start of the day / from here to anywhere


start of the day の 2006年の 2nd ミニアルバム。

前作と今作との間の 2004年にリリースされた 2曲入りデモ音源 (2nd音源にも収録されている "Guiding light" "Take heart") を最初に聴いた時の感動は今でも憶えています。繊細で美しくて、切なくメランコリックな音世界は、前作をより更に押し進めた完成度でした。

そして、今年に入ってリリースされた 7曲入りの 2nd音源。
繊細でエモーショナルで、それでいて力強く伸びやかな歌声を聴かせてくれる女性ヴォーカル。切なくもメロウで美しいメロディーが、バンドサウンドとして時に優しく、時に激しく綴られ奏でられます。
優しくも美しいピアノのインストナンバーで始まる1曲目に思わず目頭が熱くなり、続く2曲目で感動のあまり涙が頬を伝いました。。もう、ため息が出るくらい美しいです。
細かなジャンル云々など関係なく、この美しくてドラマティックでエモーショナルなサウンドを、ぜひとも多くの方に聴いてみて欲しいなぁ...と、切に願うのです。。
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start of the day / i will stay as i am


ジャパニーズ エモーショナルロック、start of the day
2003年の 6曲入り 1stミニ音源。

激しいサウンドを続けて聴いていると、エモーショナルで美しいゆったりとしたサウンドが聴きたくなります。いわゆる エモ というジャンルのサウンドも好きです。

美しくメロウなメロディーがゆったりめに流れる楽曲の上で奏でられ、エモーショナルでありながらも力強くバンドサウンドとして弾き出されます。そのエモーショナルな楽曲を高く透き通った伸びやかな女性ヴォーカルがメインに歌い上げ、時折り男性ヴォーカルも絡んできます。

この 2003年の 1stミニ音源、この作品はこの作品で好きなのですが、この作品以降にリリースされた音源が更にエモーショナルに開花していて、それはそれはもうお勧め極まりないのです。。
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NEVER CRAZY / 純情物語


ジャパニーズロック、NEVER CRAZY
2005年2月リリースの4曲入り音源、「純情物語」。

メロディアスにパンキッシュでキャッチーに疾走するナンバー、そして切な過ぎるミッドバラードナンバー。一度聴くと頭から離れないくらいのメロディーに、聴いていると胸に響いてくる歌詞。この完成度はほんとに素晴らしいです。
特に 4曲目 "青春街道" は、個人的に永遠の青春ナンバーです。メロディーの良さは勿論の事、歌詞が響いてくるのです。この曲を聴くと元気が戻ってくるのです。

個人的に気に入っていて好きなバンドだけに、この音源が最後というのが非常に残念でならないのです。。正直な思い、まだまだ聴きたかったです。

多くの音楽好きの方にぜひともチェックして頂きたいバンド、サウンドです。。
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D / The name of the ROSE


D (ディー) の 1stフルアルバム。
"白い夜""月夜の恋歌""繭月の棺" の 3曲がボーナスで収録された計13曲ver。

シングルとしてリリースされていた "闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア" は、かんなり強烈な印象を与えてくれました。特に、ノーマルヴォイス、シャウト、そして 裏声 を使い分けたヴォーカルワークは思わず聴き惹き込まれました。。

アルバムに収録されている楽曲は 5分前後とそこそこの長さがあるのですが、メロディアスに、そしてエモーショナルに展開する楽曲は、聴き込むにつれ長さなど感じさせず、楽曲の世界に嵌らせてくれます。時にへヴィーに、また時にメランコリックなメロディーを奏でるメタルライクなギターサウンド。表情豊かに歌い上げるヴォーカル。
アルバム通して決して 陽気 などという言葉とは無縁な、切なくメロウな空気が漂うサウンドなのです。

ミッドテンポと疾走ナンバーが交互に織り成し、進んでいくアルバム構成は個人的にはなかなか良いです。個人的にアルバムに収録されている全曲気に入っております。
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D / Paradox


ジャパニーズロック、D (ディー) の 2004年の5曲入り音源。

Vo の ASAGI 氏 が以前にいたバンド、JE*REVIENS が結構好きでした。その次に組んだ Syndrome はサウンドまではチェックしていませんでした。そしてバンド名が新たに D となり、久しぶりに ASAGI 氏 の Voを聴き、またバンドのサウンドを聴いて、これはかっこいいな、と。。
メタルライクなサウンドのギターで構築された楽曲は、モダンでへヴィーでありながらもメロディアスに、そして緩急ついて展開します。1曲目の "Face" で聴けるような、ミッドテンポで進みながらシャウトと共に激しい展開に雪崩込む展開はなかなかかっこええです。ヴォーカル、ASAGI 氏 の表情豊かに歌い上げるVoワーク、また、シャウトするパートに力強いバックのコーラスが、サウンドをよりドラマティックにそして強力にしています。3曲目 "Angelic Blue" で聴けるようなメロウな曲調も切なくてなかなか良いのです。

