LOST EDEN / SEWN-MOUTH FOREST


愛知発、トリプルギター有する LOST EDEN の 4曲入り 1st音源。

程好く疾走する楽曲に メロディアス で 切ない 印象的なギターのフレーズ & ギターソロ。デス声というよりは力強く歌い叫ぶVo。細部まで丁寧に創り込まれていて、ドラマティックに展開する楽曲。
収録されてる 4曲ともに 6分以上と長めなのですが、その長さを感じさせることのない展開で聴いていて惹き込まれていきます。特に 2曲目のギターの奏でるメロディーはたまりません。また、3曲目ではクリーンVoでゆったりと始まり、じわじわと盛り上がるにつれ叫び歌うVoへとシフトチェンジ、そして疾走するメロディアスなギターソロへと雪崩れ込む劇的チューン!

ハードコアのバンドの方らと共演されることが多いみたいなのですが、LOST EDEN の奏でるサウンドは ドラマティックなメロディックデスメタル です。
非常にクオリティーが高いです、ぜひともオススメなのです。
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黒蝪蝶 KUROAGEHA / 綺想曲 CAPRICCIO


黒蝪蝶 の 97年にリリースされた 2ndフル にして ラストアルバム。

1stアルバムはまだ荒削りな部分がありましたが、昨日に紹介したミニ音源あたりからグンとクオリティーが上がり、この 2ndフルで 黒蝪蝶 のサウンドスタイルが完全に開花したと思うのです。
激しくメロディアスに疾走するナンバー、決して明るい雰囲気ではなく、切なく湿り気を帯びたポップよりなナンバー、ドラマティックな展開をみせるナンバーなど、もう全曲がオススメなのです。
9曲目の 「Sad song」 が 静なパートから始まり、一気に疾走パートに雪崩れ込む展開が失禁ものなのです。また途中の 泣き のギターソロがもう失禁どころではないのです。ドラマティック過ぎるナンバーなのです。このアルバムはもう殆ど早送りする曲がないくらいに、曲の配置もいいです。

ただ一つだけ難を言うならば音質が悪いです。
高音が強めで低音が弱いのです。
せめて前作のミニ音源くらいの音質だと良かったのになぁ、というのが私の意見です。
ですがフルヴォリュームで聴けば音質なんて気にならないのです。
とにかく素晴らしい内容です。ぜひともチェックしてみてください。
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黒蝪蝶 KUROAGEHA / 遺書剥奪


黒蝪蝶 KUROAGEHA の 4曲入り音源。
(3rdプレスの音源のみ 5曲入りらしいです。。)

1曲目の 「震える拳を突き上げろ」 からもう失禁もののかっこ良さ。
パワーメタルの如き疾走する楽曲、これでもかと 泣き の入ったギターソロ、パワフルに歌い上げるVo。とにもかくにも 曲 がかっこ良いです。名曲です。聴いていて曲のタイトルの如く思わず拳を突き上げてしまうのです。また、3曲目も疾走ナンバーでこれまたたまらんカッコイイのです。
2曲目 「ルシアン」 はメロディアスで切ないナンバーで歌詞も切なく、ほんとに良い曲です。4曲目のインストも泣けます。
全曲良い良いと言っていますが、本当にこの音源は名曲揃いなのです。
Voも上手いし、曲が本当に良いです。
1stの 「帝王切開」 や 2ndフルの 「綺想曲」 はたまにブックオフで見かけるのですが、この 「遺書剥奪」 は滅多に見かけないですなぁ。もし見かけたらぜひともチェックしてみてください。すごくカッコイイ音源なので。。
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黒蝪蝶 KUROAGEHA / 帝王切開


ヴィジュアル系とカテゴライズされるバンドにもポップなサウンドのバンドやメタリックで激しめのサウンドのバンドがいます。個人的にはどちらのサウンドも好きです&奇抜なヴィジュアルも好きです。

で、この 黒蝪蝶 はルックスが奇抜ですがサウンドもなかなかに激しいのです。
まるでジャーマンパワーメタルなサウンドなのです。ちと言い過ぎかもしれませんが....
また誰が名付けたかはしりませんが、ヴィジュアル系メタル という言葉はなかなか言い当て妙ですな。
この音源は 95年にリリースされた 10曲入りの 1stアルバム。
メロディアスな楽曲に印象的なギターのメロディー、程好い疾走感のある楽曲、もちろんヘッドバンギングできる展開もありです。Voも歌い上げたりシャウトしたりと使い分けていますが、それでも安定していてなかなかに上手いです。
個人的にはアルバム後半の 7曲目からラストまでの流れが好きなのです。
8曲目の 「ゲルニカ」、9曲目の 「Kiss Over Death」 は今でも聴いていて熱くなってきます。
というか今でもたまに聴いています。

この音源はブックオフでもちょくちょく見かけますので、気になった方がおられましたらチェックしてみてください。
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GENOCIDE / HELLER


栃木発、5人組のメロディックブラック/デス、GENOCIDE の 1st音源、3曲入り。

この音源の前に 2曲入りのデモテープが出ているのですが、その内の 1曲も新たにレコ-ディングされた今回の 1st音源。絶えず奏でられるギターのメロディアスで切ないフレ-ズ、そして静のパートも取り入れたドラマティックな曲展開。low デスグロウル に 喚き叫び歌うブラッキーな Voパートが聴くものを圧倒します。楽曲は 7分台と時間だけ見ると長めだなと思いますが、絶え間なく奏でられる切ないメランコリックなメロディーが胸を締め付け、聴き惹き込ませてくれる曲展開。曲が長いと感じるどころかもっと聴きたいとさえ思わせてくれます。

