Kreator / Extreme Aggression


ドイツ発 スラッシュメタル、Kreator
1989年の4thアルバム。

個人的な話、Kreator の音源は 5thアルバムの 「Coma of Soul」 までしかチェックしていないです。。で、今でも良く聴くのは、2nd 「Pleasure to Kill」 か この 「Extreme Aggression」 です。
このアルバムの6曲目に収録されている "Betrayer" の MV が妙に印象に残っているんすよねぇ。。正直、今、この音源を聴くと、当時感じた程の Extreme で Aggression な 印象はないんですけどね。。2ndで聴けた様な、とにかく前へ前へという勢いはないのですが、その分整合感が増し、かっちりとしたタイトなサウンドになっているので、聴いていて気持ちいいですし、何よりかっこええですな。

今から17年前の音源かぁ。。。
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Devastation / Idolatry


年末なので思い出の懐かしい音源でも。。

US発 Death/Thrash Metal、Devastation
1991年の8曲入り3rdアルバム、で、これが最後の音源になりました。
同じUSだけでも同名のバンドが現在も活動中も含め4バンドいて、ちとややこしいのですが、紹介する DevastationCombat Records にて活動していたバンドです。

ストレートで緩急の付いたシンプルな曲展開のデス/スラッシュサウンドに、吐き捨てる様に叫び歌うシャウトヴォーカル。。ここ最近ではあまりお目にかかれないくらいのシンプル過ぎるサウンドなのですが、これがもうめちゃくちゃかっこ良く、聴いていると熱くなってきます。5曲目のタイトルトラック "Idolatry" はミッドナンバーなんですが、これがまたかっこええんですなぁ。。

myspace にてぜひチェックしてみてください。
このストレートなサウンドは、メタルクラスト好きの方にもお勧めしたいですなぁ。。
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Dark Flood / Still Liberty


フィンランド発 Melodic Death Metal、Dark Flood
2004年の9曲入り1stアルバム。

切なくメランコリックで、且つ泣きも入った印象的なメロディーが随所で取り入れられたメロディックデスメタルサウンド。。楽曲はスタスタというよりは、スッタンスッタンてな感じの程好いスピードで走る曲展開が殆どを占めます。吐き捨てる様に叫び歌うブラッキッシュなデスヴォイスに、若干外し気味のクリーンヴォイスが時折絡みます。Keyも随所で取り入れられていて、楽曲を更にメロディックでドラマティックに盛り上げているのです。
アルバム通して実にメロディーが良いです。
1曲目のメロディアスな出だしで早くもスピーカーの前で体が硬直してしまいました。続く2曲目、3曲目での切なく印象的なメロディーに思わず目頭が熱くなったのですが、4曲目のサビでの泣きのメロディーで感動のあまり涙が零れ落ちてしまいました。。。ベタですけど、この切ないメロディーは堪りませんです。。8曲目のアコースティックギターでのメロウなインストに続くラストの9曲目も良い曲なんすよねぇ。

メランコリックでメロディアスなサウンドがお好きな方にぜひともお勧めしたいアルバムです。。
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Zargof / Departure For The Cosmic Twilight


ブラジル発 Symphonic/Atmospheric Black Metal、Zargof
2004年の5曲入りEP音源。

Key/シンセ で奏でられる1曲目 "For The Spiritual Redemption" の 叙情的で切なげで美しいメロディーは、まるでアルバムジャケットの様な森の中にいるようで、何とも気持ちが穏やかになる優しくメロディアスなインストなのです。。ですが、続く2曲目の出だしの叫び声で、穏やかな空気から一気に凍てついた空気へと変わります。。。楽曲はメロディックに疾走する曲展開をベースに、Key/シンセが前面に取り入れられ、なかなかにドラマティックに盛り上がり、ブラジルらしからぬ (と 言うと語弊があるかもしれませんが....) 冷たくもメロウでメロディアスなサウンドで、思わず北欧のバンドかと思ってしまうくらいです。。喚き叫び歌うヴォーカルさんもなかなかに邪悪で良い仕事をしております。

この音源、ちと音が悪いのですが、もう少し音がクリアで、Key/シンセ の音がすっきりすればより多くの方にアピール出来るサウンドだと思うんですよねぇ。。バンドの活動がちと止まっているみたいですが、新しい音源が楽しみなバンドであります。
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Wintermoon / Kingdom of Hate


ドイツ発 ブラックメタル、Wintermoon
2003年の4曲入りデモ音源。

デモ音源ということもあり音が悪いのですが、いやー、この音の悪さ、こもり具合は、逆に邪悪度数を更に上げておりますなぁ。。
あまり緩急付かず、ひたすらにドコドコと疾走する曲展開、薄めながらも寒々しく切なげなギターのメロディー、吐き捨てる様に叫び歌う邪悪なブラッキーヴォイス。1曲目は約10分、2、3、4曲目は6、7分台の長さで、徹頭徹尾に邪悪なブラックメタルが貫かれております。収録されている4曲共に気に入っているのですが、特に4曲目 "The Dark Chamber" の メロウで冷たい、且つ印象的なギターのメロディーが実に良いんですなぁ。。
このメンバー写真といい、もう堪らんかっこええっす。。。
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Wolves in the Throne Room / Diadem of 12 Stars


