満が日本社会の象徴としての「皇室」に向かっているものだと言えます。この事件は一種のテロで、皇室はテロの標的にもなりやすい存在で、はっきりいってかわいそうです。
日本も共和制に移行すべきだと思います。
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Unknown (草の根)
2017-05-19 19:59:51
上記のような共産主義者、極左や特亜のスパイを取り締まるスパイ防止法が必要不可欠。
ようやくテロ等準備罪が制定されたが、全然緩く論外。

反日テロリストたちは、一方で「女性宮家」や「女性天皇」によって、中国人や韓国人の男子を皇族にして、皇室の乗っ取りも謀っている。

大手メディアの洗脳やプロパガンダから目覚め始めた日本人は増えている。
9条2項撤廃や、非核三原則の撤廃も急がれる。
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Unknown (草の根)
2017-05-19 20:07:08
なぜチャイナや世界各国では凄惨な革命や血で血を洗う侵略と滅亡や易姓革命が繰り返されるのか?
一方で、なぜ日本は、一度も滅びることなくずっと独自の国民国家が続いているのか?
それは天皇がおわすからである。
どんなに権力やカネを得ようとも、一般男子は絶対天皇にはなれない。
日本史上最大の権力者であった豊臣秀吉も、天皇にはなれないのである。
権威と権力が分かれたことで、日本は世界でもまれな安定的で平和な社会を構築することが可能となっているのである。
誰でも天皇になれるとなれば(実際は神武天皇父系こそが天皇なのでありなれない)、それはチャイナの皇帝と同じで、誰もが皇帝になろうと、血で血を洗う権力闘争が起きつづける。
天皇が居なければ日本も、平気でうそをつき、人を騙し、誰も信じず、金がすべての個人主義、唯物主義の、魑魅魍魎の社会となっていた事だろう。
現在の中国共産党でも習近平太子党閥と江沢民派のあいだで熾烈な権力闘争が続いている。
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Unknown (草の根)
2017-05-19 20:11:07
共和政は非常にもろい。
王室を失ったハワイは、簡単にアメリカに乗っ取られた。
ネパールも時間の問題でチャイナに乗っ取られるだろう。
共和政は国民国家の統合をつなぎ留めておくために、ひっきりなしに戦争をする。
古代ギリシアもそうだ。
国民国家を保つのに、血なまぐさい闘争が、敵が必要なのである。
天皇が日本からいなくなれば日本国の滅亡であり、この国は荒み、共産革命の素地が出来上がるだろう。
そして中華人民共和国のように、北朝鮮のようになる。
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