メロディック好きの方には文句無しにオススメいたします。
ちょっと手に入りにくい音源ですがぜひともチェックしてみてください。
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MYPROOF / Shining Stardust


東京発 メロディックデスメタル、MYPROOF の 1st音源。

前バンド名の NECKHUNT RESTAURANT 時代の曲も新たにレコ-ディングされたインスト 2曲を含む全 8曲入りアルバム。
全曲に渡り 切なく、メランコリック で 泣きのメロディー がフューチャーされていて、もうこれがたまらないのです。NECKHUNT~の初期の頃は歌詞が英語詩だったのですが、今は殆どが日本語詩になっています。といっても、ブルータルなデスヴォイスで歌われているので、日本語だといわれなければわからないと思いますが。。また曲によってはクリーンVoが導入されているのですが、だいぶ安定しているので特に気になることはないと思います。
それにしてもメロディーが切ないです。この泣きメロは心に染みます。
日本人的というと語弊があるかも知れませんが、このメロディーを大事にした楽曲はメロディックなメタル好きな人には文句無しのアルバムだと思います。

しかしこの MYPROOF のアルバム、あまり流通していないのかあまり見かけませんねぇ。。私は地方に住んでいるのでメンバーさんから直に通販で買いましたが。。ぜひとも多くの方にチェックして頂きたいです。
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backbone / 命の跡


一昨日、昨日の SAAG に続いて大阪のハードコアを。
backbone の 5曲入り 2nd音源。

1曲目のイントロのメロデスかと思わせる流れるメロディーが早くも失禁もののかっこ良さ。
メタリックなギターサウンド、しっかりと聴き取れる力強く叫び歌われる日本語詩ヴォーカル&力強いコーラス。
そして突き進む楽曲に流れる印象的なギターのメロディー。
特に 3曲目の劇的ともいえる展開がこれまた失禁ものなのです。曲展開途中で聴ける印象的なギターのメロディーが気持ちを高ぶらせるのです。もう思わず拳を突き上げたくなります。

このアルバムを聴いていると気持ちが強くなるのです。ぜひともオススメしたいのです。

S.M.D RECORDS / http://www.kagura-enterprise.com/smd/
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殺悪愚 SAAG / 唯一


大阪、殺悪愚 SAAG の 4曲入り 2nd音源。

メタリックに荒々しく突き進む楽曲、感情剥き出しに叫び歌われるVo&力強いコーラスワーク、ただ闇雲に弾き出されるのではなく聴くものを惹き込ませるメロディー。
1曲目のドラマティックですらある曲展開が失禁もののかっこ良さなのです。
4曲目ではクリーンVoを入れ、ミドルテンポながらも後半の感情剥き出しな展開がこれまたかっこ良いのです。4曲と収録数は少ないのですが、十分に SAAG を堪能できます。しつこいですけどほんとかっこ良いのですよ。手に入りにくい音源ではありますがぜひともチェックしてみてください。

殺悪愚 SAAG のメンバーの方が関わっている 大阪発カルト服飾集団 SHEOL もオススメなのです。
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殺悪愚 SAAG / 異形


大阪、メタル クラスティー ハードコア、殺悪愚 SAAG の 5曲入り 1st音源。
ちなみに SAAGSpiritual Agony Agitate Guerrilla の略。

力強く叫び歌われるヴォーカル、力強く突き進む楽曲、そして力強いメロディー。

SAAG の曲を聴いていると力が沸いてくるのです。上手く言葉に出来ないのですが、とにかくかっこ良いです。
力強く感情を込めた日本語詩を叫び歌うVo、あくまでメロディアスに奏でられるギター、またドラマティックですらある楽曲。特に 3曲目、静 から始まりそして疾走パートへと雪崩れ込んでいき、途中の展開で奏でられるギターのメロディーが聴く者の感情を高ぶらせる非常にかっこ良いナンバーです。

もうとにかく好きなバンドなのでかっこ良いとしか言葉に出来ないのですが、メタルやハードコアといったジャンルにこだわらずに、かっこ良い音を求めている方にぜひともオススメなのです。
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SIKSAKUBUR / EYE CRY


インドネシアン デスメタル、SIKSAKUBUR の 3rdアルバム。

一部メンバーの交代があったみたいですが、TOTAL RUSAK のような大きな変化はなく、あくまで前作の延長といえるブルータルデスメタルです。もともとこの SIKSAKUBUR は所々でアヴァンギャルドちっくな展開を織り交ぜた楽曲を聴かせてくれていたのですが、このアルバムでも時折りそのような展開が組み込まれています。といっても、トータルで聴くとあくまでストレートに突き進んでいます。
また、前作までの作品でも若干メロディアスなフレーズや展開があったのですが、今回も結構メロディアスなパートが導入されています。メロデスとまではいかないですが、かなりそれに近いまでのメロディアスなパートがあります。また2曲ほどにクリーンVoパートも入っていたりと、確かに前作までの作品と比べると変わった点はありますなぁ。。

しかしながら楽曲は中途半端な出来ではなくかんなりかっこ良いです。
個人的には非常に気に入っております。
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