worldNote

世界の覚書

道州制、易姓革命、外国人参政権には反対です。伝王仁墓に百済門を作るのは場違いであり、反対です。

参拝しないと「口約束」した「君子協定」?

2005年04月27日 | 政治
朝日新聞によれば、王毅(ワン・イー)駐日大使が27日、自民党外交調査会で講演し、1985年の中曽根首相による公式参拝後の86年頃、中国側の求めに日本側が応じて、「首相、外相、官房長官の3人は参拝しない」と口頭で約束した「君子(紳士)協定」があったという。 確かに中曽根内閣は公式参拝後、公式参拝を差し控えることを表明したから、その話だろう。しかし「中国側としては約束はまだ生きているという認識だ」と . . . 本文を読む

こんな国を命をかけて守れと

2005年04月27日 | 政治
2002年6月29日の西海交戦で韓国海軍の6人が死亡し、18人が負傷した。しかし太陽政策が続く韓国では、遺族は冷ややかに扱われているという(朝鮮日報)。1・2周年の追慕式の行事に国防長官や政府の高位関係者は出席しなかったが、1・2周年行事の前後に遺族に慰安の手紙を送ったのは、韓国政府関係者ではなく、駐韓米軍の司令官だったというのは、泣かせる。 キムさんはタラップを上る前、「国を守ろうとして戦死し、 . . . 本文を読む

ヘイトミュージアム「愛国主義教育基地」

2005年04月26日 | 政治
世界文化遺産に登録しようという動きがある「南京大虐殺記念館」や、北京郊外の盧溝橋にある「中国人民抗日戦争記念館」など、中国の「愛国主義教育基地」は益々増強されつつあるようだ。これは日本にとって、看過できない問題だ。これらの施設(要するにミュージアムだが)を訪れる中国の若者は、反日感情が醸成されることはあっても、親日感情は決して生まれない。友好や平和、相互理解が大事だね、という感覚は決して生まれない . . . 本文を読む

海洋国家と貿易関係

2005年04月23日 | 地政学
大陸国家(群)と海洋国家(群)、この二分法はリムランド論とセットだ。米英は後者であり、日本は時として揺れ動くリムランドだ。ただ、近代から現代に向かい、有無相通ずる自由貿易は世界秩序の基本となったから、既に世界中が海洋国家原理に帰依する条件は整ったはずだ(こうした海洋歴史観については、日本財団 図書館:うみのバイブル第3巻が参考になる)。 #アメリカは大陸だから、USAが海洋国家であって大陸国家で . . . 本文を読む

歪曲と不道徳の国

2005年04月23日 | 政治
アジア・アフリカ会議で韓国李首相22日の基調演説より(中央日報) > 過去を歪曲する国、過去を反省せぬ国は未来を開くことはできぬ韓国と中国は、だから心配なのだ。 > 国連のような国際機関で指導的立場に立とうとする国は、経済力や軍事力よりも信頼と道徳性が必須だ中国やアメリカへのいやみにしか聞こえない。> 李首相と北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長と会い(中略)金委員長は「独島だけは南北が力を合わせ . . . 本文を読む

平和主義の輸出

2005年04月22日 | 政治
「いかなる問題も武力によらず平和的に解決するとの立場を堅持している」 これは、アジア・アフリカ会議50周年記念首脳会議で予定される小泉首相の演説の一節である。この方針は、外交手段としての軍事行動をしないという憲法の条項に沿ったものだから、もちろんそれでいいのだが、いかにも当たり障りがない。第二次大戦終了後、外交の延長で武力行使してきた多くの国々の行動に苦言を呈するくらいでないと、本物ではないので . . . 本文を読む

愛国教育と反日感情

2005年04月21日 | 政治
中国情報局より中国外交部の秦剛・報道官は19日の定例記者会見で、記者からの「日本政府は、中国人の中に存在する反日教育(翻訳の原文ママ)は愛国主義教育によって作り上げられたものだとみているが、どう考えるか」との質問に対し(ここでの秦報道官の発言は、12日に行われた唐国務委員と共同通信社の山内社長との会談における唐氏の発言と同じ主旨)、 「どの国においても、国民に対して愛国主義教育を行うのは正常なこ . . . 本文を読む

