Cubensis / Metaphysical Impact


フランス発 Metal/Death Metal/Hardcore、Cubensis
2008年の 10曲入り 1stアルバム。

アルバム通して聴いた個人的な感想としましては、メタル、デスメタルが楽曲のベースになっていると思うのですが、そこにハードコア、また、少しニューメタルな要素も加えられたモダンなサウンドです。。プログレッシブ、テクニカルという言葉もサウンドからは思い浮かぶのですが、かと言って聴いていて難解かといえばそうでもなく。。ストレートに走る曲はあるにはあるのですが、アルバム全体としては、一癖、二癖ある一筋縄ではいかないサウンドです。。ヴォーカルさんはデスヴォイスというよりは、ハードコアな叫び歌う感じで、楽曲により時折ノーマルヴォイスも絡んできます。。
3回、4回と繰り返し聴いていると、やはりモダンでニューメタルな要素が強く感じられてきますです。。なので、へヴィーメタルを中心に聴かれているメタルサイドの方よりも、いわゆる最近のモダンなメタルがお好きな方の方が、このサウンドはお気に召すのではないかと思います。。
リンクしました MySpace にて、ぜひチェックしてみてください。


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666 Production


モナコ の レーベル、666 Production から
フランス の Cubensis の Promo CD が届きました。。
モダンで少しハードコアな香りも漂うデスメタルサウンドで、なかなかかっこええです。
いやー、すごく嬉しいです。
モナコの切手は記念に残しておきます。。

thank you, 666 Production. Alx san.

666 Production's MySpace


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Volbeat / Rock The Rebel/Metal The Devil


デンマーク発 Heavy/Groove Metal、Rock、Volbeat
2007年の 11曲入り 2ndアルバム。

バンドの MySpace の紹介には Metal/Rock/Rockabilly と記されているのですが、そこに更にカントリーな雰囲気も加わり、あくまでメタルをベースとした楽曲ながらも、歌メロをしっかりと軸に組み立てられた楽曲は、聴いていて自然と体がリズムを取るくらいにノリが良く、且つ、メロディーに惹き込まれるのです。。また、中音域にて歌い上げる味のあるヴォーカルさんの歌声が、楽曲のメロディアスさ、メランコリーさを更に増させているのです。。
この Volbeat を気に入るきっかけになった曲は、3曲目の "The Garden's Tale" でした。
この曲のサビのメロディーに、もう琴線をグサリと突かれましたのです。。
ベタ、というと言い方が悪いですが、この切なげなサビのメロディーは、何度聴いても堪らん良いです。個人的永遠の名曲に入りましたです。。リンクしました MySpace にてチェックできますので、ぜひぜひ試聴してみてください。。

フォークやトラッド色の強いメタルがお好きな方にも、ぜひぜひチェックしてみて欲しいバンドです。
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Angelreich / Torment of Prometheus - split


ポーランド発 Melodic Death Metal/Hardcore、Angelreich
ドイツ発 Melodic Death Metal/Hardcore、Torment of Prometheus
2005年の 11曲入りスプリット音源。

Angelreich / 1~6
以前に少しバンドの紹介をした時にも書いたのですが、ポーランドのバンドということで、亡き SUNRISE の跡を継ぐバンドはこの Angelreich だと、個人的に勝手に決めつけております。。。2分前後の長さの楽曲は、メロデスラッシュにぶっ飛ばされ、且つ、モッシーに落してくるパートも組み込まれ、もはや有無をも言わせぬ勢いで畳み掛けてきます。。喚き叫び吐き捨てるヴォーカルをメインに、随所でロウデスヴォイスを絡め、また、楽曲によりスポークンも取り入れられたヴォーカルワークは、楽曲の勢いに押されることなく、邪悪なえげつなさを撒き散らす、なかなかに力強い良い仕事なのです。。。個人的な話、SUNRISELIAR とのスプリット音源までのサウンドに思い入れがあるのですが、そのスプリット音源までの SUNRISE のサウンドにブラストを取り入れ、更にデスラッシュ度数を増させたのがこの Angelreich だと紹介します。。。いやー、かっこええです。もう失禁ものです。。リンクしました MySpace にて、また、YouTube にて 6曲目"We Are Dying" を ぜひチェックしてみてください。。

