Sworn / The Alleviation


ノルウェー発 Melodic Black/Death Metal、Sworn
2007年の 7曲入り 1stアルバム。

2006年の 1月にデモ音源を 紹介 して、これからが楽しみなバンドなどと言いながらも、少しチェックを忘れてる間に 1st音源がリリースされておりました。。。
メランコリックでメロディアスな楽曲は程好い疾走ナンバーからミドルナンバーまで実にそつのない完成度で、なかなかに聴き惹き込ませてくれます。。ただ、この Sworn をデモ音源の頃から好きだということを前提に、少しだけ辛口に申させて頂ければ、楽曲には走るパートもあり、メロウというだけのサウンドではないのですが、また、メロディックなへヴィーメタルな要素もある分、妙に耳障り良くさらっと耳を流れていくのも否めない点ではあると思うのです。。偉そうな意見だとは思うのですが、このバンド、サウンドが好きなだけに、あえて述べさせて頂きました。。。

何だかんだいっても、この Sworn のサウンドは好きです。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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Cryptic Wintermoon / Of Shadows...And the Dark~


ドイツ発 Melodic Black/Death Metal、Cryptic Wintermoon
2005年の 12曲入り 3rdアルバム、
「Of Shadows...And the Dark Things You Fear」 。

回を重ねて聴くとそうでもないのですが、この 3rd音源を聴き出した頃の感想は、前作と少し雰囲気が変わったかのぅ.....てな印象でした。。その要因の一つは Key の取り入れられ方でして、前作と比べると大分薄くなりましたな。一部の楽曲を除き、楽曲の前面に出ることはなく、あくまでバックで薄っすらと覆い被さる様に取り入れられるのがメインとなっております。。先にも書きましたが、正直、この音源を最初聴いた時はちと 「むむむ....」 てな感想を持ちましたが、繰り返し聴いているとかっこよさが滲み出てまいりました。。個人的な感想なのですが、この 3rd音源は、メロディックブラック/デス度数の高いニュースクールハードコア (HCに落してくるパートはありませんが。。) の方にもお勧めしてみたいなぁ、と勝手に思うとります。。

緩急織り交ぜたメロディックな楽曲は、そつなくなかなかにかっこええです。
MySpace にてチェックしてみてください。。
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Cryptic Wintermoon / A Coming Storm


ドイツ発 Melodic Black Metal、Cryptic Wintermoon
2003年の 14曲入り 2ndアルバム。

実際に音を聴く前に勝手にバンド名から想像していたサウンドは、冷たく寒々しいシンフォニックでメロディックなブラックメタル、てなサウンドを思い描いていたのですが、実際に聴いてみるとブラックブラックなサウンドという訳ではなく、純なへヴィーメタルな要素の高いメロディアスなブラック/デスメタルサウンドですのぅ。。ヴォーカルさんの声がブラッキッシュというよりは、ダミーなシャウト声なのもそう感じる要因ではありますな。。Keyメンバーさんがおられますが、シンフォニックで前面に取り入れられてはおらず、楽曲の良い味付けとしてメロディアスなフレーズをぽろぽろと奏で、バックで薄めに覆い被さる様に、それでいて効果的に取り入れられてます。。楽曲は疾走ナンバーはあるものの、疾走がメインという訳ではなく、程好い疾走とミドルを織り交ぜた構成になっております。。
インスト曲、カバー曲含めたアルバム全 14曲は、なかなかにそつのない仕上がりになっておりますな。。中でも 1、2、3、6、7曲目は実にかっこええです。
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Anthelion / Bloodshed Rebefallen


台湾発 Melodic Black Metal、Anthelion
2007年の 9曲入り 1st音源。

絶えず前面に出る訳ではなく、それでいて楽曲の随所でメロディアスなメロディー、フレーズを奏でる Key が、楽曲のメロディアスさ、ドラマティカルさを増させ、長めの楽曲でも実に聴き惹き込ませてくれる、なかなかに楽曲の完成度の高いメロディックブラックメタルです。。楽曲は絶えず疾走しまくりな曲展開ではなく、程好いミドルなパートを織り交ぜ、緩急ついて展開していきます。。個人的な話、最初にアルバムを通して聴いた時は、結構さらりと耳を流れて行ったのですが、聴く回を重ねると、ギター、Key のメロディアスさがじわじわと耳に沁み込んできました。。。特にギターのメランコリーで切なげなメロディー、フレーズは、なかなかに耳を惹かれますのです。。。中~高のブラッキーヴォイスにロウデスヴォイスも絡むヴォーカルワークも、実に良い仕事をしております。。。
インスト曲含め、もうアルバム全曲気に入っているのですが、その中でも 1曲目"Snake Corpse"
4曲目"Grave Ocean" 、7曲目"Bloodshed in the Dark of Burning Hell" でのギターのメロディー等が堪らんです。かっこええです。。

MySpace にてぜひチェックしてみてください。。
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焔 -ホムラ- / 儚クモ底ヘ


ジャパニーズロック、焔 -ホムラ-
2007年 9月リリースの 6曲入りミニアルバム。

2007年 2月にリリースされたシングル 「オレンジ」 にて を初めて聴いたのですが、その切なくもメランコリーなメロディーが私の琴線を突き、なかなかに惹かれる作品でした。。そして、この 9月にリリースされた本ミニアルバムでは、更にメロディアスさ、切なさが増し、実にメランコリーでエモーショナルなサウンドへと推し進められ、且つ、独特な暗い雰囲気もあり、なかなかに聴き惹き込ませてくれる作品なのです。。。気持ちメタリックなギターで奏でるメロディアスなメロディー/フレーズ、少し線が細いながらも切々と歌い上げ、楽曲によりシャウトも取り入れられたヴォーカルさんが、もう個人的な好きなツボをビシビシと突いてくるんですなぁ。。。楽曲にはモダンでへヴィーな要素が取り入れられたパートもありますが、それはそれで上手く曲展開に組み込まれていると思います。。

イントロ含む全 6曲のこの音源、個人的にかんなりのお気に入り音源です。。
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unfade


ジャパニーズロック、unfade

■flower of love / 1stシングル
2007年 4月リリースの 3曲 (+1曲) 入りのシングル。
タイトル曲の 「flower of love」 を初めて聴いた時、あまりの好きなタイプのサウンドに、もう一瞬にして琴線をグサリと突き刺されてしまいましたのです。。このメロディアスさ、キャッチーさ、そして、エモーショナルに歌い上げるヴォーカルさんが実に良いです。。このタイトル曲は個人的永遠の名曲。。。

■DIAMOND / 2ndシングル
2007年 6月リリースの 3曲入りシングル。
メロディアスでキャッチーな楽曲の質が更に上がり、もはや文句のつけようがない素晴らしい 3曲。。少し愁いを帯びたメロディー、そして、切々と歌い上げるヴォーカルさんが実に良い仕事をしています。。3曲共に気に入っているのですが、その中でもメロディックハードコアライクに突っ走る 3曲目 「glory road」 は個人的な応援歌っす。メロディー、歌詞が実に良いです。。

■the sunshine / 1stミニアルバム
2007年 8月リリースの 7曲入り音源。
疾走曲からメロウなバラード曲まで塩梅良く収録された本作は、もうただただ楽曲に聴き惹き込まれますのです。。メロディー良し、ヴォーカルさんも上手く、楽曲の質も高い、と、もうエクセレントです。。好きなので褒めまくりです、えぇ。。
個人的な話、unfade のサウンドは、ちと懐かしい BILLY&THE SLUTS
NEVER CRAZY 辺りのバンドを彷彿とさせますのぅ。。
ぜひとも一人でも多くの方に unfade をチェックしてみてほしいなぁ....と、陰ながら願うのです。。。
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Wizards' Hymn / Hymnal


日本発 Melodic Power Metal、Wizards' Hymn
2006年の 10曲入り 1stアルバム。
ドラムは Area51 の 今井さんです。

