Fledgling Death / compilation 1996-1998


US発 Brutal Beatdown/Moshful Death Metal、Fledgling Death
全14曲入りコンピ音源。

リンクしました myspace を見ると、バンドのサウンドを Afro-beat/Bluegrass/Nu-Jazz と形容されていたり、メンバーの写真や曲のタイトルなどなどから、ちと おふざけ の入ったバンドではあるのですが、ところがどっこい、サウンドはズリズリなビートダウンパート満載の実にかっこのええデスメタルなのです。。楽曲は所々で走るパートはあるものの、あくまでミドルで突き進むのがベースとなっていて、そこから更にズリズリに落としてくるので、もう堪らなくてチビりまくりなのです。。。US は New York出身ということで、NYといえばトロイ、トロイといえば極悪ハードコア/デスメタルバンドを思わず思いだすのですが、この Fledgling Death のサウンドにも少なからず極悪ハードコアの血が流れておりますな。。ですので、ビートダウン/モッシュフルなデスメタリックハードコア好きの方も、思わず唸らすサウンドではなかろうかと。。。

バンドは現在は活動していないみたいですが、ぜひサウンドをチェックしてみてください。。
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Pencil Lead Syringe / Suffocated and Embalmed


US発 Brutal Death Metal、Pencil Lead Syringe
2007年の 12曲入り 1stアルバム。

ブルータルに畳み掛けるパート、引きずる様に落としてくるビートダウン/モッシュなパートを織り込んだ、緩急の付いたブルタルへヴィーでエクストリームなサウンドは、ベタな例えですけど、いわゆる Devourment ライクなサウンドでして。。。ヴィーヴォーでゴーリーなヴォーカルさんも実にブルータルでえげつな極まりないです。。この手の走っては落とすブルータルモッシーなサウンドを出すバンドは、正直、数多く存在するのですが、この Pencil Lead Syringe のブルタルさ、落としてくる曲展開は、個人的な好きなツボのど真ん中を突いてきまして、この音源を入手してからというもの、かなりのヘビーローテ音源なのです。。楽曲によってはフッと抜けるパートがあったり、少しカオティックな暴発をみせたりするのも、聴いていて思わず惹かれる要素なのです。。

リンクしましたmyspace にてぜひチェックしてみてください。
いやー、堪らんかっこええです。。
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Insania / Agony - Gift of Life


スウェーデン発 Melodic Power Metal、Insania
2007年の 12曲入り 4thアルバム(輸入盤)。

1曲目のイントロに続いての2曲目の初っ端のギターのメロディアスで泣きの入ったフレーズで早くもチビりました。。3曲目のサビでの切なさ、そしてギターソロ、続く4、5曲目と進む疾走曲の流れも実に堪りませんな。6曲目で一息入れて、7曲目は疾走曲なのですが、ラストのメロウなギターが奏でられるスローな曲展開に思わずため息です。。10曲目のリフレインされる切ないギターのフレーズもチビりますのぅ。。ラスト、12曲目も良いですな。。

個人的に好きなバンドですので、良いとか堪らんなどというひいき目な感想しか書きませんが、メロディアスなサウンド好きの方には文句なしなアルバムではなかろうかと思いますのです。。毎度のちと大袈裟な感想ですが、生きてて良かったのぅ....としみじみとしてしまうくらいの音源です。。myspace にて 2曲目"Facing My Destiny" 、5曲目"Gift of Life" をぜひチェックしてみてください。。
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Sabacthani / A Rising from Here


メキシコ発 Melodic Death Metal、Sabacthani
2007年リリースの 13曲入り 1stアルバム。

とにかく前へ前へという勢いが前面にでた、聴いていて気持ちの良いスタスタと疾走しまくる曲展開。その疾走サウンドの上でメロディアスなフレーズ/メロディーを奏で続けるギター。。楽曲により少しノーマルヴォイスが入っておりますが、メインはシャウトに喚き歌うデスヴォイスです。。。この疾走感、そしてこのメロディアスさ。。もう、これぞメロディックデスメタルなサウンドで、聴いていると思わず顔がニヤけてきますのです。。正直、ベタベタでコテコテなメロディックデスメタルサウンドです。ですが、この王道で正統派な一徹メロデスサウンドに、ちと似た様なフレーズ、メロディーが云々....などという細かいことを言ったら罰が当たりますのです。。ベタベタ、コテコテでいいじゃないか委員会発足です。

リンクしました myspace にて、アルバムの 2曲目"Winding Forest"
4曲目"The Reformer" をぜひぜひチェックしてみてください。。
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Stormcrow / Sanctum - split


