Draugr / Nocturnal Pagan Supremacy


イタリア発 Melodic Pagan Black/Thrash Metal、Draugr
2006年の 10曲入り 1stアルバム。

楽曲はメロディックでスラッシーに疾走し、ブラスト、ミッドパートが組み込まれ、緩急激しく展開していくのですが、その曲展開の随所で印象的で耳に残るメロディアスでメランコリーなメロディーが取り入れられていて、そのメロディーは時にフォーキッシュで牧歌的ですらあり、これがまた実にかっこええのです。。アルバム通して楽曲の質がなかなかに高く、実に聴き応えのある全10曲、約46分。。

この Draugr の音源は、相互リンクして頂いている SHADOWLORDさん とこで 紹介 されていて、気になっていた音源でした。。音源の詳しい紹介は、SHADOWLORDさん とこをチェックしてみてください。。
リンクしました MySpace にて、8曲目 "Furore Pagano" 、10曲目 "The Night of the Wolf" がアップされてますので、ぜひチェックしてみてください。。
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Arthemesia / Devs - Iratvs


フィンランド発 Melodic Black Metal、Arthemesia
2001年の 9曲入り 1st音源。

Keyメンバー有するメロディックブラックメタルサウンドは、なかなかのメロウさを醸し出し、疾走をベースに緩急付きながら展開していきます。。Key は楽曲にもよるのですが、それほど大々的には取り入れられておらず、程好い塩梅で取り入れられてます。。
正直、最初聴いた時は 3、6、8曲目以外はサラッと流れて、アルバム通して聴くと可もなく不可もなくな印象だったのですが、何度か聴いているとじわじわとメロディアスな部分の蜜が染み出てきまして、今では個人的にかなりのお気に入り音源となっております。。いやしかし、3曲目 "The Breeze of Grief"、6曲目 "Lifemocker" 、8曲目 "Celebration of the Heaven Lost" でのメロウで物悲しくメロディアスに疾走する曲展開は、メロディアス好きには堪りませぬな。。特に3曲目での美しくも切ない Key が絶品です。。。

バンドの音沙汰がしばらくなかったので、正直、ぜんぜんチェックしていなかったのですが、まだ活動しておりましたです。。こちらのバンドのページMySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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Forever in Terror / Restless in the Tides


US発 Melodic Death Metal/Hardcore、Forever in Terror
2007年 6月リリース、10曲入り 1stアルバム。

このバンドも実にメロディックメタル度数が高く、ギターソロパートもふんだんに取り入れられたサウンドに、ハードコアな落としてくるパートも組み込まれた、正にメタルとハードコアの美味しいとこ取りなサウンドです。。
程好い疾走と引きずるモッシーパートにより緩急のついた楽曲は、気持ちですがカオティックなベクトルも発しつつ、随所でギターのメロディアスなフレーズが耳を惹き、あくまでメロディックに展開していきます。。絞る様に叫び歌うデスヴォイスのヴォーカルさんは、なかなかにブルタルで邪悪な雰囲気もあり個人的には好きなのですが、4、6、10曲目で取り入れられているノーマルに歌い上げるパートは、無理に組み込まなくてもええのにのぅ.....と思いますのです。。。アルバムは全10曲、約 54分なのですが、正直、ちと長く感じてしまうことも無きにしも非ずです。。偉そうな意見で申し訳ないのですが、もうちっとコンパクトに抑えてもいいんではないかなぁ.....と。。

とはいえ、なかなかにかっこええですので、ぜひリンクしました MySpace にてチェックしてみてください。。
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War of Ages / Fire from the Tomb


US発 Melodic Death Metal/Hardcore、War of Ages
2007年 7月リリースの 12曲入り音源。
この音源は 1stアルバムの再録+新曲という内容になっております。

