私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

パトカー事故の考察

2017-10-31 | 事故と事件
 何処かの誰かさんが写した高速道でのパトカー事故だが、面白半分に考察してみたい。ところで、警察署の近くの板金工場など、パトカーが事故修理で入庫している事例は多い。まあ、今回の様な大事故(全損だろう)は滅多に見られないが・・・。  今回の千葉県警のパトカーだが、一葉の写真からは、クラウンかマークXか判らんが、いずれもロワボデーは共通だし、アッパーボデーが違うだけでクラッシュ特性も類似の範囲だろう。 . . . 本文を読む

弁護士って高い倫理が求められる職業なんだが・・・

2017-10-30 | コラム
 今日のニュースで知る、アディーレ法律事務所の東京弁護士会による懲戒処分について思う所を記す。このアディーレを含め他にも類似の法律事務所があったと記憶するが、前々からラジオで繰り返し聞かされる借金に関わる金利額の過払い金返還交渉の代行の内容だが、まったくウザイCMだし、ヒマで仕事がない弁護士や司法書士が多いことを予想させるものだ。弁護士会は自治組織だが、今回の問題を4年以上も放置してきて、やっと懲 . . . 本文を読む

自動車メーカー完成検査問題の続き(その5)

2017-10-27 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 呆れた日産自の完成検査問題だが、どうやら国交省で全メーカーに現状報告を求めたのだろう。トヨタ、ホンダ、マツダなど6メーカーで法令違反はないという報告(あくまで自己申告)があったが、スバルが日産自と同様の問題があり、リコールを届け出ることになったそうだ。この問題、日産自にとって、もしかしたら他にも同類が居たかと安堵しているとんでもない経営陣もいるかもしれない。特に会見を行った。西川某なる社長当たり . . . 本文を読む

フランチャイズチェーンの害毒

2017-10-26 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 昨今は、各種フランチャイズチェーンが大流行だ。その筆頭はコンビニだが、昨日まであったコンビニが今日はもぬけの殻という状態を目にする機会は多い。コンビニは既に過剰出店で頭打ち状態の感を持つ。  さて、クルマ関係のフランチャイズだが、主に車検などを中心に行うフランチャイズとして、ロータスクラブ(ここは同友会組織で正確にはフランチャイズではない)、コバック、車検の早太郎、ホリデー車検などがある。かつ . . . 本文を読む

TOYOTA JPN TAXI発売のこと

2017-10-23 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 ニッサンがタクシー専用車のクルーの販売中止して以来、今や街を走るタクシーと云えば、8割方がトヨタ・コンフォートが長年(1995依頼2年の休止を含み22年生産)販売され占有して来た。それが、とうとうフルモデルチェンジを果たすことになった。名称は、「JPN TAXI」と名打つが、背高のワゴンスタイルで明らかにロンドンタクシーを意識した外装デザインコンセプトであることが判る。  外装デザインと共に、 . . . 本文を読む

総選挙・何も変わらない・・・

2017-10-23 | コラム
 突然の衆議院解散と総選挙が終わったが、結果は自民公明の圧勝というべき結果で、何も変わらない。最終投票率は前回52%余りと低くかったが台風直下の投票日だった今回はもっと低いのではないかだうか・・・。  しかし思うに国民の多くが現在の自民公明政権がやっていることに賛意を持って称賛しているとは思えない。しかし、現実は突然の解散(それが戦略な訳だが)に野党はドタバタを繰り広げ、国民の夢を託すべき政策を . . . 本文を読む

【映画の話】ブレードランナー

2017-10-22 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 映画ブレードランナーは1982年の米国映画だが、正直云って映画作品として個人的な評価は低い。それは、ストーリーに面白みがないとか、ともかく引き込まれる魅力に乏しいからだろう。しかし、世の中には、このブレードランナーマニアというべき人々も存在する様だ。(あくまでマイナーな存在だろうが)  ブレードランナーを個人的に評価するならば、未来映像の背景を示したシド・ミード(インダストリアルデザイナー)の世 . . . 本文を読む

日産自の杜撰完成検査問題に思うところ(その4)