US は オークランド発 Stormcrow
US は シアトル発 Sanctum
共に Death Metallic Crust なサウンドで、2006年の計8曲入り split LP。
CD盤もリリースされております。

・Stormcrow (3曲収録)
以前 にEP音源を紹介しているのですが、個人的にかなり気に入っているバンドです。。Bolt Thrower なデスメタルサウンドに更にドロドロとしたドゥーミーなパートを組み込み、緩急の付いた分厚く重心の低いダークメタルクラストサウンド。。ロウでディープに歌い上げるヴォーカルさんも強力です。。楽曲の、特にドゥーミーに引きずる様なパートでの、ほのかに漂うメロウ、悲愴さは、ヴォーカルさんが影響を受けたと挙げている WorshipMy Shameful 等のフューネラルドゥームバンドからの影響も少なからず入っているんだろうなぁ、と思うのです。。バンドの HP では、Oakland Ripper Crust と記されておりますが、サウンドはオールドスクーリッシュでダークなデスメタルサウンドですので、細かなジャンルは抜きにして、ぜひともメタルサイドの方にもチェックしてみて欲しいバンドです。

・Sanctum (5曲収録)
影響を受けたバンドに Bolt ThrowerAxegrinderEntombed などなどのデスメタル/クラスト系の名前が挙がっていて、まさにそれらのサウンド要素がぶち込まれたブルータルな突進サウンドです。この Sanctum のサウンドは Stormcrow と比べると、よりストレートでスタスタと突き進むオールドスクールデス/スラッシュメタルの要素が強いサウンドです。。太く力強く叫び歌い、且つ、程好くドスの効いたヴォーカルさんもなかなかかっこええのです。。myspace では Punk や war crust などなどと記されておりますが、ストレートなデスメタルが好きな方はぜひぜひチェックしてみてくださいです。。なかなかにかっこいいです。
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Iskra / Iskra


カナダ発 Anarchist Blackened Crusty Hardcore、Iskra
2004年の 11曲入り 1st LP。

この 1st音源は LP でしかリリースされていないのですが、2007年の5月に 「Selected Works」 というタイトルで、この 1st音源に split音源などをまとまたコンピCD音源がリリースされております。。
なのですが、久しぶりにバンドの HP をチェックしたら、この 1st音源全曲と splitの音源等が何とダウンロードできます! 何はともあれ、ぜひぜひダウンロードしてどんなサウンドかチェックしてみてください。

クラスト/ハードコアサウンドが楽曲のベースとなっているのですが、そこにブラックメタル、メタル、グラインド等の要素がぶち込まれ、また、ほのかにメロディアスなエッセンスも降りかかった、エクストリームでブルータル極まりないサウンド。。。同じ様な、というと語弊があるかもですが、 以前 に紹介している ポートランドの Fall of the Bastards (解散済み.....) と似た様なサウンドの背景があると思うのですが、Blackened Crust Thrash とも紹介されていた Fall of~ のサウンドは、もはやメロディックブラックメタルだったのですが、この Iskra の方はメロウさ、メロディアスさは薄く、よりハードコアな前のめり感が強いと感じます。また、そのハードコアさを強く感じさせるのが、ブラッキッシュな雰囲気も無きにしも非ずな、もはや聴いていてやかましい位の絶叫ヴォーカルの応酬。。確かこの音源時は女性ヴォーカルも在だったと思うのですが、もう凄まじい絶叫が飛び交い、男なのか女なのか、また、何人がヴォーカルをとっているのかも分からないくらいです。。。楽曲はスタスタと気持ちの良い疾走がメインですが、ブラスト交じりに疾走するパートも組み込まれております。。

ブラックメタル好きの方もぜひぜひ myspace 、HP にて一度チェックしてみてください。。
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Kraft / Where Lost Hope Dies


ポルトガル発 Misanthropic Black Metal、Kraft
2006年の 5曲入り音源。

以前 にも紹介しているのですが、この Kraft のサウンドは個人的に堪らんのです。。
邪悪なまでのこの音の悪さ、割れまくりな絶叫ブラッキーヴォイス、そして、この楽曲の長さ。。緩急はついているものの、淡々と一線を突き進む曲展開は、ほのかにメロウな空気が漂っております。。。正直、この Kraft のサウンドは、聴き始めはキツイなぁ....と毎回感じてしまうのですが、2曲目、3曲目と聴き進んで行くと、耳が慣れてきて、というか麻痺してくるんでしょうな、このほのかなメロウさに惹かれて、思わず聴き入ってしまいますのです。。