個人的に好きなバンドでして、以前に 1st、2ndアルバムを 紹介 しているのですが、今作も非常にメロディックへヴィーメタル要素の高いサウンドで、実にかっこよろしいです。。
1曲目のイントロに続く 2曲目 "Stand Your Ground" の楽曲ラストパートでの落した曲展開からメロディアスに弾きまくるギターソロに雪崩れ込む展開で早くもチビリそうになるのです。。メロディアスに疾走するパートは激速ではなく、程好いテンポの疾走感で走り、落してくるモッシーなパートでは重たくズリズリに引きずります。。時折スポークンでラッピン調なパートはあるものの、ノーマルに歌い上げるパートは取り入れず、あくまで太く叫び歌うのがメインのヴォーカルさんが楽曲のブルータリティーを上げていて、良い仕事をしているのです。。

アルバム通してなかなかにかっこいい楽曲が揃っております。
メタルサイドの方にもぜひともお勧めしたいなぁ....と思う音源です。。
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Vassline / Permanence


韓国発 Hardcore/Metal、Vassline
2007年の 14曲入り 3rdアルバム。

メロディアスでメタル度数が高いサウンドは、時に叙情的でドラマティカルに、時にスクリーモライクでキャッチーに展開し、随所でシンガロングパートが組み込まれ、且つ、更にモッシーな落としてくるパートもぶち込まれた、実にかっこのええサウンドです。。。アルバム通してメロディアスでメロウなメロディー/フレーズを奏でるギターがなかなかに耳を惹き、振り絞る様に叫び歌うヴォーカルさんの声が感情を揺さぶるのです。。
個人的に、5曲目 "Memories of One" での突き抜ける様なキャッチーなメロディー、で、その上に乗る絶叫ヴォーカル&ノーマルヴォイスが堪らんのです。いやー、ええ曲です。。また、アルバムの中でも激情度数の高い楽曲は、思わず naiad を思い浮かべてしまいますのぅ。。ぜひ MySpace にてチェックしてみてください。

前作 「Blood of Immortality」 は、あまり流通してなくて入手し難かったですが、
今作はだいぶ入手し易くなりましたな。。。
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Dark Ambition / Tears of Daewongoon


韓国発 Melodic Black/Death Metal、Dark Ambition
2007年の 8曲入り 1stアルバム。
ex-Sad Legend のギター、ベースのメンバーさんが在籍されてます。

メロウでメロディアスなフレーズが随所で組み込まれているメロディックブラック/デスサウンドなのですが、楽曲は結構荒々しい雰囲気を醸しており、Sad Legend とはまた少し違う、敢て同郷のバンドで例えるなら Holymarsh に近い雰囲気です。。
程好い疾走で 5分後半~7分台とちと少し長めながらも、楽曲によっては静のパートが組み込まれ、メロディアスでメランコリー且つアグレッシブに展開し、これがなかなかにかっこええのです。。取り入れられ方は薄めですが、Key が さり気なくメロディアスさをバックアップしております。。中音域に喚き叫び歌うブラック/デスヴォイスのヴォーカルさんが、より楽曲の荒々しさを増させている要因でもありますな。。
7、8曲目は同じ曲で、ヴォーカル有りと無しのヴァージョンでして、ちなみに 約12分の長さがあります。この曲はトラディショナルソングらしく、民族楽器等も取り入れられていて、なかなかアヴァンギャルドな仕上がりになっております。。

なかなかにかっこのよろしい音源です。。
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Sad Legend / Sad Legend


韓国発 Melodic Black Metal、Sad Legend
1998年リリースの 7曲入り 1stアルバム。
バンドは解散しています。。

ファストパートとミッドパートを織り交ぜ、緩急のついた楽曲の上を、メランコリーで切ないメロディーが随所で奏でられる、メロディアスでドラマティカルなブラックメタル。。アルバム通してギターの掻き鳴らし奏でられるメロディー、フレーズがメロディック好きの琴線をこれでもかとばかりに突き、且つ、いつまでも耳に印象深く焼付けるのです。。。楽曲の前面にではなく、程好い加減で取り入れられている Key が、楽曲のメロディックさ、ドラマティカルさをより増させる、実に良い仕事をしておりますのです。。また、中音域にて喚き叫び歌うヴォーカルさんもなかなかに良い仕事してます。。

