こだわりのあなろぐ盤

JAZZ 親爺の聴くクラシック

晩年のクラリネット

2008年09月02日 | 音楽ソフト
落ち着いた火曜日

ブラームスの室内楽を聴いていると、クラリネットの曲が必ず聴きたくなる。
晩年、創作意欲が減退し始めたブラームスが最後に取り組んだ楽器が、クラ
リネットであることはよく知られている。
楽器の特徴もあり、陰影の濃い名曲、枯淡の心境と言ってしまうのは単純
すぎるか。

[CD]
ブラームス / クラリネット・ソナタ第1番 第2番 120

カール・ライスター(クラリネット)
フェレンツ・ボーグナー(ピアノ)
1996~97年録音

ライスターはこれが3回目の録音か、グラモフォン盤よりはこちらを聴くこと
のほうが最近は多い。CDではあるが、音の鮮明さだけでなく陰影も十分とらえ
られた名録音と思う。

COUNT CLASSIC LP 2 (SA)CD 1 JAZZ LP 2 (SA)CD 5 ETC LP 0 (SA)CD 0


ブラームス没後111年

2008年09月01日 | 音楽ソフト
夏休み明けの月曜日

今年はオーディオではマランツのmodel 9のレプリカを導入した。
ただ、少しトラブルが続き調整がうまくいかず、まだ満足できる状態に
なっていない。EL34は松下のもの8本組みとムラードを8本用意しているが
それもまだ換装できていない。秋のうちになんとか、仕上げてゆっくり
音楽に浸りたいものだ。model 8b をつなげばそれなりに鳴ってしまうのも、
調整が進まない原因かもしれない。

さて、今年はブラームス没後111年(ひどいこじつけ)なので、ブラームスを
中心に聴こうと思う。最近、フィリップスのブラームス室内楽全集を手に
入れた。オランダプレスのLPで、グリュミオーやボザールが中心の録音集。
1970年代の録音の様。グリュミオーのヴァイオリン・ソナタから聴いたが
みずみずしい音で満足した。

[LP]
ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト長調 作品78『雨の歌』

アルテュール・グリュミオー
ジェルギー・シェベック

1975~6年録音

フィリップス録音はやはりSPUに#7のイコライザーでないといけない。

COUNT CLASSIC LP 2 (SA)CD 0 JAZZ LP 2 (SA)CD 5 ETC LP 0 (SA)CD 0