こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

あの娘

2011年08月31日 | オーディオ
スマホではなくガラケーと契約することを決意した水曜日

PX25 をずっと眺めていると、フィラメントが美しいのに気づく。
やはり真空管は最高の工芸品のひとつだと思う。1950年代のユニットを
あのガラス球がドライブして音を出す。デジタルアンプが低能率SPを
ドライブするのとは別の世界が間違いなくある。その両方を味わえる
いい時代を生きているのだと思う。

今日の1曲は

[DS]
[あの娘 / 中島みゆき]

1983年リリース

デビュー~1980年代前半までの中島みゆきは神がかっているかな。
カップリング曲でも駄作がほとんどない。ずっと聞き続けることに
なるだろうな。

PX25 se

2011年08月30日 | オーディオ
書類書きの火曜日

パーツを入れ替える必要が出てきたため、セミリタイヤしていた
PX25se を、調整しなおした。PX25 は高価な球だが、フィラメント
切れやエミ減が続いて凹んだ。この最後の2本は、交流点火にして
動作も軽めに使っている。それでも出力は5Wくらいは出ている。
VR37-PX25-CV378 のラインナップは、MH4のナス管VR37を手に
入れた時に決まった。ヒーターのハム音は、10分も聴いていたら
気にならなくなる。

今日の1枚は

[LP]
NIGHT LIGHTS / GERRY MULLIGAN

Gerry Mulligan: baritone saxophone,piano,clarinet
Art Farmer: trumpet,fluegelhorn
Bob Brookmeyer: tromborne
Jim Hall: guitar
Bill Crow: bass
Dave Baily: drums

1960年代のステレオ録音

ドラムのブラシは、RE604 のほうがいい感じに鳴るが、ベースは
PX25がいいかな。それならいっそ、マルチアンプ化へ...、悩みは多い。

Black Orpheus は文句なくいい。



kinsky

2011年08月29日 | オーディオ
妙にしんどかった月曜日

デジタルファイルの再生は、PCではなくLINN のSneaky DSを
使っている。LINNとしては入門機だが、アナログとデジタル
の出力があり、またパワーアンプも内蔵されているので直接
スピーカーをつなぐこともできる。是枝さんのラ技の記事を
参考に、スプリットトランスも入れて、PC側とオーディオ側
のアースラインは分離している。

最近、Software Version をDavaar 1 にupdate したのを機に
コントロールソフトをkinsky に変えてみた。

安定動作でかつ、機能もインターフェイスにも満足している。
当分これを使うことになりそうだ。

今日聴いたのはインターネットラジオ

[DS]
Internet Radio [LINN JAZZ]

320kbps ではあるが、音質的にはやはり満足はできない。



アキシオム 80

2011年08月28日 | オーディオ
野球観戦に行った日曜日

もう10年以上前に、無線と実験の売ります買いますコーナーで、
アキシオム80のレプリカを1本、20000円くらいで手に入れた。
市販されている推奨箱に入れて、モノラル再生に使っている。

最近作ったR120ppアンプをつないでみたら、これが良く鳴る。
今まで1.0W 前後の直熱管アンプで鳴らしていたのは、失敗だった
様だ。高域の再生では、我が家ではこの組み合わせが1番美しい。

R120pp アンプがステレオになるまでは、アキシオム80はこの
アンプで鳴らそう。

今日の1枚は

[DS]
バッハ:チェロ・ソナタ第1番ト長調

カザルス、バウムガルトナー

1950年のライヴ録音

この録音はアナログ盤も持っているのだが、CDからリッピング
した音源で十分だ。


どっちが殺した

2011年08月27日 | 小説 映画 DVD
出張から戻った土曜日

金 土と、普段の仕事から解放されて、神戸に学会出張。
往復を利用して、東野圭吾の「どちらかが彼女を殺した」
を読んだ。最後までというか、付録の袋とじを読んでも
犯人は明かされず、読者はサスペンス(宙づり)状態に
置かれてしまうのだが...。もっとも、袋とじにヒントが
あるので、犯人にはたどり着ける。
そんな実験的な小説で、他の作品より加賀恭一郎の魅力は
少ないのだが、一気に読ませてしまうあたり、東野圭吾も
地肩が強い。話の展開は古風なのだが...。

今日の1枚は

[DS]
百々 徹 ライヴ

百々徹(pf)、佐藤恭彦(b)、広瀬潤次(dr)