US発 ブラックメタル、Wolves in the Throne Room
2006年の4曲入り1st音源。

4曲入りとはいえ 1、2曲目は約13分、3曲目は約14分、ラストの4曲目は約20分と、かんなり聴き応えのある内容となっております。。
楽曲は疾走するパートがメインとなりつつも ミッド/静のパートが組み込まれ、ひたすらに冷たくも寒々しい、且つメロウなメロディーを撒き散らしながらメロディアスに展開していきます。。薄っすらと取り入れられているKeyが出しゃばらないながらも、実に良い味付けがされております。。ヴォーカルさんの邪悪、病み、叫び具合もなかなか強力でして、非常に良い仕事をされてます。時折、女性Voも絡んできます。。
アメリカのバンドとは思えないくらいの寒々としたメロウなメロディー、フレーズがギターで掻き鳴らされ、また、静のパートも実に叙情的でして、楽曲は長いのですが、個人的には堪らなく好みのサウンドということもあり、途中でダレることなく、なかなかに惹き込ませてくれますのです。4曲目の約20分にも及ぶ大作は、これがまたなかなかにドラマティックでして、特にラストパートでの女性Voが絡み、切なく疾走する曲展開が実に惹き込まれます。。。

myspace にて試聴出来ますので、どんな感じかぜひチェックしてみてください。
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Sombre Chemin / Notre Heritage Ancestral


フランス発 NS Black Metal、Sombre Chemin
2006年の9曲入り音源。

アコースティックでフォーキッシュな静のパートを組み込んだ、なかなかにドラマティックなメロディックブラックメタルです。。楽曲の随所で取り入れられている Key/シンセ は、前面に出しゃばらない程度に味付けされていて、これが楽曲を盛り上げるのに非常に効果的で良い塩梅なのです。楽曲は走るパート、ゆったりのパート、静のパートが組み込まれていて、ギターは始終と言っていいくらい、ひたすらに切なくメロウに掻き鳴らしています。。また、始終ウギャーてな感じで喚き叫び歌うヴォーカルさんがなかなかにえげつなくて、実に邪悪で良い仕事をしております。時折絡む女性ヴォーカルもええ具合に取り入れられています。

私はまったく気にならないのですが、音が悪いです。。
もし、サウンドがクリアで音が良かった場合、より多くの方にアピールするのではなかろうかのぅ? と 思ったり。。でも、この音の悪さだから邪悪さとメロウさが良い塩梅なのかのぅ...とも思ったり。。。個人的にはこの音の悪さが何とも大好きなんですけどね。。マニアックなメロディックブラック好きの方にお勧めでございます。
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Elegeion / The Last Moment


オーストラリア発 Gothic Doom/Black、Elegeion
2005年の7曲入り2ndアルバム。

元々ブラックメタルをやっていたメンバーが始めたバンドだけに、若干ブラッキッシュな面 (特にヴォーカルですが...) も垣間見れるゴシックドゥームサウンド。悲しく、切なく、メランコリックなメロディーがギター、ヴァイオリン、ピアノで奏でられ、その楽曲の上に優しくも伸びやかな女性ヴォーカルと、吐き捨てる様なブラッキーヴォイスが乗ります。。バイオリンが絡んでくるパートが絶品で、もうひたすらに切ないメロディーを奏でます。中でもピアノとバイオリン、女性ヴォーカルのみで綴られるバラードの2曲目 "Scars" は、思わず目頭が熱くなるくらいに切なくメランコリックなナンバー。優しく切なげに歌うヴォーカル、悲し過ぎるバイオリンの音色が胸に染みます。。。myspace にて、その "Scars" と 1曲目 "The Last Moment" が試聴出来ますのでぜひチェックしてみてください。。
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Leaves' Eyes / Vinland Saga


ドイツ発 Gothic Metal、Leaves' Eyes
2005年の2ndアルバム。

サウンドは前作と変わることなく、メロディアスで美しく、そして透き通るような美しいヴォーカルが何とも耳を惹きつけるのです。。
3分、4分台でコンパクトに作られた楽曲は、アルバム通して聴いていると、ちとサラリとすんなり流れていくのも否めない点であります。個人的にはもう少し沈み込む様な物悲しく印象的なメロディーが組み込まれているといいなぁ....と、昨日も書きましたが今作でも思うのです。とか言いながらも結構好きなサウンドなんですけどね。。。
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Leaves' Eyes / Lovelorn


ドイツ発 Gothic Metal、Leaves' Eyes
2004年の10曲入り1stアルバム。

ソプラノヴォイスまではいかずに、こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、可愛らしい感じの声で歌い上げる Liv嬢 のヴォーカルがなんとも優しく耳に入ってきますなぁ。。少し激しめの楽曲もありますが、アルバム全体としてはまったりとした空気が漂っております。とはいうものの、もう少し印象的なメロディーがあったらいいのぅ....というのが正直な感想でもありますが。。。
まぁ、何だかんだいっても結構好きだったりします。
myspace にてチェックしてみてください。。
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