Kraft の音源は HP にて全てダウンロード出来ますので、ぜひぜひチェックしてみてください。。
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Dark Mirror ov Tragedy / Dark Mirror ov Tragedy


韓国発 Melodic Black Metal、Dark Mirror ov Tragedy
2004 or 2005年リリースの 7曲入り 1st音源。

Key/シンセ が取り入れられた、切なく、メランコリーでドラマティカルなメロディックブラックメタルサウンド。。。美しく奏でられる静のパートを取り入れた緩急の付いた曲展開、印象的、且つ、切なくメランコリーに奏でられるギターのメロディー、程好い塩梅のイービルヴォーカル。。曲間の前後が Key/シンセ により美しいメロディーでつながれていて、アルバム通して物語が進んでいく様な作りになっております。。。いやしかし、メランコリーで切ないメロディーを随所で奏でるギター、Key/シンセ が実に良い仕事をしておりますなぁ。。このクサいまでのメロディアスさは、聴いていると目頭が熱くなり、思わず空を見上げてしまいます。。

YouTube にて、アルバムの 6曲目 "Through the Mist that Reigns" の PV がアップされておりますので、ぜひぜひチェックしてみてください。個人的な話、1:50~ からの疾走パートが堪らんのですなぁ。。しかしながら、この PV は何ともいえない、いや、何とも味のある作りの映像ですな。。。
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Mystic Shadows / ...Over Old Hills


ブラジル発 Melodic Viking/Epic Black Metal、Mystic Shadows
2004年の 8曲入り 1st音源。

この 1st音源は、myspace の About Mystic Shadows 内の 「Download our full album for free!」 のリンクより無料でダウンロード出来ますので、ぜひぜひチェックしてみてください。。

Key/シンセ が前面に取り入れられたサウンドは、ミッドペースがベースながらもファストパートも取り入れられ緩急が付き、そこにアコースティックギター/Key での静のパートを随所で織り交ぜ、アルバム通して始終メロディアスで叙情的に、且つ、ドラマティカルに曲展開していきます。。喚き歌うブラッキーヴォイスをメインに、勇敢なノーマルヴォイスも時折絡めたヴォーカルワーク。特に 2曲目でのノーマルヴォイスの取り入れられ方は良いですなぁ。。
2、3、6、7曲目は 8~9分台とちと長めの楽曲なのですが、ひたすらにメロディアスで、静と動を上手く組み込み、なかなかに劇的な曲展開になっていると思います。。ですが、この長めの楽曲では、同じメロディー/フレーズがちとリフレインされ過ぎな気もするのも正直な感想です。。個人的にはメロディアスなフレーズが淡々と繰り返される曲展開は好きなのですが、この辺りの曲展開でこの Mystic Shadows をお気に召す、召さないが別れる様な気もしますのです。。正直、ちとダレるという方もおられるのではないかと。。。

個人的に、このメロディアスさ、叙情さが堪らなく好きなので、良いという感想しか書きませんが、まずはぜひ myspace にて試聴してみてくださいです。。で、気に入られたらアルバムをぜひぜひダウンロードしてみてください。。
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Gloria Morti / Lifestream Corrosion


フィンランド発 Melodic Black/Death Metal、Gloria Morti
2004年の 9曲入り 1stアルバム。

ブラストを交えた疾走ベースの緩急ついた曲展開、絶えず前面に取り入れられている訳ではないのですが、曲展開の随所で楽曲を印象付ける程の効果をみせるKey、攻撃な面とメロウな面を持ち合わせたギター、ロウデスヴォイスとブラッキーな絶叫を織り交ぜたヴォーカルワーク。。デスメタル、ブラックメタル、ゴシックなどの要素を絡めたサウンドは、自らのバンドの紹介では Melodic Extreme Metal と記されていますが、これが何とも一言では言い表せ難いサウンドでして、ブルータルでエクストリームながらもメロディアスで耽美なサウンドなのです。。中でも、ブルータルに突き進むパートから、Key が前面に出てブラスト交じりに疾走し、その上をブラッキーに喚き叫ぶヴォーカルが乗るパートでは、まるでシンフォニックブラックの様な雰囲気になり、これが何ともかっこいいんですなぁ。。ラスト 9曲目でのインダストリーな打ち込みが取り入れられたサウンドでも、Keyがバックで美しい味付けがされていて、何とも独特な雰囲気が出ております。。

myspace にて、アルバムの 2曲目 "Ephemeral Lifespan" 、3曲目 "The EnNightenment" 、5曲目 "Pulchritude of Rotting" をぜひチェックしてみてください。。個人的な話、3曲目の様な曲展開は堪らないです。。
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