DOGGY HOOD$ / Over Hyped, Over Hated


東京発 Beatdown Hardcore、DOGGY HOOD$
2009年の 8曲入り音源。

いやしかし、聴いていますと自然と顔がニヤけるくらいの極悪サウンドですな。
こちらでも紹介しております Six Ft Ditch 辺りの極悪ビートダウンハードコアがお好きな方は、もう失禁もののサウンドではなかろうかと思います。。。聴いていますと自然と体が揺れる程のノリの良いダンサボーでモッシュフルな楽曲に、ゴリゴリ、ズリズリに引きずり落してくるビートダウンパートを組み込んだ曲展開は、もう暴れたい衝動に駆られまくりで、もはやジッと大人しく聴いていられない程なのです。。また、低音がズンズンとこれまた極悪なまでに強烈で、腹から頭のてっぺんまで刺激してきますのです。。

この音源でのギターの音がスウェーデンのデスメタル、Entombed の初期音源の様な、何ともジャリついた感じの音でして、個人的にこの音を聴いて毎回思わずニヤりとしてしまうのですが、このギターサウンドで聴く 6曲目に収録されている SLAYER"Raining Blood" のカバーが、これまた何ともマニアック心を突いてきますのです。。
かっこいいです、実にかっこいいです。
MySpace にて、ぜひぜひチェックしてみてください。
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Fit Of Frustration


US発 Hardcore Thrash/Metal、Fit Of Frustration

■Dead Hearts, Dying Minds, Buried Souls / 9曲入り音源
■Self Titled EP / 10曲入り音源

上記の二作品はリンクしましたバンドの MySpace のブログの所からフリーでダウンロード出来ますので、まずはぜひチェックしてみてください。

バンドの MySpace の 「影響を受けた音楽」 の欄に挙げられているバンド群のサウンドを消化して叩き出されるスラッシュサウンドは、スタスタと走る曲展開をベースに、程好いミッドなテンポを組み込んだ、メタル度が程好く高い楽曲で、ハードコアサイド、メタルサイドどちらの方にもお気に召して頂けるサウンドではなかろうかと思います。。。
楽曲には程好いメロディアスさもあり、ヘッドバンギングも自然と出ますし、聴いていますと自然と体がリズムを取り反応して、思わず暴れ走り廻りたくなるくらいの、気持ちの良いスラッシュサウンドです。。フリー音源とはいえ、と言うと ちと語弊があるかもですが、実にかっちりとかっこよく、なかなかに聴き応えのある音源です。。
ハードコアスラッシュ、クロスオーバーサウンドと紹介すると、メタルサイドの方からは毛嫌いされる方もおられるかもですが、この Fit Of Frustration はスラッシュメタルの要素の方が濃く出ていると思いますので、ぜひぜひチェックしてみてください。。
個人的にお気に入り音源 & Recommend 音源です。
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Calmed By The Tides Of Rain / Self Titled EP


ロシア発 Hardcore/Death Metal/Down-tempo、
Calmed By The Tides Of Rain
2009年の 5曲入り 1st音源。

この音源はフリーダウンロード音源ですので、リンクしましたバンドの MySpace にて、先ずはぜひぜひチェックしてみてください。。

重心低くスラッジーなミドルテンポがベースとなった楽曲の中で、程好く且つダンサボーに走るパート、そしてズリズリに引きずり落してくるパートが組み込まれた曲展開は、聴いていると自然と体がリズムを取るくらいの極悪モッシュフルビートダウンハードコア/デスメタルサウンドです。。。更にブルタルさを増させている要因が、始終悪い空気を撒き散らしているディープなグロウル ロウデスヴォイスのヴォーカルさんでして、なかなかにエゲツナく、良い仕事ぶりなのです。。

まぁ、数多く存在するこの手のサウンドの中では、正直、ちと埋もれてしまうかもしれませんが、個人的には かなり気に入りましたです。。このブルタルさは、スラミングデスメタル好きの方もお気に召すのではないかと思うとります。。MySpace にてぜひチェックしてみてください。
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While Heaven Wept / Vast Oceans Lachrymose


US発 Melodic Metal/Epic Doom、While Heaven Wept
2009年の 6曲入り 3rdアルバム。

個人的に好きなバンドでして、以前に 2003年の 2ndアルバム を紹介しております。
その前作から約 6年、いやー長かったですねぇ。。
新たにヴォーカル、そしてサポートだった Key をメンバーに迎え、6人組となり制作された本作は、前作の流れを汲んだメロディアスでメランコリーでドラマティックさをも兼ね備えた、程々の激しさがありながらも、あくまでゆったり目の曲展開がベースで、広がり、奥行きの感じるエモーショナルなサウンドです。。。前作の紹介の時にも例えましたが、個人的には 「疾走しないキーパーサウンド」 などと勝手に表現しているのですが、それ程までにアメリカのバンドでありながらも、ヨーロピアン/ジャーマンなバンドの香りのするメロディアスサウンドです。。。

1曲目「The Furthest Shore」 が いきなり 15分を超える大作で、正直、聴く前に少し身構えてしまったのですが、緩急付いた曲展開は聴きダレることなく耳を惹きつけ、気づけばメロディアスなギターが印象的でゆったり流れるラストパートに差し掛かっている、てな感じで、実に聴き浸らせてくれます。。そのラストパートでのメロディアスなギターのフレーズが、前作でも聴けた、これぞ While Heaven Wept 節ともいえるメロディアスさで、もう堪らないのです。。。インストの5曲目「Vast Oceans Lachrymose」 での ゆったり流れるメロウな曲展開にも心休まりますのです。。。
本作でのヴォーカルさんは前作と聴き比べて何ら違和感なく、実に伸びやかで安定した歌声です。。

本作は前作以上に程好く走るパートが多く取り入れられている楽曲、またパートがあり、よりメロディックメタルな要素が強く出ていますので、前作を紹介した時の様にドゥームメタル、と紹介するよりは、ドゥームメタルな要素もある、という様な紹介の方がいいかもしれませんです。。ですので、ドゥームメタルと聞いて毛嫌いされる方も、勿論メロディック好きの方も MySpace にてぜひぜひチェックしてみてください。
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