Sisyphean / Perpetual Cycle of Absolution


リトアニア発 Black/Death Metal、Sisyphean
2014年、4曲収録 1st EP。

バンド自らサウンドをブラック/デスメタルと紹介していますが、正直、ブラックメタルさはあまり感じることはなく、個人的にはオーソドックスなデスメタル、と紹介したいサウンドです。。どちらかといえばオールドスクール寄りのストレートな疾走で、程々に緩急の付いた分かりやすい展開、程々にメロディアスさが付けられた楽曲は、ボーカル含め十分ブルタルでゴーリーさを放っております。。オーソドックスなサウンドと紹介すると、言い方が悪いですが当たり障りがないサウンドとも捉えられるかもしれませんが、本音源はなかなかデスメタル然としたストレートなサウンドで、聴いていて頭を振らしてくれる、メタルな血が騒ぐサウンドです。

Sisyphean は 2014年途中までは Division というバンド名で活動していて、5曲入りの音源もリリースしています。。以前のバンド名の時とはツインギターの内の 1人が交代しているだけですので、サウンドはほぼ変わっていないのですが、それでも Division の時の方が少しスラッシュメタルさを感じるのです。。Division の時の音源もなかなかかっこええのです。

Sisyphean の音源は bandcamp にてチェック出来ます。
Division 名義の音源も bandcamp にてチェック出来ます。
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BEYOND HATE & KiM - split


静岡発 Hardcore、BEYOND HATE
京都発 Haedcore、KiM
2011年、共に 3曲づつ、計 6曲収録スプリットアルバム。

BEYOND HATE
メンバーさんにはいつまで昔の話しているんだよ、と思われるかもですが、私が所持しているのはニュースクールなサウンドの 1st、「Begining of Revenge」、その後、極悪ハードコアとなったマキシシングル 「Watch Ya Step!!!」 で、その 2枚はなんだかんだで今でも変わらずに好きな音源です。。ですが、申し訳ないがそれ以降は音源をチェックしていませんでした。。両音源共に 2000年頃の話ですねぇ。。。そして現在はメタリックさもある硬い音ながらもメロディックでキャッチーさも兼ね備えた、熱い日本語詩で叫び歌うハードコアなサウンドでバンドは健在です。本作で久しぶりにチェックしましたが、実にかっこいいです。。個人的に日本語の歌詞のバンドは好きですし、更にいうと昔の軍歌も好きです。。ジャンルや思想とか云々よりも、熱く突き刺すサウンドを叩き出し続けている彼らに敬意を表します。
吹き荒れる遠州の風 - BEYOND HATE

KiM
適度なメタリックな硬いサウンドながらもメロディックでロッキンでノリが良く、ひたすらに熱く拳を握らせてくれるサウンドです。。バキバキうなるウッドベースにタイトでロックでハードコアなドラム、メロディックでかっこいいフレーズが耳に残るギターに叫び歌うボーカル。。それらによって叩き出されるサウンドは、もう堪らんかっこいい、の一言です。
気高き京の都 - KiM

本スプリットの音源とは違うのですが、今は無き京都のライブハウス、WHOOPEE'S での KiM のライブ動画。少し音が悪いのですが、何回も見返す程にかっこええのです。

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KiM / 愛


京都発 Hardcore、KiM
6曲+シークレットトラック収録、1stミニアルバム。

本作は 2001年に 500枚限定でリリース、後に再発された 1st音源。
日本語詞による熱い男のハードコアは、メロディックでキャッチーさを兼ね備えていますが、それは聴き易さの為ではなく、歌を詩をより胸に突き刺す為のメロディックさなのです。。歌詞についても説教くさい歌詞ではなく、内からこみ上げる思いをどことなしか哀愁さを漂わせながら綴り、そして、それらの感情を振り絞り叫び歌うボーカルが情極まっていて良いのです。。正直、後の音源と比べると少し印象が弱い様にも思いますが、それでも個人的にお気にの音源で、ふと聴きたくなるのです。
歌詞カードに表記されている曲数は 6曲なのですが、7曲目に 海援隊 の 「人として」 のカバーがシークレットで収録されていて、これがまた実に男臭いカバーで一緒に歌いたくなるのです。
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Discordian


UK発 Metal、Discordian

Perdition (2014) / 4曲収録
Abolition (2015) / 4曲収録

メンバー自ら メタル とだけ紹介しているサウンドは、ミッドテンポベースで、いわゆるモダン/ニューメタルやエモメタルな感じのサウンドではあるのですが、極個人的な感想ですが、曲によって、どことなしかメタリックなニュースクールハードコアさを感じたりもするサウンドなのです。。2014年の 1st音源を初めてチェックした時、なかなか曲が良いなと思ったのですが、2015年の 2nd音源では更に佳曲になり、また、よりニュースクールな感じのするサウンドになったのではないかと、聴きながら一人ニヤけているのです。。ボーカルは主にハードコアな咆哮ボイスがメインなのですが、展開により歌い上げるクリーンなエモボーカルを入れてきます。。2015年の音源での 1、2、4曲目でのギターソロパートがメロディックな盛り上がりをみせて、なかなか聴き惹かせてくれるのです。
両音源は上記でリンクしました bandcamp にてチェック出来ます。
ニュースクール云々というのは個人的な感想ですが、曲はなかなかメロディックでかっこいいです。

2015年の 2nd EP の 1曲目 「Faceless」

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