2017-10-21 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 今回の日産の完成検査問題だが、自身満々というか若干傲慢ささえ感じる西川某なる社長会見から程なくして、問題の発覚後も同様の仕業を継続していたことが再度暴露されるに至った。(またもや内部告発だろう)  これを知り、戦争だったら、この部隊は負けるなと思わずにいられない。上層部がテンヤワンヤで混乱している中、明確な指令が下せなかったことは当然あったろう。そんな中、現場はとりあえず進めなければといった雰 . . . 本文を読む

テスラモーターを斬る

2017-10-20 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 大上段に「斬る」と表したが、テスラモータース社(以下テスラ社)のクルマの現物を見たこともなく、その詳細情報を知る資料もないが、Webおよび報道情報より、個人的主観を多分に含み思うところを記す。  テスラ社の株式時価総額はGMに匹敵する程の額だそうだ。しかし、自動車メーカーとしてのテスラ社の従来までの現状は、モデルSを推定年産2万台程作る小規模メーカーに過ぎない。この現状から躍進しようと、年産1 . . . 本文を読む

ドライヴィングテクニックについて

2017-10-17 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 ここでは、レーシングドライバーでもなく、はたまたJC08排出ガス・燃費試験のテストドライバーでもない筆者の私見として、道路を如何に快適、安全、適度に早く、燃費を考慮しつつ、パッセンジャーに不安や不満を抱かせることなきテクニックとはどういうものかといったことを記す。  レーシングドライバーの場合、第一義的に速さが求められるのだろうが、単に早ければ良い訳ではない。ドライバーによってタイヤの寿命も異 . . . 本文を読む

自動車評論家不審論

2017-10-15 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 相当以前より自動車評論家が書き表す文章は読まないことにしている。その理由は、正にメーカーの宣伝に終始し、ほとんど批判らしいことを評価しないことにある。稀に批判めいたことがあっても、取るに足らない内容だったり、次回のマイナーチェンジで改修されるだろうなどとお茶を濁しているに過ぎない。  ネット時代になって久しいが、この様な下らない自動車評論家が増殖している様だ。そして、だいたいが、元レーサー(優 . . . 本文を読む

日産自の杜撰完成検査問題に思うところ(その3)

2017-10-13 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 今回の日産の検査問題は、本質として極めて重大なものだと思う。しかるに、日産の西川某なる社長会見を視聴するに、「大変申し訳ございません」と云いながら、「検査は確実にしており安全に問題ない」と云いきる。会見全体として真摯な反省を示す対応というより、どちらかと云えば強気ともとれる印象を持つ。だいたい、これだけの問題の会見ともなれば、複数以上の役員が同席し、首を垂れると共に、不測の質問にも回答できる様な . . . 本文を読む

トヨタが車種削減へ

2017-10-13 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 トヨタが2020年代半ばまでに、現行60車種程度の車種を半減するとアナウンスした。車両販売が頭打ちとなる中、生産効率を上げ原価維持による収益確保の戦略ということなのだと理解する。  しかし、思うのは最近のクルマは社名のエンブレムを見て、初めてメーカーが判る程に類似性がある。コモデティ化という表現があるが、その意味合いは商品が、どのメーカーの商品であっても差異は大差ない状態になったものといったも . . . 本文を読む

こんな儲からないことよくぞやりだした・立派

2017-10-11 | 車と乗り物、販売・整備・板金・保険
 マツダのことであるが、初代ロードスター(以下NA)のレストアをメーカー自身が行うという。そして、復刻版のリペア部品まで販売するという。この報を知り、数で勝負の自動車メーカーが、たかが知れた台数しか見込めないNAを対象に、「よくぞやりだした、立派なことよ」と思うのだ。  当方は数千の自動車板金工場において、多くのレストアなる作業も観察する機会があった。その作業と、該当板金工場の経営者と話をして思 . . . 本文を読む

6月の東名高速追突事故に感じる

2017-10-11 | 事故と事件
 今年6月、神奈川県大井町の下り車線の追い越し車線で生じたという追突死傷事故だが、昨日(10/10)の報で、被追突車の前に回り込んで、無理やり停止させた石橋某(25)が関与していたとされると知る。流石に日本の警察は優秀だから、こんな重罪犯を3ケ月も要しなければ検挙出来なかったというのだから恐れ入る。行政官僚は、思考と行動が鈍足で、これでは本来捕らえられるべき罪人を、取り逃がすこともまま多いだろう。 . . . 本文を読む