豪ハワード首相の驚愕発言

2005年04月20日 | 政治
来日中の豪ハワード首相は20日都内で民主党岡田代表と会談した。要点は2つ。 1.安保理に、拒否権のない常任理事国5カ国を加え、その一つが日本となることに賛成する。 2.中国であれほど若者が騒いでいることについて、考えて欲しい(TVなので、記憶で書いている) 拒否権無しの常任理事国案も問題だが、後者には驚いた。中国政府要人の発言と全く変わらない。オーストラリアが欧米の例に漏れず、日本の大戦中の行為 . . . 本文を読む

水晶の昼とホロコースト

2005年04月19日 | 政治
1938年11月9日の夜から翌朝にかけて、ナチスが国中でユダヤ人を一斉に襲撃した。砕け散ったガラス片のきらめきから、水晶の夜と呼ばれた。これはホロコーストの始まりだった。 2005年4月16日、上海で和食料理店や総領事館が暴徒に襲われ、投石でガラスが割れた。中国人が運転していた日本車も群集に襲われた。日本人2人が暴徒に囲まれ、警察の車に逃げ込んだが、ガラスが割られて怪我をした。水晶の昼といっても . . . 本文を読む

華夷思想とヘイト・クライム

2005年04月19日 | 政治
東アジアで問題なのは、中朝韓の華夷思想及びプロパガンダに基づく、歴史的事件や政治的地位の解釈が、日本と落差がありすぎる事だ。そもそも日韓併合の合法性を、韓国は否定している。基本的な解釈が全く噛み合わない。これは韓国の政権に依存しない、国是だ。韓国・中国とも、日本に対しては戦勝国意識を持っているが、妙な話だ(国民党政権の中華民国なら分からんでもないが)。ただ、戦勝国意識の背景に華夷思想があるから、根 . . . 本文を読む

終わりのない被害者意識

2005年04月19日 | 歴史・伝統
2002年3月までの33年間、同和対策に15兆円の公的資金が投入されたという(『被差別のわが半生』平凡社新書)。だが「差別を再生産してきた悪循環に終止符が打たれ」ることは無かったという。それは「蹉跌」だという。 この話は、1979年以来の対中ODAを想起させる。事情は異なるにせよ、両者は構造的に同じなのだと思われる。何が同じなのだろう? 多分、鍵は「被害者意識」だ。被害者意識が無制限に延命 . . . 本文を読む

事件の様々な要素

2005年04月19日 | 政治
瀋陽では、日本総領事館の手前に防衛線を張り、殆ど被害が出なかった。上海では目の前の歩道に警察が並んでいた。投石の届かない距離に防衛線を張れば済む話なので、瀋陽との違いが際立つ。これだけとっても、中国当局がデモに対して意図的・操作的なのは明白だ。 町村外相と唐家セン国務委員(前外相)との会談で唐氏は「国交正常化以来の政策を日本が転換し、中国に強硬な態度で対抗する政策をとっているのではないか」と述べ . . . 本文を読む

迷走する中国政府

2005年04月18日 | 政治
17日の日中外相会談において、李外相は(破壊行為は)「法にもとづいて処理する」「中国政府はこれまで一度も日本国民に申し訳ないことをしたことはない」と延べ、日本の(大使館や領事館等への暴徒襲撃についての)謝罪要求を拒否し、補償にも言及しなかった。 新華社をはじめとした中国国内報道は会談に関して、町村外相が「歴史上の侵略で中国人民に傷を与えたことを深く反省し、おわびを表明した」と伝えた。これはどうや . . . 本文を読む

常任理事国になる資格

2005年04月18日 | 政治
このTBSニュースによると、今年2月ロサンゼルスのコリアタウン(JJ GRAND HOTELのようだ)で韓国人系NGO「今こそ歴史に正義を」が記者会見し(International Solidarity Petition Campaign - No Permanent Seat for Japan at UN Security Council !)、世界8ヶ国のNGOと連携してインターネットで日本 . . . 本文を読む

国際司法専門家の意見

2005年04月17日 | 政治
国際海洋法裁判所(ITLOS)の朴裁判官がソウルで中央日報のインタビューに応じ、国際司法裁判について、さすが専門家ならではのリアルな感覚を述べている。 Q:独島は韓国が長い間占有した土地だ。国際裁判で負けることもあり得るのか? A:裁判とは、当事国が証拠を提出し、法論理を構築して裁判官を説得することだ。(中略)誰しも絶対に勝つとか負けるとか断言することはできない」。 Q:韓国が独島を実効支配 . . . 本文を読む