A Bitter Affection / Revenge Never Dies


シンガポール発 Metal/Hardcore/Screamo、A Bitter Affection
2010年の 7曲入り EP音源。

イントロに続く 2曲目が レディーガガさん の "Bad Romance" のカバーなんですが、この A Bitter Affection のカバーは数多くアップされているそのカバーの中でも、個人的になかなか かっこいいと思うアレンジです。。この音源は MySpace と バンド自らがアップしている YouTube にてチェック出来ます。
この EP音源はフリーダウンロード音源でして、リンクしましたバンドの MySpace の ブログ の記事のところから、又、上記でリンクしました YouTube のページにてダウンロード先のリンクアドレスが記してありますので、ぜひチェックしてみてください。。アルバムジャケットは MySpace の写真のところにあります。

レディーガガさんのカバーはなかなかブルタルでかっこいいのですが、このカバー曲だけでなく、他の音源も予想以上にかっこいい出来で、この EP音源は個人的にかんなり気に入っております。。カバー曲は音源をチェックするきっかけが増えると思いますので、又、バンドもそれを狙ってのカバーだと思いますので、この曲を選んだのは良かったのではないかと思います。。

この手のサウンドをこまめにチェックされている方には、数多く存在するメタルコア系のバンドの一つ、な存在かもしれませんが、フリー音源で、というと言い方が悪いかもですが、ここまでの楽曲が作れていれば、近い内にレーベルと契約出来るのではないかと思うのです。。。ズリズリモッシーに落としてくるパートを組み込んだ楽曲は、ブルータルながらもメロディアスさが勝り、また、ヴォーカルもデスヴォイス/シャウトだけでなく、歌い上げるパートが多く取り入れられ、それにより よりメロディアスさが前面に出たサウンドになっていると思います。。サウンドを紹介するのに Screamo も記したのは、歌い上げるパートが結構多く、曲によっては展開に爽やかさ、Emo さも感じたからです。。

個人的に気に入りましたので良い事しか書いていませんが、それでもなかなか かっこいいと思います。フリー音源ですので、ぜひぜひ上記のリンク先からチェックしてみてください。。
Recommended 音源です!
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CRYSTAL LAKE / Into the Great Beyond


東京発 New School Hardcore/Metal、CRYSTAL LAKE
2010年の 11曲入り 2ndアルバム。

約 4年ぶりとなる本 2ndアルバムは、以前よりもメタル/メタルコアな疾走する曲展開が組み込まれてはいますが、前作までの流れを汲んだニュースクールでモッシュフルなハードコアサウンドは変わらずで、更に耳を惹くメロディアスさが増し、聴く者に縦に斜めに切り込んでくるギターとへヴィーで極悪さを増させるリズム隊が、もう体をじっとさせていられないくらいのグルーブを生んでいますのです。。。前作以上に楽曲のキャッチーさ (Pop ではないです) が増し、各曲ノリが良くて覚えやすく、シンガロング出来るパートでは気持ちが高ぶりまくりです。。。歌い上げるヴォーカルは取り入れず、始終悪い空気撒き散らしなヴォーカルさんも前作から変わらずで、力強く情を剥き出しなヴォーカルワークは良い仕事をされています。。。アルバム通して気に入っておりますが、中でもラスト 11曲目のアルバムタイトルトラック "Into the Great Beyond" は激しさの中で激情且つ叙情的に曲展開し、実に聴き惹き込ませてくれる佳曲で、素晴しかっこいいです。。

バンドは約 7、8年目ということで、それ以前や当時のバンドの多くがいなくなり、またシーンも少し変わったりしていますが、バンド活動を続けてくれていることが嬉しいですねぇ。。かっこいいサウンドですので、多くの方にぜひともチェックしてみてほしいバンドです。。MySpace にて、また下で紹介しましたアルバムの 2曲"Twisted Fate" のビデオクリップをぜひチェックしてみてください。