収録されている5曲共に非常に聴き応えがあり、かっこいいです。
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Bang-Doll / Bang'EM ALL


Bang-Doll の 2ndアルバム。

1曲目のインストに続く2曲目で、かっこ良さのあまり思わず頬を涙が伝いました。。
力強く疾走しながらも切なく泣きまくりなメロディーに、音楽が好きで良かったと本当にしみじみとしてしまいました。
今作は前作の 1st以上にゴリゴリな感触で且つグルーヴィーで、アルバム通して非常にへヴィーな音作りがなされていて、聴いていると腹に響いてきます。
疾走ナンバーからミッドテンポのナンバー、そしてタテノリなナンバーまで、メロディアスで力強く展開する楽曲は、聴いているともう自然とヘドバンが出てきます。
日本語詩で力強く歌い上げるVoさんが良い仕事しているのです。また、コーラスパートがこれまた強力で楽曲を盛り上げています。

家で聴きながらヘドバンしまくりなのです。
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Bang-Doll / 刻 -クゥ-


Bang-Doll の 1stアルバム。 ( 2nd EDITION )

CDの帯に書かれている言葉、
汝、只の V系 と思う事なかれ。気質は正にロック也。
正にこの言葉どおり、見た目は X (エックス) 辺りを思わせるようなルックスながらも、サウンドはメロディアスで切ないフレーズも備えたヘビーメタルで、1曲目から思わずヘドバン必至のサウンド。疾走メロディックナンバーからグルーブも兼ね備えたナンバー、またバラード調のナンバーまでとサウンドの幅も広く、中音域で力強く歌い上げる日本語詩中心のヴォーカルさんがなかなか良くて、非常に聴き応えがあります。
ヴォーカルメロディーを大切に構築された楽曲は、こういう表現をすると語弊があるかもしれませんが、歌謡曲的な要素を含んだサウンドで、日本のバンドらしいサウンドなのです。聴いていると自然と体が反応してリズムをとっています。
かっこいい、もうこの一言です。
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Moi dix Mois / Beyond the Gate


ジャパニーズロック、Moi dix Mois (モワディスモワ) の 新しい音源。

今回よりヴォーカルさんが新しくなりましたが、前任の方と特に大きくスタイルは変わらないです。しいて言えば、少し低音が効いていますな。また、曲によってはシャウトや叫び歌うパートも導入されていて、なかなか良い感じに取り入れられてると思います。
前作までにも インダストリアル なテイストの楽曲はありましたが、今作ではその要素が若干強まった感があります。また、ロックな部分が前に出てきた様にも感じます。
とはいえ、前作までの様に切なくメランコリックなメロディーは健在してますので、個人的には今までの作品と何ら変わりなく、この 「Beyond the Gate」 は 気に入っております。
なかでも 6曲目の "unmoved" の様な曲展開が好きなのです。。
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Kraft / The Ruins Of Time


The Ruins Of Time - 2005
1 Mostly Sorrow (10:07)
2 The Void Of No Breeding (12:56)
3 Tower Of Coal (10:52)
4 Unbearable (11:34)
5 Covered In Ice On Death (11:38)

Misanthropic Black Metal、Kraft の 2005年の音源。
前作までとなんら変わることのない Kraft ワールド。
ゆったりとなるパート、疾走するパートが繰り返される緩急の付いた曲展開。
閉じ込められた地下室より苦し紛れに叫び吠えているかのようなブラッキーヴォイス。
今回も若干加工されているみたいですが、凄まじい絶叫に変わりはないです。
各楽曲をここまで長くすることにより、聴き手にじわじわと伝わるものがあると思うのです。正直、ずっと聴いていると気分が病んできます。また、聴き終えた後の余韻は何ともいえないです。このサウンドにはまると、もう抜け出せないのです。。。
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Kraft / And The Land Turns Dark


And The Land Turns Dark - 2004
1 May Frost Cover Sorrow (11:28)
2 The Silence In The Dark (11:07)
3 The Wind Which Brings Us Nothing (10:44)
4 Darkened Path Thats Left (13:03)
5 As The Night Rots (13:41)

Misanthropic Black Metal、Kraft の 2004年の音源。
5曲ともに10分越えの楽曲で、聴き終えた頃にはもうぐったりします。。。
前作以上に淡々とした疾走する楽曲に、掻き鳴らしまくりのやかましいギター。
緩急の展開はあるものの、ほぼ一線に流れていく曲展開。
この展開が 10分以上続くので、退屈と感じてしまう方にはあくびが出ると思いますが、好きでたまらないと感じる私は嬉し涙が出てきます。ちょっと大袈裟ですが。。
今回はVoが少し加工処理されているのか、ギュルギュルとしたゴアテイストな感じのVoスタイルになっています。あと、勿論のことですが音は悪いです。でもこれが凄まじいまでのアンダーグラウンド臭を撒き散らしていてたまらないのです。
まさにアルバムのジャケットの様なフォレスティーで殺伐としたブラックサウンド。
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