こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

アームが変わると

2011年12月15日 | オーディオ
仕事量は多かった木曜日

死蔵カートリッジの発掘3本目、B&O MMC20CL。
これは同じくB&O のBEOGRAM6006というターンテーブルで使われていた。
ディスコンになるのがわかっていたからか、あるいは世の中バブルだった
ためか、スペアを2本も買い込んでいて、3本手元にある。これが使われて
いたターンテーブルはリニアトラッキングアームを採用していて、
どちらかと言えば、音よりもデザインを優先していた。QUAD33につなぐ
ことが多かったが、やや細身の高域がスーと抜ける印象だった

DENONの軽量シェルを介して、SME3009-2 に取り付けた。最初は鈍い印象
だったが、すぐにいい音が出始めた。音は骨太、高域は丸い。小編成を
バックに歌う女性ボーカルはかなりいい。POPSは、やや色彩が乏しくなる。
やっぱり 50-60年代のJAZZボーカル用だ。

今日の1枚

[LP]
Sings for Playboys /Beverly Kenny

1957-8年ステレオ録音

伴奏はピアノとベースのみ、あざとい演出はなく素直に歌っている。
声は甘く少しハスキー、おまけに大変な美人で、人気が出ないはずは
ないのに、なぜか彼女は若いうちに自殺してしまった。
このDISCは1990年代に復刻された物だが、オリジナルを聴いてみたい
とも思わない。

Shure type3 で聴き直すと、情報量は増えるものの録音の古さを
感じさせてしまうところがあり、B&Oの勝ち。針先の動きがこなれて
ますますいい音になるの期待、なんせ3本もあるのだから。


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