CRUX / PAZAHORA - split


オーストラリア発 Hardcore/Crust、CRUX
シンガポール発 Melodic Neo Crust、PAZAHORA
2008年の共に 5曲収録、計 10曲入りスプリット音源。

CRUX / 1~5
力強く叫び歌う女性ヴォーカル有する CRUX
緩急、押し引きのつけられた曲展開は、重たくジワジワと進むパートではぐいぐいと惹きつけ、ドカドカと疾走するパートでは一気に感情を撒き散らす、正直、メロディーは薄めながらも、なかなかにエモーショナルさを放っております。。。始終ブルタルに叫び歌うヴォーカルさんだからこそ、バックの激情さをより感じるのかもしれませんな。。。ただ、個人的にはもう少し印象的なメロディーを取り入れて欲しいなぁ、と思うのも正直な感想であります。。

PAZAHORA / 6~10
以前に単独音源を 紹介 しております、個人的に好きなバンド、PAZAHORA
前作から変わることなく、メロディアスで切なげなギターのメロディーが耳を惹くサウンドは、エモーショナルでメロディアスで、且つ力強くて、聴いていると気持ちが昂ってきますのです。。今作では男性Voがメインとなり、女性Voは入っていませんです。。。相変わらずのベタな例えですが、Tragedy の様なサウンドがお好きな方は、お気に召すサウンドではないかと。。。イントロ含む 5曲収録ですが、中でもラストの曲 "Mandate" は、切ないフレーズのリフレインが胸を突いてくる、エモーショナルでメロディアスで叙情的で、実にかっこいい曲です。。この曲のライブ動画が YouTube にアップされていますので、ぜひぜひチェックしてみてください。
PAZAHORA / Mandate
http://www.youtube.com/watch?v=G18EnqqpNBI (少し音量が大きいのでご注意を。)
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DISSENT / Strength Through Chaos


US発 Metal Crust/Hardcore、DISSENT
2009年の 5曲入り音源。

本作でもスタスタと疾走はしますが、明らかに前作でのハードコアスラッシュな疾走ではなく、ベタな例えで申し訳ないですが、Bolt Thrower ライクなオールドスクーリッシュデスメタル度の強くなった、もはやデスメタルとも紹介できそうな程の、メタルクラストサウンドへとシフトチェンジしてきました。。。
ザクジャキで分厚いギター、地を這うかの如きの重いベースにドラムのリズム隊、ヴォーカルさんは前作とスタイルは変わっていないのですが、バックの演奏がメタル度が増したせいか、より強力に感じます。。。いやしかし、このギターは首を振らせまくりです。そしてまた程好くメロディアスさも兼ね備えていて、もう聴いているとチビリそうな程のかっこよさです。。曲展開でミドルに落してくるパートが組み込まれているのですが、この曲展開がまた暴れたい衝動を激しく駆り立てますのです。。

収録されている 5曲共に素晴しくかっこいいのですが、中でも 4曲目"Altar of Consumerism" は もう出だしのギターから失禁です。こういう曲の始まり方に弱いのです。。。
かっこいいです、実にかっこいいです!
ぜひぜひ MySpace にてチェックしてみてください。
Highly Recommend ! Ripper Crust !!
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DISSENT / By Any Means Necessary


US発 Thrash Metal/Hardcore/Crust、DISSENT
2007年の 10曲入り 1stアルバム。

本作品のサウンドは、次作品にて更に推し進められるデスメタリックな要素は若干あるものの、楽曲のベースはあくまでスタスタとスラッシーにひた走るハードコアでスラッシュメタリックな、聴いていると思わず暴れ走り回りながらヘッドバンギングしたくなる様な、実にかっこいいクロスオーバーサウンドです。。。振り絞る様に叫び歌うヴォーカルさんもバックに負けず、始終力強いです。。
突っ走り一辺倒ではなく、途中ミドルなパートを挟みつつ展開する楽曲は、かなりスラッシュ/メタル度数が高いですので、ハードコアやクロスオーバーと聞いて毛嫌いされる方でも、お気に召すサウンドではないかと思います。。。

この 1st音源はハードコアサイドのスラッシュ好きの方だけでなく、メタルサイドのスラッシュ好きの方にもチェックしてみてほしいなぁ、と思う音源です。。ぜひぜひ MySpace にてチェックしてみてください。。
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ETACARINAE / In These Dark Times


スペイン発 Melodic Crust/Hardcore、ETACARINAE
2008年の 14曲入り 1stアルバム。
13、14曲目には 7ep からの 7曲が 2曲に分けて収録されています。