2004年1月20日 新宿ピットインでの録音

MUSIC BIRD のPCM 放送がなくなり衛星ラジオへの興味は
ほとんどなくなったが、成り行きでSPACE DiVAと契約して
以前と同じ番組を聴いている。
音も使い勝手も良くなったところはないが、しばらくは
付き合っていくことになるのだろうな。
送られてきたチューナーにはデジタル出力がなく、アナログ
出力をまたデジタル変換して録音しNASへ保存、再生は
SNEAKY DS を使っている。


もちろんミュージシャンに不満は全くない

RED

2011年08月23日 | 映画 DVD
孤独な火曜日

「RED」をDVDで観た。REDとは、RETIRED EXTREMELY DANGEROUS のことで
引退した危険人物 という意味。モーガン・フリーマン、ヘレン・ミレン、
そしてブルース・ウィルスなど豪華メンバーで作られた、アクション映画。
ベテランが、身に付けた技術と知能で組織と戦うお話で、楽しめるのだが
それほどインパクトあるわけではない。
続編が作れない(おそらく)のは残念。

今日の1枚は

[LP]
「Miles in Berlin / Miles Davis」

1964年 Live録音

マイルス・デイヴィス(tp)
ウェイン・ショーター(ts)
ハービー・ハンコック(pf)
ロン・カーター(b)
トニー・ウィリアムス(drs)

語る必要のない名盤だが、自分にとってのMilesはこの辺りまで
なんだな。ベルリン録音だが、やっぱりJBLで聴きたい。



R120 のヒーター

2011年08月22日 | オーディオ
いろいろあった月曜日

ずっとR120ppで音を出しているが、ノイズレベルがやや多い。
入力端子の配線をやり直したほうがよさそうだ。このR120
外観だけでなく、ヒーターも非常に美しい。最高の工芸品
のひとつだと思う。
写真は少しアングルが、微妙だな。

今日の1枚は

[LP]
STEAMIN' / The Miles Davis Quintet

1956年のモノラル録音

プレスティッジに残したマラソンセッションの1枚

雷桜

2011年08月21日 | 映画 DVD
何もしなかった日曜日

蒼井 優、岡田将生の「雷桜」をDVDで観た。実在の人物がでてくる
のだが、下地になった実話があるのだろうか。所詮は、蒼井優と
岡田将生の映画なのだが、一貫したテーマはきちんと描かれている。
自分的には、両親を恨みながら父親と同じことをしてしまう、
回帰のドラマと観た。「武士の一分」の時も思ったが、三津五郎は
あの役どころで、良く出てくれたな。

今日の1枚は

[CD]
[Everything Must must change /lady Kim]

2004年 日本での録音

完成したR120pp のモノラルアンプで聴いた。トラブルの洗い出しを
しているので、SPがボロだが、高音に独特の輝きがあるように思う。
NFB は8 dBくらい、残留雑音はギリ1.0mV以下になっている。
入力を短絡するとぐっと雑音レベルが下がるので、入力端子付近
での工夫で、もう少しクォリティーが上がるかもしれない。

R120 pp モノアンプ 完成

2011年08月20日 | オーディオ
それほどでもなかったドヨ~ン日

R120 pp モノアンプが完成した。今はヒーターだけつけてウォーミングアップ中。
6J5 - ECC33 - R120 pp 整流管は予定通り、5Z4。整流管はやはり熱くなる。
明日は、計測とNFB回路の調整、できれば音を出したいな。

今日の1枚は

[LP]
「OUT TO LUNCH / Eric Dolphy」

1964年 ブルーノート

音的には、えっこれがJAZZ という部分もあるが...。
1曲目の HAT and BEARS は文句なく良いぞ。

シングルモルト

2011年08月19日 | お酒
午前はゆっくりできた金曜日

最近は、寝る前に儀式としてシングルモルトを飲んでいる。
今日はアードベッグの10年物、やっぱりピートが効いているが、
色も後味もすっきりしている。悪くないが、飲みすぎるかな。

今日の1枚は

[LP]
「Brilliant Corners/Thelonious Monk」

1956年のモノラル録音

いい音で聴きたいが、聴いてるうちにそんなんことは
どうでも良くなってしまう、そんな1枚。
ロリンズのテナー、やっぱり良いな。