いやしかし、この切なく愁いを帯びたメロディーは堪りませんなぁ。。
リリースされてから既に 9年経つのですが、この胸を打つメロディアスさには古いも新しいもないですな。
秋の夜長にこのアルバムを聴きますと、特に胸に沁みますのです。。。
MySpace の Fan site にてぜひチェックしてみてください。
個人的、永遠のお気に入り音源の一枚です。
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HIZAKI grace project / Ruined Kingdom


HIZAKI 氏 による Melodic Metal/Rock project、HIZAKI grace project
2007年 9月リリースの 10曲入り音源。
1~3 が新曲、4~10 が 2007年 2月のライブ音源という内容です。

以前 に紹介した 1st音源は、切なくメランコリーなメロディーが満載のメロディックメタルサウンドで、もう聴きながら何度となく嬉ションを撒き散らしたか分からないくらいの、個人的に永遠のお気に入り音源です。。

新曲 3曲の内、切なくもメランコリーなメロディーと共に疾走する 1、2曲目は、もう思わずため息が出るくらいに素晴らしいです。。1曲目 "Ruined Kingdom" の切なさも実に堪らないのですが、2曲目 "Dark Passage" の切なさは、もう一線を越えております。。聴いていて涙ぐむどころではなく、もう慟哭状態です。。特にサビでの更に突き抜ける切ないメロディー、そして、泣き泣きのギターソロ、何度聴いても思わず空を眺めてしまいます。。。
3曲目はミッドナンバーながらもサビはメロディアスで、なかなかの佳曲です。
今作でもヴォーカルさんが非常に良い仕事をしております。。

ライブ音源は 1stアルバムからセレクトされてます。
個人的な勝手な思いとしては、Schwardix Marvally 時代の楽曲をこのメンバーで演奏したのをぜひとも聴きたかったなぁ.....と。。特に "Virgin Mary" 。。。

こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、日本人らしい歌謡曲的な愁いを帯びた切ないメロディーと、メタルサウンドが融合したこのメロディアスなサウンドは、メロディックメタル好きの多くの方の琴線を突付きまくると思いますのです。
この音源、新曲 3曲だけのマキシシングルだと、より多くの方、特にメタルサイドの方にお勧め出来るのになぁ.....と、思ったりするのです。。。
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Derdian / New Era Pt. 2 - War of the Gods


イタリア発 Melodic Power Metal、Derdian
2007年の 11曲入り 2ndアルバム。

今年になってようやっと入手した 1stアルバムは、未だにちょくちょくと聴いているくらいに気に入っているのですが、個人的にそんな状況の中、バンドとしては 約2年ぶりとなる 2ndアルバムがリリースされました。。。最初にアルバム通して聴いた時から、感動のあまり体がぴくぴくと反応していたのですが、アルバムを繰り返し聴いていると更に味が染み出てきて、このメロディアスさ、ドラマティカルさに思わずため息が出てしまうのです。。
それにしても、このメランコリーなメロディーは堪りませんねぇ。。
サウンドはメロウで優しさがあるのですが、聴いていると気持ちに気合が入ってきますな。。
MySpace にて、 1st に収録されている "Eternal Light" のライブ動画がアップされているのですが、これは何度観ても堪りませんなぁ。。ぜひとも、いつか来日してほしいですねぇ。。。
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Pestilence / Malleus Maleficarum


オランダ発 Death/Thrash Metal、Pestilence
1988年の 10曲入り 1stアルバム。

個人的な話、Vio-LenceDevastationKreator (early) 等など、たまにふと聴きたくなるスラッシュ/デスメタルの音源があるのですが、この Pestilence もその内の一つです。。
今から 19年前の音源とはいえ、今現在聴いても実にかっこええんですなぁ。。
ストレートでスラッシーに疾走する展開をメインに緩急も付けられた楽曲、意外な程にメロディアスなフレーズを奏でるギター、そして、吐き叫び歌うヴォーカル。。いやしかし、何年経ってもこのかっこよさは色褪せませんな。。

MySpace の Fanpage にてぜひチェックしてみてください。。
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