Torment of Prometheus / 7~11
デスメタリックでメロディアスで重心の低い楽曲は、程好く走るパートはありますが、あくまでミドルテンポで突き進みます。。ミドルなテンポからのモッシーな曲展開が、これまたかっこよいんですなぁ。。で、この楽曲を更に重くへヴィーに仕立てているのが、ロウに咆哮するえげつない極悪ヴォーカルさんです。。同郷の Heaven Shall Burn に近い雰囲気のサウンドで、なかなかにかっこええです。こちらもぜひ MySpace にてチェックしてみてください。。
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Divine Symphony / Reject Darkness


ブラジル発 Symphonic Melodic Black Metal、Divine Symphony
2004年の 9曲入り 1st音源。

シンフォニックとはいえ、Key は前面に出過ぎずに程好い塩梅で取り入れられ、それでいて楽曲のメロディックさ、ドラマティカルさを演出していて、個人的な話、このくらいの Key の取り入れられ方が程好くて良いです。。ブラスト交じりに疾走するパートを組み込んだ緩急付いた楽曲は、そこそこの長さがあるのですが、なかなかどうして、ギター、Key の奏でるメロディー、曲展開はなかなかに聴き惹き込ませてくれます。。とはいえ、音質が少し悪く、正直、マニアックな域は抜けていないと思いますが。。。中音域にて喚き叫び歌うヴォーカルをメインに、楽曲によりソプラノな女性ヴォーカルも絡んできます。。
収録されている全 9曲共に気に入っておりますが、6曲目"Silence of Angel" からの後半の楽曲が特にかっこええんですなぁ。。Fan site の MySpace にて、この6曲目が試聴できますので、ぜひチェックしてみてください。

リンクして頂いている SHADOWLORDさん とこにて既に紹介されていますので、
ぜひチェックしてみてくださいです。。
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Anterior / This Age of Silence


UK発 Melodic Death Metal、Anterior
2007年の 9曲入り 1st音源。
ギターの Steve Nixonさん は、Mendeed のギターさんでもあります。。

楽曲はスタスタと走る疾走がベースながらも、ミドルでモッシーでメタルコアな緩急の付いた曲展開が組み込まれ、それでいてギターソロパートではかなり弾きまくるという、メタルサイドの方には純なメロデスというよりはメタルコア寄り、ハードコアサイドの方にはメロデス、という様なサウンドです。。ま、かっこよければどっちでもいいのですが。。。
楽曲は激しく、且つ、メロディアスで実にメロウなのですが、先にも書きました様にギターソロパートではかなり弾きまくっているのですが、そのギターソロパートでのメロディアスさが更に突き抜けてメロディアスで、非常に耳を惹きますのです。。ヴォーカルさんは中音域にて喚き叫び歌うデスヴォイスで、クリーン/ノーマルヴォイスは取り入れられていません。。
いやしかし、楽曲が実にかっこええです。
特に 3曲目"Dead Divine" での メタルなメロディアスさにハードコアなエモーショナルさが組み込まれた曲展開は、もう個人的に堪りませんのです。メロウな静のパートからだんだんと盛り上がるギターソロパート、そして後半のエモーショナルなメロディアスな曲展開の流れには、もう思わず窓の外を眺めてしまいます。。。1、6曲目はインストですが、個人的にはもう全曲気に入っております。。

MySpace にて、2曲目"The Silent Divide" 、3曲目"Dead Divine" が試聴できますので、
ぜひチェックしてみてください。。
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The SymphOnyx / Opus 1: Limbu


ポルトガル発 Symphonic Gothic Metal、The SymphOnyx
2005年の 1stアルバム。
ちなみに、紹介しています音源は 2007年のボーナストラック入りverです。

