Leper / End Progress


カナダ発 Metal/Hardcore/Crust/Ska、Leper
2009年の 10曲入り 2ndアルバム。
ex-ISKRA のメンバーさんが在籍されてます。

バンドの MySpace にてサウンドを Ska/Thrash と紹介しています様に、サウンドには全曲ではないですが所々でスチャスチャな スカ のリズムが取り入れられています。。
スカの要素もある、と紹介すると敬遠される方もおられるかもですが、サウンドはグライディングに切り込んでくるファストパートあり、ヴォーカルさんのイービルな喚きヴォイス含めブラックメタル/メタルな要素が強く、メンバーさんが在籍していた ISKRA と同じく、もはやハードコアな要素は薄いといえば、かなり薄いです。。楽曲はそこそこメロディアスで疾走がベースとなった曲展開は、ヴォーカルさんの喚き具合からも、やはりブラックメタルな雰囲気が強いですかなぁ。。そして、そこに時折取り入れられるスカのリズム。。メタル、ハードコアというジャンルだけでも聴く方は限られてくると思いますが、その中でも更に雑食性なサウンドを この Leper は叩き出していますので、やはりこの点が気に入る、気に入らないが分かれるとこだと思います。

この Leper のサウンドを紹介する時に私が付けるサウンド紹介の タグ は、ブラックメタル、メタル、グラインドコア、メタルクラスト、ハードコア、カオティックハードコア、スカコア ですかなぁ。。

この Leper の音源は Moshpit Tragedy Records にてダウンロード出来ます。
ダウンロードは Own Price (or Pay Nothing) ですので、$0.00 の所を $0.00 のまま Proceed ボタンを押してもダウンロードリンクは作成されます。
言葉で紹介するのと実際に試聴するのとでは、個人差も含め少し違うと思いますので、ぜひぜひ実際にチェックしてみてください。。
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ISKRA / Bureval


カナダ発 Black Metal/Crust/Hardcore、ISKRA
2009年の 10曲入り 2ndアルバム。

以前に 紹介 しました 2004年の 1stアルバムと本作との間にはスプリットや EP、コンピアルバムがリリースされておりますが、単独フルアルバムとしては実に 5年ぶりです。。この 2ndアルバムは確か最初、カセットテープでしかディストロで見かけなかったので入手を見送っておりましたが、2010年に CD ver がリリースされました。。

2007年にリリースされた 1stアルバム+スプリット曲等がまとめて収録された音源 「Selected Works」 を聴いた後に本作を続けて聴きましても、サウンドはなんら変わることなく、相変わらずブラックメタル色の強い、と言いますか、もはやハードコアやクラストな要素は歌詞やバンドの姿勢で、サウンドは もうブラックメタルと紹介しても通るであろう、エクストリームでブルータルなサウンドです。。。程好いメロディアスさと共に疾走する展開が軸となり、時にブラスト交じりに激走するパートも組み込まれた緩急のついた曲展開の楽曲は、ヴォーカルさんの邪悪臭撒き散らしでキレまくりな喚きシャウトヴォイスにより更にえげつなさを増していますのです。。全 10曲、トータル約 30分、聴く者をねじ伏せまくりな、もう容赦の無い阿鼻地獄で Blackened な世界が構築されてます。。

バンドの HP の MP3S のページにて、1stアルバム(全曲) や デモ、EP音源などが 試聴&ダウンロード出来ますので、気になられた方はどんな感じのサウンドか先ずはチェックしてみてください。。ストレートなブラックメタルがお好きな方もぜひチェックしてみてほしいです。。MySpace では 本2ndアルバムの曲も試聴出来ますのでぜひ。。

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As Blood Runs Black / Instinct


US発 Metal/Hardcore、As Blood Runs Black
2011年の 11曲入り 2ndアルバム。

以前に 紹介 しました 2006年の 1stアルバムは、もう失禁する程にかっこいいメロデスラッシュなメタルコアサウンドでして、個人的にかなりのお気に入り音源です。。その 1stから殆ど音沙汰がないまま時が経ち、正直、もう解散したかと思っておりましたが、何と 5年という歳月を経て本 2ndアルバムがリリースされました。。
前作から大幅にメンバー交代がされていること、入手前に MySpace にて本作の楽曲を試聴し感じたサウンドの雰囲気などから、少し 「ムムム...」 となる点はあったのですが、某通販店の紹介にて 「なんら変わる事無し。」 と推されていましたので、実際に聴いてみることにしました。。

最初にアルバムを通して聴いた時、前作と比べ少し違和感を感じたのは正直な感想です。。でも、それはそうですわな。前作から約 5年ぶりのアルバムで、しかもメンバーも交代していますし。。。そこで、ここ何日か集中的に 1st と 2nd を交互に聴き続けておりました。結果、それ程、いや、特に違和感なく 2枚のアルバムを聴いております。。アルバムの構成も前作と似ていて、前作では 5曲目にインストナンバーがあり、本作では 6曲目にインストナンバーが挟まれています。。個人的な話、この 2ndアルバムでは 6曲目のインスト以降の畳み掛ける楽曲が続く流れが特に気に入っております。。

何だかんだで本 2ndアルバム、実にかっこええです。
メロディックデスメタル/ハードコア なサウンドが好きな方はぜひチェックしてみてください。

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The Phantom Carriage / New Thing


フランス発 Chaotic Hardcore/Black Metal/Screamo、The Phantom Carriage
2011年の 7曲入りアルバム。

カオティック/ハードコア、スクリーモ、ブラックメタル、グラインドコア などのエクストリームサウンドが交錯し、更に Jazz の要素も取り入れられ叩き出されたサウンドは、アヴァンギャルドで少し難解さもあるのですが、それでも、この手のアヴァンギャルドやテクニカル、プログレ的なサウンドが少し苦手な私でも比較的聴き易く感じるのは、楽曲がただ闇雲にエクストリームで混沌としている訳ではなく、結構メロディアスでして、また、ブラックメタルを感じる部分が多く、ヴォーカルさんもブラッキッシュな絶叫ヴォイスがメインとなっていますので、そう感じるのだと思います。。

楽曲はブラスト交じりにカオティックでグライディングに暴発疾走するパート、ロッキンに走るパート、ダウンテンポするパート、と緩急ついて展開し、ヴォーカルは曲により時折 普通に歌うパートが入るものの、あくまで絶叫ヴォイスがメインで、この邪悪さすら感じるヴォーカルワークが楽曲のメロウな部分を浮き上がらせる、なかなかに良い仕事をされているのです。。
4曲目の曲展開ではジャズ/スウィングジャズな要素を、5曲目のインストではポルカちっくな要素も取り入れられていますが、バンド自らの紹介でジャズと表記されていますが、ジャズな要素はそれ程は取り入れられていませんです。。

本作は 4/9 リリースなのですが、先行でフリーでダウンロード出来ます。
バンドの bandcamp のページにてアップロード先のリンクがございますので、また、全曲試聴出来ますので、ぜひぜひチェックしてみてください。。1曲目 "The Horses Feed Their Birds" をまずチェックして頂ければ、大体どんな感じなのか雰囲気が分かってもらえると思うです。。
個人的にかなり Recommended な音源です!
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