こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

シャーシ

2010年07月16日 | オーディオ
釈然としない金曜日

F2aWPP アンプ用に、シャーシを2組ヤフオクで落とした。MT管ドライブなら
左のシャーシで出力トランスはF2021、C3gドライブなら右でトランスはF2012
と決めていた。結局、F2a はかなり発熱するため、コンパクトアンプはあきらめ、
右のシャーシの採用となった。(左は浅野さんの300Bウィリアムソンアンプ用に
とっとこう)
電源トランスはヒーター用の端子からするとPC3004しかない。とにかくやたら
ヒーター電流を食うアンプで、Z2cのヒーターはやや容量不足の端子から供給
されることになる。計画を練りながら、整流管をGZ34へ変更しようと何度思った
か...。
でも今までコツコツ集めてきた、Z2cの美しい姿をみると日和れないのだ。





F2a ダブルプッシュプル ドライブ段

2010年07月12日 | オーディオ
忙しくなるか、月曜日

文献に使われていた真空管など、ドライブ段で使えそうな球をを集めてみた。
左から、CV4085(GEC)、E80F(siemens)、EF804S(telefunken)、C3g(siemens)
E80CC(siemens)、EF86(Mullard) ...。
CV4085とEF86は、外観の美しさや信頼感で頭一つ抜き出ているのは間違いない。
伊藤先生が、何故あえてE80Fを初段に使われたか、あまり理解できない。V69で
使用されたEF804Sも、伊藤先生がEdアンプで使用のE80CCも堅牢でいい音がしそう。

PK帰還を併用する可能性もあり、ある程度ドライブ段もゲインが必要となるので
最終的には、EF804SとC3gが残った。F2aはヒーターが6.3V 2Aで発熱対策が必要。
結局、デザイン上の問題で、C3gをドライブ段として計画することとなった


F2a ビーム管接続

2010年07月11日 | オーディオ
選挙の日曜日

回路はまとまったものの、アンプ作りははかどらない。とりあえず
参考文献をまとめた。

1) 朝比奈準一:F2a-11 シングルステレオアンプ
ラジオ技術 10月号 .1988年

2) 渡辺直樹:F2a-11 ダブルプッシュプル 40W アンプ
欧州系真空管アンプのすべて.1989年

3) 伊藤喜多男:音響道中膝栗毛 巻末附録 .1987年

4) 小川一朗:F2a 三結プッシュプル モノラルアンプ
ラジオ技術 1月号 2003年

5) 岩村保雄:F2a プッシュプルアンプモノラルアンプ
無線と実験 2月号 2008年


1)とほぼ同様のアンプを実際に作ってみた。音の安定感が気に入って4-5年メインに
使い、今でもごくたまに動作させている。その時にV69を知り、今回のアンプを計画
したのだが、実際着手するのに20年近くもかかってしまった。
5)は、ビーム管接続、4)は三結、3)はUL接続、2)は回路図では(印刷ミスで)はっきり
しないがTetrode接続のはずで、無帰還なのにDFが2.0とのこと。

出力段はビーム管接続とし、せっかくF2012には専用の巻線があるので、カソード
NFB をかけることとした。このアンプはコーナーGRF 用なので、DF は3くらいは確保
したい。そのためには、他の負帰還(PK帰還など)が必要かも。


腰痛持ちのアマチュアアンプビルダー

2010年07月04日 | オーディオ
きついな~土曜日

この5年くらいの間に、動けなくなるほどの急性腰痛症を何度か経験した。
さすがに、重いアンプを作る勇気がなく、LS7ppやRE604seなど比較的軽い
アンプばかり作ってきた。音には満足したが、何となく物足りない。

トランスの棚をみると、TAMURAのF2012が出番を待っている(気がする)。
昨年、一念発起でF2aWPP を計画、最近やっと回路がまとまった。なんとか
この夏中に完成させたいものだ。

整流管はもちろん、Z2cだ。