Phantom Pain / 2017

US発 Beatdown Hardcore、Phantom Pain
2017年、4曲収録 1st音源。

広い音楽ジャンルの中のビートダウンハードコアといえども、オーソドックスなスタイルからオールドスクール、メタリック、デスメタリックなサウンド、その中でも落とし方にクセがあったり、曲の展開などで好みが分かれてくると思うのですが、個人的にはデスメタリックでスラッジーでドゥーミーな重低ミドルテンポで、そこからトドメの如く落としてくるビートダウンハードコアが堪らなく好みなのですが、この Phantom Pain のサウンドはその好きな要素を備えてくれている、デスメタリックで重苦しい、悪いヤカラさ全開なビートダウンハードコアです。。バンドの音源は 4曲のみのリリースですが、この曲の進み方、この落とし方、そして、このダミった咆哮デスヴォイスが、もう堪らんの一言です。。中でも 4曲目 「Waking Cancer」 での、出だしの、言い方が悪いですが ベタ な感じですが昂らせてくれるかっこよさ、そして少し土臭いストーナーなフレーズでのズリ落としてくるパート、この曲の展開は私の好きなツボを突き刺してくるのです。。楽曲、ヴォーカルの悪さの感じで、日本の At One Stroke、RESENTMENT あたりのサウンドが好きな方もイケるのではないかと。。こういう悪いサウンドは疲れた身体に力をくれますな！

Bandcamp - http://phantompainnj.bandcamp.com
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Hood Brawl / Colder Thoughts

スイス発 Slamming Beatdown Hardcore、Hood Brawl
2018年、7曲収録 1stEP。

サウンド紹介のタグに 「スラミング ビートダウン」 というズリズリサウンド好きには堪らないパワーワードの入ったサウンドは、この手のジャンル好きの期待を裏切ることのない問答無用の極太ヴァイオレントモッシュサウンドで、家で聴いていても殺伐とした空気になってくるくらい、もうただただ悪いサウンドしてます。。楽曲のテンポは 5速シフトで例えると、曲の展開により 4、5速近くまで上がる曲もありますが、基本 3速がベースでモッシーに進み、そこから 2速へとズリ落とし、そして更に 1速へと這いズリ落としてきて息の根を止めてきます。。ボーカルは時折ブルデスの様なえげつない声を取り入れていますが、メインはハードコアな咆哮、デスボイスで、また、シンガロングなパートもあったりします。。デスメタル度は高いですが、モッシーで極悪ダンサブルなハードコアなパートも充実しているので、ここまでくるとあまりサウンドの境界線はないかもですが、スラミングデスメタル、デスメタリックビートダウンの両極悪サウンド好きの方にアピールするであろう、兎にも角にも低音が効きまくりで、コンポで、しかもボリュームを上げて聴くと地響きして腹に響いてくる、重低ヴァイオレントモッシュフルサウンド！

Bandcamp - https://hoodbrawl.bandcamp.com
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