バンド自らを Cosmic Apocalyptic Crust と何ともデカイ事を申しておりますが、サウンドはベタな例えで申し訳ないですが、いわゆる Tragedy タイプの、最近で言えば Neo Crust とも紹介されたりする、メロディアスで切なさの混じったハードコア/クラストサウンドです。。
スタスタと走る楽曲をメインに、程好いミドルな曲も挟みつつ進むアルバムは、しゃがれ気味に咆哮する力強いヴォーカルさんの存在により、よりギターのメロディアスさが前面に押し出され、なかなかに耳を惹くパートがあります。。。ですが、もう少し印象的なメロディアスさが欲しいなぁ、と思う楽曲もあり、途中少しダレ気味になってしまうのも、また正直な感想です。。。
とはいえ、個人的にこの手のメロディックサウンドは大好きですので、この音源は気に入ってはいるのですが、ただ、しつこい様ですが、もう少しメロディーのアクが強まり、更にドラマティカルさも強くなればなぁ云々.....などと、ついつい思ってしまうのです。。。

何だかんだと言うておりますが、Tragedy の様なメロディックサウンドがお好きな方はお気に召すと思いますので、ぜひチェックしてみてください。
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Dancing on Debris / ...of our self-made collapse


ドイツ発 Post Hardcore/Screamo、Dancing on Debris
2009年の 8曲入り音源。

この音源はバンドの MySpace の ブログ の所からフリーでダウンロード出来ますので、先ずはぜひぜひチェックしてみてください。
掲載されているジャケット写真には 5曲しかクレジットされていませんが、イントロとインスト、そしてラストに約 35分のアンビエントなインストナンバーが収録された、全 8曲、トータル約 70分。。

ゆったりとしたテンポで流れる楽曲は、ギターの切なく、メロウに掻き鳴らされるフレーズと、時折入る弦楽器による悲しげな音色により、実にエモーショナルで叙情的で、それでいて力強いサウンドで、聴いていると胸をグサグサと刺激してきますのです。。。曲によりスポークンが入りますが、ヴォーカルは始終、感情喚き散らしな絶叫ヴォイスで、これがまた楽曲のエモーショナルさと相まって、耳に、そして胸に突き刺さりますのです。。。先にも書きましたが楽曲はゆったりとしたテンポがベースなのですが、その中で静と動が交錯する激情な曲展開は、実に聴き惹き込ませてくれます。。。

この音源はフリーでダウンロード出来ますので、Post Black Metal や Depressive Black Metal がお好きな方にも、ぜひぜひチェックしてみてほしいなぁ、と思う音源です。。
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Fall Of Efrafa / Inle


UK発 Heavy Atmospheric Post Hardcore、Fall Of Efrafa
2009年 8月には double LP がリリース予定、
そして CD も後にリリースが予定されております。

というわけで、まだ正式に音源はリリースされていないのですが、
何と、リリースレーベル、Sound Devastation Records
そして、バンドの HP の music にて、先行ダウンロード出来ますので、
ぜひぜひチェックしてみてください。。

個人的に好きなバンドでして、以前にも音源を 紹介 しておりますが、
今作はより深みの増した Post Hardcore サウンドで、
また、より envy な雰囲気が強くなったとも思います。。
個人的な話、決して気軽に聴ける音源、サウンドではなく、
じっくりと聴き込み浸りたい音源、サウンドです。

レコードかCDを入手しましたら、改めて音源の紹介をしたいと思います。。
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mind of asian / 大きな森の小さな象


東京発 Fast Hardcore/Thrash、mind of asian
2008年の 15曲入りアルバム。

以前に 2006年の音源を 紹介 しております、mind of asian
その以前の音源と同じく今作でもファストでスラッシーに駆け抜けるハードコアサウンドが一気に畳み掛ける、全 15曲、約 17分。。。サウンドはブルタルでファストながらも結構聴き易い、というと、ちと語弊があるかもしれませんが、ファストでショートな楽曲に組み込まれているキャッチーさやアジアンなエッセンス、また、ふと力を抜いた様な展開が取り入れられているのも、肩肘を張らずにサラリと聴かせてくれる要因となっているのではないかと思うとりますのです。。。日本語詞メインにて叫び歌うヴォーカルさんも、始終、実に強力なのです。。

個人的な話、mind of asian を聴いていますと、同じく女性バンドで、
ちと懐かしい The GAIA を続けて聴きたくなりますのです。。。
MySpace にてぜひぜひチェックしてみてください。
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