ヴァイオリン、Key、ピアノでの切なくもメランコリーなクラシカルなメロディー、フレーズが楽曲の随所で取り入れられたサウンドは、メロディアスで切なくて、実に物悲しい空気が漂っております。。。中音域にて歌い上げる男性ヴォーカルと、ソプラノな女性ヴォーカルとのツインヴォーカルですが、男性Voさんの方が割合が多いですな。。曲によっては打ち込みな音も入っております。。ゴシックメタルということで、ゆったり目な楽曲が殆どなのですが、メロディーがなかなかに良いので、そうダレることはないです。ですが、全曲素晴らしいというわけではないので、いまいちマニアックさが抜けないのも否めない点ではありますのです。。
とはいえ、短いインストの1曲目"My Goddess、My Pride" (HPのトップで流れている曲です)、
2曲目"Immortal Venus" 、3曲目"Winterfall" 、4曲目"My Moonlight Sonata"
10曲目"The Lament of Morpheus" は 個人的にお気に入りです。。
特に 3曲目のサビでのヴァイオリンでのクラシックなフレーズの取り入れ方には、もう毎回聴く度に顔がニヤけてしまうのです。。続く "My Moonlight Sonata" は もうタイトルからして堪らないのですが、美しいピアノの音色も実に堪らない、バラード調の切なくもメランコリーなナンバーです。。9分少しある 10曲目は、ちと Moi dix Mois な雰囲気も漂うナンバーで、弦楽器のクラシカルなメロディーがなかなかに印象的に組み込まれていて、また、女性ヴォーカルさんの絡み具合もちょうど良く、ドラマティカルでなかなかの佳曲なのです。。

MySpace にて "Winterfall" が試聴できますので、ぜひチェックしてみてください。。
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Dead Blue Sky / Symptoms of an Unwanted Emotion


US発 Melodic Black/Death Metal、New School HC、Dead Blue Sky
2001年の 10曲入り 1stアルバム。
バンドは既に解散しています。。。

初めて Dead Blue Sky のサウンドを聴いたのは、Good Life Rec のサンプラーCDに収録されていた、7ep のタイトル曲"Reduced to a Whisper" だったのですが、その時、あまりのメロディックブラック/デスメタル度数の高さに、もう思わずチビりながら仰け反ってしまったのを今でも憶えております。。。New School HC の MORNING AGAIN のメンバーさんが絡んでいる この Dead Blue Sky は、ハードコア系が中心の Good Life Rec より音源がリリースされたのですが、当時、あまりのメタル度数の高さからか、というか、もうほぼメタルなサウンドに、いろいろと賛否があったのを記憶しております。。とはいえ、その当時には SUNRISEThe Year of Our LordAvenged Sevenfold といった、ほぼメタルなニュースクール系のハードコアバンドは他にもいましたが。。。

アコースティックギター、Key、そして女性ヴォーカルをも取り入れた楽曲は、もうアメリカのバンドとは思えぬ程の実に寒々しくもメロウで叙情的なメロディーが各曲に組み込まれ、展開はドラマティカルでさえありますのです。。。アコースティックギターと女性ヴォーカルで始まり、続いて邪悪臭の強い喚き叫び歌うブラッキーなヴォーカルが絡んでくる 1曲目から、神聖、且つ邪悪な空気が漂いまくりなのです。。楽曲には疾走するパートが組み込まれていて、緩急ついて展開していくのですが、それでもベースとなっているのはあくまでミドルテンポです。。こういうミドルな曲展開がハードコア、メタルコアな残像だとも言えなくもないですが、ここまで来たら、もう無理にハードコアな部分をサウンドから求めることもないと思いますのです。。。始終喚き歌うブラッキーで邪悪な男性ヴォーカルさんと、随所で絡む透明な歌声の女性ヴォーカルさんが、楽曲を更に盛り上げる、良い仕事をしていますのです。。

ドラマティカルで叙情的でメロディアスなこのサウンドは、ぜひともメタルサイドの方にもチェックしてみて欲しいなぁ....と。。。恐らく Fan made の MySpace にて試聴できますので、ぜひチェックしてみてください。。
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