Angelreich / The Plague


ポーランド発 Metal/Hardcore、Angelreich
2009年の 8曲入り 1stアルバム。

以前にも音源を 紹介 しております、Angelreich
ポーランドのバンドということで、同郷の SUNRISE (解散済み。。。) のサウンドを継いでくれるのは この Angelreich だ、などと勝手に想いを寄せていたのですが、この 1stアルバムでは今までのメロデスラッシュなサウンドから、より今風なメタルコアなサウンドへとシフトチェンジしてしまいました。。。正直な感想、前作までのサウンドの面影は殆ど無い、と言っても過言で無いくらいに、数多く存在するメタルコアなバンドと同じ様なサウンドの方向へとベクトルが向いています。。。
私がメタル好きで、メタルコア/ハードコアな要素よりも、よりメタル/メロデスな要素が高ければ個性があって素晴しい、などと言いたいのではありません。。また、個人的に望んでいたサウンドと違う感じになってしまったので、もうダメだ、などと批判したりはしません。。。ここでは好きではないバンドや、気に入っていない音源は紹介しませんので。。。ただ、以前に音源を紹介した時に、SUNRISE みたいだとかなり推したので、個人的にこの 1st音源は気に入っていなくとも紹介しておかないとなぁ.....と思いましたのです。。。

ぜひ MySpace にてチェックしてみてください。
個人的な感想ですが、やはり前作までの様なメロデスラッシーな疾走感を取り入れてほしいですなぁ。。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Never Die Alone / Havoc


ドイツ発 Hardcore/Metal、Never Die Alone
2008年の 10曲入り 1stアルバム。

「Antagonist」 アルバムの頃の maroon のサウンドに、今風なメタルコアな要素が取り入れられたサウンドは、縦にザクりと斬り込んでくるかの如きなメタリックなギター、テクニカルな方向には向かず、あくまでシンプルに緩急ついて突き進むモッシュフルな曲展開、そして、ハードコアな悪く叫び歌うヴォーカル、と、もうめちゃくちゃかっこがいいです。。。このサウンドを聴いて、じっとしていろというのは無理な話です。。もう聴いているだけで元気と気合がみなぎってまいります。。

初期 maroon のサウンドに今風のメタルコアな要素。。
じゃあ、今の maroon のサウンドではないのか? と言われればそうなのかもしれませんが、でも、やっぱり今の maroon のサウンドは、ちと違うんですなぁ。。。個人的な話なのですが、「Antagonist」 アルバム以降の maroon のサウンドとして求めていたサウンドが、ずばりこの Never Die Alone の様なサウンドなのです。。

個人的にとはいえ、初期 maroon の様だと言ってテンションを上げていますが、どこが初期 maroon やねん、という方もおられると思います。そこはまぁ、ご了承をば。。。
ぜひぜひ MySpace にてチェックしてみてください。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Austere / To Lay Like Old Ashes


オーストラリア発 Black Metal、Austere
2009年の 6曲入り 2ndアルバム。

程好いミドルなテンポをベースとしつつ、その曲調の中で緩急がつけられた楽曲は、メランコリーで美しく、そして切なく、アルバム通して悲壮感に覆われていて、聴いているとじわじわと感情に響いてきて、ぐいぐいと楽曲に聴き惹き込まれますのです。。。とはいえ、数多く存在する Depressive系 Black Metal バンドの中では十把一絡げな存在かもしれませんが、(と言うと、ちと語弊があるかもしれませんが....) この Austere はなかなかに良いセンスを兼ね備えていると思いますのです。。。切なげなギターが楽曲を引っぱりますが、そのバックで前面に出過ぎない程度で取り入れられている Key の美しくもメランコリーなメロディー、フレーズは、楽曲の劇的さを増させる実に良い仕事ぶりでして、また、楽曲により取り入れられているノーマルに歌い上げるヴォーカルパートも、聴き惹き込ませてくれる要因なのです。。。中でも、ミドルがベースながらも静、動、静とメロディアスでドラマティカルに展開し、後半に歌い上げるヴォーカルも取り入れられた約 9分の 3曲目"This Dreadful Emptiness" は、実に素晴しいです。。続く 4、5曲目も実に良いんですなぁ。。。

個人的な思いですが、ここまできたらもう少しポストロック/メタルな要素を更に前面に出してきたら、より面白いサウンドになるのではないかなぁ....と勝手に思ったりするのですが、それではシューゲイズ/ポストブラックとも形容されるサウンドになってしまうのかと云々。。。
ラスト 6曲目はギターと若干の Key のみで、延々と同じフレーズがリフレインされる約 20分に及ぶアンビエントなインスト曲で、個人的にはこういうサウンドは好きなのですが、このサウンドにブラッキーヴォイスを乗せてくれていたらなぁ.....と。。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Wolves in the Throne Room / Black Cascade


US発 Black Metal、Wolves in the Throne Room
2009年の 4曲入り 3rdアルバム。

今作もサウンドは変わることなく、あくまで一線にひた走る曲展開をベースに、静のパートが組み込まれ、エモーショナルでメロディアスに掻き鳴らされるギターにより、叙情的で激情な世界が繰り広げられます。。。収録されている 4曲共に 10分以上の長さがあり、アルバムトータルは約 50分。。先にも書きましたが、楽曲はあまり大きな展開はなく、少し言い方が悪いかもしれませんが、淡々と横一線にひた走る様な感じで進みます。。ですが、この曲展開が聴く者をじわじわと楽曲の世界に惹きずり入れ、聴き惹き込ませてくれるのです。。。

邪に喚き叫び歌うヴォーカル等、サウンドは寒々しくメロウなブラックメタルなのですが、ポストメタル/ハードコアな雰囲気も感じられたりしないでもないので、激情なサウンドがお好きな方にメタル云々は抜きにしてお勧めしてみたいなぁ、と勝手に思っております。。。
以前にも音源を 紹介 しております、個人的にお気になバンドですので、良いことしか書きませんが、MySpace にてぜひチェックしてみてください。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )