Graves at Sea / Asunder - split


共に US発、
Doom/Sludge、Graves at Sea
Funeral Doom、Asunder
2005年の 3曲入りスプリット音源。

・Graves at Sea / 1~2
1、2曲目共に 約 11分のナンバーを収録。。ドゥーミーでスラッジーに暗黒邪悪度数高めにジリジリと slow で raw に引きずりながら進む遅重サウンド。喚き叫び歌うヴォーカルさんもこれまた邪悪臭がぷんぷん漂っているのですが、このヴォーカルさんは何と女性なんですな。。リンクしました myspace にて、ライブ動画も見れますのでぜひ。

・Asunder / 3
1曲 約 19分のナンバーを収録。。ロウなデスヴォイスと共に重苦しく進むサウンドなのですが、ギターの奏でるメロディーはメロウでメランコリックで、これがなかなかに耳を惹きつけるのです。。1曲が約 19分もあると、思わず聴く前に身構えてしまうのですが、この収録されている曲は実に聴き惹き込ませてくれるナンバーでして、ゆったりとサウンドに身を委ねて聴いていると、19分という長さを感じないんですよねぇ。。個人的にですが。。。
両バンド共に、実にかっこ良いです。
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OCEAN / Here Where Nothing Grows


US発 Doom/Sludge、OCEAN
2005年の 3曲入り 1st音源。

ドイツに THE OCEAN というバンドがいて、ちとややこしいのですが、
こちらは US は ポートランド発の OCEAN です。

3曲入りとはいえ、1曲目 約 21分、2曲目 約 19分、3曲目 約 25分。。
トータル約 1時間 5分。。。
ひたすらに暗く陰鬱で raw な 激遅重 Doom/Sludge サウンドは、似た様な雰囲気として Corrupted の名前も良く挙がっておりますが、確かに近いとは思うのですが、OCEAN のサウンドはもう少しエモーショナル、とまでいうと語弊があるかもしれませんが、じわじわと盛り上がる曲展開が組み込まれておりますな。。とはいっても、あくまでこの手のサウンドの中での例えですので。。。
始終一定のサウンドで淡々と進むのではなく、軽く抜ける強弱のついた曲展開があり、1曲がかなり長いのですが、そうダレることなく聴き通せますのです。。また、吼え叫び歌う様なロウヴォイスは、邪悪臭も撒き散らしていてエゲツナかっこ良いです。ですが、楽曲はインストパートの方が比重が高く、ヴォーカルはそれ程多く取り入れられていませんのです。。

いやしかし、この低音効きまくりの遅重サウンドは堪らんかっこええです。
聴いていると思わずこのサウンドに身を委ねてしまいます。。
myspace にて、2曲目 "Salt" 、3曲目 "The Fall" をぜひチェックしてみてください。。
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Mourning Beloveth / A Murderous Circus


アイルランド発 Mournful Doom/Death、Mourning Beloveth
2005年の 5曲入り 3rdアルバム。

少しサウンドの雰囲気が変わりましたなぁ。。。
とはいえ、楽曲は相変わらずにメロウでメランコリーですので、前作までと大きく変わったのかといえば、そう大きくは変わっていないのですが。。。
前作とどの辺が違うのかというと、ギターの奏でる印象的なロングトーンのメロディーがない、というか少ないんですなぁ。。今作ではあくまで メロディアスなリフ が中心となっていて、そのせいか、楽曲自体はメロウでメロディアスなのですが、どうも耳に残るメロディーが少ないんすよねぇ。。ということもあり、個人的にですが、前作までよりも、よりデスメタルな色が前面で感じられます。とはいえ、デスメタルな色といっても、ドロドロとしたサウンドの雰囲気ではなく、叙情さの漂う暗めで乾いた感じのサウンドです。。また、ヴォーカルさんも少しスタイルが変わり、グロウルというよりは振り絞る様に叫び歌うデスヴォイスがメインになっておりますな。クリーンヴォーカルも絡んではいますが、今作では少し絡む割合が少ないですのぅ。。。

確かに前作までと少しサウンドの雰囲気は異なりますが、この 「A Murderous Circus」 アルバム、個人的には結構気に入っております、ええ。。Audiostreet にて、アルバムの 1、2、3曲目が 試聴できますので、ぜひチェックしてみてください。
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Mourning Beloveth / Lunar Gate - split 7ep


アイルランド発 Mournful Doom、Mourning Beloveth
同じくアイルランド発 Gothic Doom、Lunar Gate
2003年のスプリット 7ep、限定 500枚。
この ep は Picture Vinyl なんですが、これがまたすごく綺麗なんです。。

・Mourning Beloveth / Part I
約 7分程のナンバーなのですが、相変わらずメロディーが素晴らしいんですなぁ。。始終悲壮感の漂いまくりなメロディー、えげつないロウグロウルに伸びやかで切なげなクリーンヴォーカル。ミッドテンポの中でも 静、動、静、動 と展開し、ラストではアップテンポになり、切ないギターのメロディーでフェイドアウトしていきます。。なかなかの佳曲です。

・Lunar Gate / Latitude
女性ヴォーカルさんが歌い上げるゴシックメタルサウンドで、楽曲はメランコリックでまずまずの佳曲なんですが、この音源にはスペシャルゲストとして Saxophone プレイヤー ( かなりの親父さん ) がフューチャーされていて、これがまた何ともいえない微妙な味を醸し出していますのです。。
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Mourning Beloveth / The Sullen Sulcus


アイルランド発 Mournful Doom、Mourning Beloveth
2002年の 6曲入り 2ndアルバム。
本作は Weird Truth Prod からの解説、帯付きの日本仕様盤。

前作同様、陰鬱で切なくも悲しみに溢れたドゥームサウンド。。
まったくもって明るいなどという要素は微塵もなく、ひたすらに暗く愁いを帯びたメランコリーなサウンドは、もう聴いていると気持ちが沈み込んできます。。。悲しく切な過ぎるギターの奏でるメロディ-、ディープなロウグロウルに伸びやかな中音域のクリーンヴォーカルは、前作を上回る素晴らしさで、実に聴き惹き込ませてくれます。。

こちら にて、2曲目 "It Almost Looked Human" 、4曲目 "Narcissistic Funeral" が試聴出来ますので、ぜひチェックしてみてください。
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Mourning Beloveth / Dust


アイルランド発 Mournful Doom、Mourning Beloveth
2002年の 8曲入り 1stアルバム。
本作は 2001年に自主でリリースされた6曲入り音源に、次作の2nd音源に収録予定の "It Almost Looked Human" のラフミックス、そして、98年のデモ音源から "Forever Lost Emeralds" の 2曲が追加収録され、Sentinel Rec よりリリースされた再発盤。

アルバム通して物悲しく陰鬱で、明るい要素などは一つも無く、楽曲は始終ゆったりと重厚に流れていきます。。えげつないロウグロウルヴォイスと中音域の伸びやかなクリーンヴォイスが使い分けられたヴォーカルワークは、歌い上げるパートが実にエモーショナルで、なかなかに惹き込まれます。。ギターの奏でるメロディ-は、ひたすらに物悲しく、切なく、メランコリーで、聴いているともう琴線をびしびしと突いてきますのです。。
楽曲は非常にメロディアスですので、取っ付き易いサウンドだと思います。。
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Despond / Supreme Funeral Oration


フランス発 Funeral Doom Metal、Despond
2003年の6曲入り1stアルバム。

以前にご紹介した Nordic Heathen Metal、Nydvind
そして Funeral Doom Metal、Monolithe1st2nd ) にも関わっている、
Richard 氏 によるワンマンバンド、Despond

9、10、14分台の楽曲の長さで、暗く陰鬱、且つ切なげにゆったりと流れる曲展開。
Keyを程好く味付けしたメランコリーな楽曲は、聴いているとアルバムジャケの様な、
まるで暗闇の森の中にいるかの様な雰囲気にさせてくれます。
ヴォーカルはロウにディープに咆哮し、時折スポークンなパートも取り入れられています。

個人的な話、5曲目 "Grief" の後半のギターのメロディー、曲展開が実に印象的で耳に残りますのぅ。。また、ラスト6曲目 "Moonlight Suicide" は、曲名からして寂しくも痛々しいのですが、サウンドも悲愴感漂いまくりで、聴いていると気が滅入ってきますな。。。
HPにて試聴できると思いますので、Funeral Doom 好きの方はぜひ。。
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Mournful Congregation / The Monad of Creation


オーストラリア発 Funeral Doom Metal、Mournful Congregation
2005年の 4曲入り 2ndアルバム。
4曲入りとはいえ、トータル約 1時間。。

ひたすらに貫かれる遅重サウンド。
そのサウンドの上で、切なくも愁いを帯びたメロディーが始終奏でられるギター。
地中から呪い唸るかの如きなロウでディープなグロウルヴォイス。
スロウに進む曲展開の中で、更にアコースティックで叙情的な静のパートも組み込まれた曲展開は、なかなかにドラマティカルでさえあります。。中でも、2曲目の後半のギターソロでのメランコリーさ、3曲目の約10分にも及ぶアコースティックなインストナンバーでの叙情さは、何とも聴き惹き込まれます。。。

徹底してスロウな曲調に、えげつないヴォーカルが咆哮している何ともエクストリームなサウンドなのですが、しかし、このサウンドを聴いていると何とも気持ちが安らぐんですなぁ。。。myspace にてぜひチェックしてみてください。
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Mournful Congregation / The Dawning of Mournful ~


オーストラリア発 Funeral Doom Metal、Mournful Congregation
2002年リリースの 2枚組、計14曲入り音源、
「The Dawning of Mournful Hymns」。

デモ音源の 「Weeping」 (1994)、「An Epic Dream of Desire」 (1995)、
「Tears From a Grieving Heart」 (1999) からの音源。
そして Worship とのスプリット曲等を収録した、トータル約 126分にも及ぶ作品。。
クリーンVo、女性Vo は一切取り入れず、時折入るスポ-クンワード以外はひたすらロウグロウルのみで唸り続けるヴォーカル。曲展開はひたすらにスロウ、へヴィーの激遅重。。ギターは切なくメロウで暗いメロディ-を奏で、聴いているともう何か悲しい気持ちになってきます。。。

暗く悲壮感が漂いまくりの Funeral で Mournful なドゥームサウンド。
昼夜に関係なく、聴いているともうどこまでも気持ちが沈んでいくかの様です。。
myspace にてぜひチェックしてみてください。
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My Shameful / of all the wrong things


フィンランド発 Funeral Doom/Death、My Shameful
2003年の8曲入り1st音源。

前作では 2人組だったのですが、今作では My Shameful の中心人物、Sami Rautio 氏 1人で制作された音源。。前作同様に ひたすらに暗く、悲壮感漂うフューネラルなドゥームサウンドなのですが、その前作 (4曲入りでしたが...) と比べると、正直、若干メロディー、メロウさが薄いんですなぁ。。それに関係してか、個人的に前作ではそれ程感じなかったデスメタルな要素がより強く出ていると思います。また、ヴォーカルのスタイルも少し変わりましたな。。

前作と大きくサウンドが変わったという訳ではないのですが、個人的にはもう少しメロディアスなフレーズが欲しかったのぅ.....と。。。ちなみに、04年に2nd、06年に3rdアルバムがリリースされております。バンドの myspace にてぜひ試聴してみてください。。
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