英語詩にて切々とエモーショナルに、且つ、伸びやかで力強く歌い上げる女性ヴォーカルを有し、楽曲によりクラシカルでバロック調の Key が印象的に取り入れられたメロディックパワーメタルサウンドは、疾走曲、程好い疾走曲、ミドル、バラードが塩梅良く配置され、メロディアスで切ないフレーズ、メロディーに随所で耳を惹かれる、なかなかに聴き応えのある作品です。。アルバム通して気に入っているのですが、その中でも 1、5、6、7、8、9、10曲目は私の琴線を特に突きますのです。。特に 5曲目でのメロディアスさ、そして、8曲目のバラードから 9、10曲目のアルバムラストの 2曲を疾走ナンバーで締める楽曲の流れ。。もう実にかっこええです。。。

バンドのHP、MySpace にてぜひチェックしてみてください。
この音源も個人的永遠のお気に入り音源のリストに入りましたです。。
ただ、ヴォーカルさんが抜けられたのは残念ですなぁ。。。
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Area51 / Ankh


日本発 Melodic Speed/Power Metal、Area51
2005年の 9曲入り 1stアルバム。

クラシカルでバロッキーなメロディー/フレーズが随所に組み込まれた楽曲は、実にメロディアスでドラマティカルで、そして実に切なくメランコリーで愁いに塗れております。。。日本語詩で伸びやかに歌い上げる女性ヴォーカル、Kate嬢の力強くも優しく繊細な歌声は、メランコリーで切ない楽曲に実に良く溶け込んでいますし、また、このヴォーカルにより楽曲のメロディアスさ、切なさが増しているとも思います。。。この楽曲のメロディアスさは、こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、実に日本人らしい愁いを帯びた歌謡曲なメロディーで、そのメロディアスさとクラシカルさが織りあい、奏でられるメロディーは、もう個人的には切なさ、美しさで聴く度にため息が出ますのです。。。
1、4、8曲目はインストナンバーの全 9曲入りのこの音源、個人的には全曲お気に入りでございます。。その中でも 3曲目"Extend Wings" 、7曲目"Alea Jacta Est" のメロディーは、もう私の琴線を突き刺しまくりますのです。。。

リンクしました HP、MySpace にて、ぜひぜひチェックしてみてください。。
この音源は個人的永遠のお気に入り音源のリストに入りましたです。。。
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Molot Vedim / Asylum


ロシア発 Melodic Black Metal、Molot Vedim
2004年の 8曲入り 1st音源。
バンドは既に解散しております。。

この音源を中古屋で見つけ、アルバムジャケを見た時、思わず Flatbacker の 「ESA」 アルバムを思い出したりして妙に気になり、CDを手に取ってしげしげと眺めるも、アルバムタイトルとそのタイトル曲以外は全てロシア語で、裏ジャケのクレジットもロシアになっているので、ロシアのバンド、恐らくブラックメタルだろうなぁ.....等などと想像しながら入手した音源です。。

サウンドは Key メンバー有するツインギターのメロディックブラックメタルサウンドで、個人的に聴く前に想像していたサウンドを遥か彼方に上回るメロディアスさ、かっこよさで、このサウンドに出会えたことの嬉しさに、思わず目頭が熱くなりました。。。
約 7分の程好く疾走するインストナンバーでアルバムが始まるのですが、初めてこの 1曲目を聴いた時、あまりのメロディアスでかっこいいギターの奏でるメロディー、フレーズに思わずコンポの前で硬直してしまいました。。。Keyメンバーが在なのですが、Key は前面に取り入れられてはおらず、あくまで楽曲にさりげなく覆い被さる様な取り入れられ方で、とはいえ、縁の下の力持ち的な存在で楽曲のメロディアスさ、ドラマティカルさを増させる良い仕事をしております。。楽曲は疾走がベースになりつつも緩急が取り入れられた曲展開で、且つ、実に切なくもメロディアスで、聴いていて随所で耳を惹かれますのです。。
いやー、非常にかっこのよろしいサウンドです。
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