私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

ふそう大型車リコール点検実施について

2017-03-25 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 表題の三菱ふそう車(前輪独立懸架車)において、予てよりフロントサスペンション・ロワアームを支持しているセンターメンバーが腐食による減肉など強度低下によりアームの分離から操舵不能に陥る恐れがあるとして、昨年はメーカーサービスキャンペーンを点検が実施していた。これについて、幾ら製造後20年を超過するからといえ、車両骨格の根本に腐食が生じ、大事故になりかねない危険を生じるのは、メーカーの製造瑕疵に関わ . . . 本文を読む

R56前期バルブタイミングの狂い多発のこと

2017-03-11 | BMWミニ
 この問題は過去に何度か記してきた。これは、BMWミニ(R56系)の前期型(N14およびN12エンジン)で多発している問題であり、クーパーS(N14)の一部車体番号のみ、メーカーサービスキャンペーンとして対応している。しかし、それ以外のN14エンジンやターボなしN12エンジンでも多く見られる現象だ。  現象は、ある瞬間(エンジン始動のクランキング時や加速からの反転減速時など)を切っ掛けにして、エ . . . 本文を読む

大型車の右折事故を再認識する

2017-03-02 | 事故と事件
 昨日、関係する旅客運輸会社に関わり運行管理者講習を久しぶりに受講したのだった。  旅客運輸関係は、昨年1月に軽井沢で15名死亡のバス事故が生じたことから、関係法令が強化されており、当局の監査も厳格化されつつある。と、まあ、NASVA関係者の眠たくなる法令の話はともかく、民間講演者(大手旅客運輸会社67才氏)の現実の事故と関る要因についての講演は、改めて大型車ならではものと頷きながら聴き、改めて周 . . . 本文を読む

修理屋選びの難しさ

2017-03-01 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 クルマというのは身近な存在だけど、その修理をどこでやれば妥当なのかを考えたとき、難しい問題を含むと思っている。  購入したディーラーなら、メーカーというブランドがあり安心かといえば、そんなことは断じてない。次々と部品を替えられ、それでも治らないという話は良く聞く。ボデー修理なんかは最悪だ。いわゆる骨格部位(溶接系)パネルを板金技能がない故に、安易に交換してしまう。修復後、買取業者の査定に見せる . . . 本文を読む