先日、八王子の日野オートプラザ(21世紀センター)で眺めた、レンジャー・ダカールラリー参戦車を紹介してみます。日野自動車は、91年以来現在まで、同ラリーに参戦し続けて来ており、展示車は初期となる96年のクラス(カミオン10L未満)優勝マシンだそうです。ちなみに、現在までベースモデルもフルモデルチェンジしていますが、展示車のエンジンはJ08C(およそ400ps台後半)から、現在ではA09C(700 . . . 本文を読む
先日、藤沢市にあるいすゞプラザで見た路線バスエルガの現行仕様を紹介してみます。エンジンルームの写真のみNet入手です。
ご存じの通り、いすゞと日野のバスはJBUSを設立し、それぞれのブランドとして販売しています。この内、観光系は日野が主体のJBUS小松で、路線系はいすゞが主体のJBUS宇都宮で製造している様です。従って、この路線系となるエルガも、JBUS宇都宮で、ほぼいすゞのテクニカルデザイ . . . 本文を読む
近代、様々な国家運営機関が民営化されてきました。国鉄、電話、郵便、他などです。これら国民の多くが関わり、都会から田舎まで全国各地津々浦々までを、ある意味で公平、公共の利を求めるべき機関を民営化して来た訳です。この理由は、様々な効率低下だとか競争原理と働かせるという名目だった訳ですが、真に国民の利益を果たしたかと見つめた時、甚だ疑問の改革内容だったと思えてしまいます。そんな中、地元沼津の鉄道高架の . . . 本文を読む
2018年も暮れていきます。写真は今朝(12/29AM7頃)の沼津市内浦重寺付近から見た富士です。寒冷地の方には笑われますが、沼津では今冬の今朝初めてクルマのウンドガラスの氷結を経験しました。走行中の車外温度計は、氷点下2℃程度を表示していました。厳寒の早朝に朝日を浴びて薄く赤味を帯びた富士は誠に美しいと思います。
余談
ところで、この付近から見る富士では、中央右寄り中腹に巨大なクレーターが . . . 本文を読む
日頃からヨットだとか帆船にさほどの感心はなかったのだが、今年9月のロシアでの帆船レースで沼津を母港とするAmi号がクラス2位に入賞したと報道で知り、ちょっと感心を持ち、静浦漁港の堤防内にて遠望してきました。
全長16mちょっとの黒い船体で、2本のマストを持つ船体で、この様な2本以上のマストを持つ船をスクーナーと呼ぶことを知りました。マストを除けば船高は低く構え、帆走中は風向きによるでしょうけ . . . 本文を読む
昨日、八王子の日野21世紀センターを探訪したことは従前記した通りです。この八王子とか隣の日野市辺りのことを、江戸時代は武州と呼んだ地です。この地で私が真っ先に思い浮かべるのは、新選組の発祥の地だということです。新選組と云えば、鬼の総長と云われた土方歳三(ひじかたとしぞう)を思い浮かべるのですが、生誕家である土方資料館は月に2日しか開いていないことを知り、諦めました。しかし、せっかくこの地に来たの . . . 本文を読む
昨日の、日野21世紀センターの第2弾報告として、木骨構造キャブのトラックを紹介してみます。ボンネットからフロントウインドスクリーンまでの形は、昨日紹介のバスこ近似しています。中・大型トラックでは、新車製造からボデー架装のためにキャブ付きシャシーの状態で、ディーラーナンバーで道路を運行しているのを現在でも見ます。この当時では、フロントスクリーンとメーターパネル、ステアリング、各ペダル類が付いた運転 . . . 本文を読む
初訪問の日野21世紀センター・オートブラザにて見たボンネットバス(BH15)を紹介してみます。素人ながら、機関系は不明ですが外観や内装は、恐らくこのクルマの新車当時より品質高いのではないでしょうか。そこまで完璧に近いレストレーションがなされていると思います。
同オートプラザの展示物は、まだまだ面白いものがありましたが、何れ機会を見て紹介したいと思います。なお、この21世紀センターというのは、 . . . 本文を読む
当件は、本コーナーの8/15付けで記した続きの話しです。その後11月に車検入庫し、ベルト類は全数取替してもらっていましたが、最近、また回転上昇でギャーとベルトのスリップが発生する様になってしまったという続きの話しです。張りを見るとやはり緩るく、初期摩耗により張力低下を起こしたのでしょう。以前記している様に、クランクプーリーとの位置関係で従側に位置し、しかもトラックより圧倒的に発電量の大きいオルタ . . . 本文を読む
先回の山海堂の「エンジン設計の要諦」から、知ってはいるつもりであったが新たに知る知見も含めて記してみたい。
さて、世に自動車用や船舶用など様々な内燃機関と発電用タービン機関がありますが、それら熱効率は30~40%といったところでしょう。つまり、残りの60~70%は、排気だとか熱だとか摩擦だとかに消費される損失となるのは知るところでしょう。話しは飛びますが、今や日本中で多くの原発は停止(あくま . . . 本文を読む
内浦重寺の淡島がある陸側山腹を、ぶらり散歩してみました。目的地は、白山神社と隣にある重寺観音堂です。
距離は500mもないのでしょうけど、大変なものだよ急坂がです。途中まではクルマも入れる様ですが、住人だとか各種配達人は大変でしょう。それでも、10分も歩かず、目的地に到着しました。以前に、この南方近くにある医源寺を探訪していますが、途上で南に見えました。その時も、昭和の風景と感じたものですが . . . 本文を読む
近日図書館から借り出した「自動車用ガソリンエンジン設計の要諦」という、ちょっと小難しい本に基づいて記してみます。ところでこの書籍の出版社は「山海堂」でしたが、倒産してしまって久しく経ちます。自動車関連で調べてみよう、研究してみようという者にとって、非常にためになる数々の本を見てきたのですが大変残念な倒産でした。昨今は、三栄書房というところで「MF・イラストレーテッド」なるメカ解説本が様々な表題で . . . 本文を読む
本年7月22日午後5時47分頃、沼津市大塚付近の国道1号線で多重追突事故(以下)が生じていた様です。
追突車両はハマーH3黒→ウッシュ(銀)→ヴィッツ(ベージュ)→ジムニー→ラパン
Youtubeは該当事故の玉突き追突4台の内、真っ先に追突された被害者がアップした様です。その中で、「加害者氏からの情報削除要求と執拗な脅迫が止まないので、不本意ではございますが、サイトを閉鎖」などと記されてい . . . 本文を読む
前回に続いて、淡島ホテル内でJazzライブのイベントありましたので紹介してみます。
前回に続いてのイベントですが、今回はホールでなく、1Fロビーと2Fの間にある中二階みたいなコーナーで、4名(サックス、ピアノ、ギター、ドラム)での演奏です。ボーカルないけど、Jazzスタンダードからクリスマスミュージックまで、非常に良い音で楽しめました。やはりどんな優れたオーディオ機器でも、原音に勝ることはない . . . 本文を読む
※ボデーリペアについて、特に作業時間に関心ある方向けの戯れ言です。
1.始めに
なんだかんだとクルマに関係する業務を続けていると、何十年も眠り込んでいた書籍や資料が掘り出され、改めて新鮮な思いで当時の出来事と共に記憶が蘇って来ることがあります。そんな一例として記して見ます。
2.時は1980年代中頃
1980年代中頃、私の住まいから10km程東方に三島という地があり、ここから世に名高い箱根 . . . 本文を読む