CRYSTAL LAKE / Twisted Fate

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CRYSTAL LAKE / Dimention


東京発 New School Hardcore/Metal、CRYSTAL LAKE
2006年の 8曲入り 1stアルバム。

懐かしい話、Crystal Lake の 2003年のデモ音源 「Freewill」 は、当時、通販店 STM 等にて、そのニュースクール然としたサウンドがかなり好評だったのを憶えております。。。そして、それから約 3年後にリリースされた本作は、更にブルタルで邪悪さも増し、且つ、メロディアスで叙情性をも兼ね備えた激情サウンドで、家で聴いていても腕や足をぶん廻したくなるくらいの、実にモッシュフルで攻撃的なメタリックニュースクールハードコアです。。。
楽曲はあくまでミドルで攻めてくるのがベースとなり、そこから落としてくる曲展開は堪らない程にズリズリで極悪で、もう体が自然と反応してしまいますのです。。楽曲の邪な雰囲気を撒き散らしているのが、激情に喚き叫び歌うヴォーカルさんの存在です。。聴いていて思わず拳を突き上げたくなる程のシンガロングパートも随所に組み込まれ、楽曲はブルタルながらもキャッチーさもあり、暴れさすだけでなく、聴かせてくれる楽曲でもあるのです。。

CRYSTAL LAKE を聴いていますと、どことなく日本のバンドだなぁ、と思ったり、BLOODAXE 168 周辺のバンドを思い出します。。どの辺が日本人的なのかといわれても答えにくいのですが、HOLYKEEPEREVERLASTBIRTHPLACE 等のバンドや、オムニバス 「The Document」 に収録されていたバンドが思い浮かぶのです。。私は関西人なので、特にそう感じますのです。。。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
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Satanic Warmaster / Nachzehrer


フィンランド発 Black Metal、Satanic Warmaster
2010年の 8曲入り 4thアルバム。

前作までの音源は紹介していませんでしたが、個人的にお気に入りのバンドです。
前作、2005年の 3rdアルバムから実に 5年ぶりの本作ですが、この間にはライブ音源やベスト、スプリット、EP音源など、数多くリリースされております。。フルアルバムでは 5年ぶりですが、今までの作品の流れを汲んだ変わらないサウンドで、本作ではよりギターの掻き鳴らすメロディアスさが耳を惹き、悲愴さ、メランコリーさが更に際立ったサウンドになったと思います。。

イントロ、ラストのアンビエントでアウトロ的な楽曲含む全 8曲入り、トータル約 40分。
疾走一辺倒だけではなく程好くダウンテンポするパート、またミッドテンポの楽曲も配置された本作は、先にも書きましたが実にギターのメロディアスなフレーズが切なげ、且つ、印象的で、聴いていますとサウンドの世界観にぐいぐいと惹き込まれ、もう何度も聴き返したくなる音源なのです。。

正直、この手のサウンドを出すバンドは多く存在すると思います。
ですが、その中でも聴く方それぞれに感じるヴォーカルさんの Evil度であったり、楽曲の持つ邪悪さ、メロディアスさなんかで気に入る、気に入らないがあると思います。。そういう諸々を超えて、この Satanic Warmaster は個人的に気に入っているバンドです。。
ということで、ここでは良いことしか書いていませんので、MySpace にてぜひ試聴してみてください。
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BLUDWULF / Cryptic Revelations


US発 Hardcore/Punk Metal、BLUDWULF
2007年の 11曲入り 1stフルアルバム。

スタスタ/スッタンスッタンと程好く走る楽曲の上を、Iron Maiden 辺りな懐かしい NWOBHM (ニューウェーブ オブ ブリティッシュ ヘヴィメタル) な雰囲気のメロディアスなギターのフレーズ/メロディーがこれでもかと組み込まれたサウンドは、メタルパンク、Death Punk、メタルコアパンク、又はメンバーさんのヴィジュアル/ルックスからグラムメタル、などなどと紹介されています。。

サウンドは、もうほぼ メタル と紹介しても差し支えないと思います。
このしょぼい、と言うと ちと表現が悪いですが、思わず 80年代、上記にも挙げた NWOBHM を匂わせるサウンドが、メタル好きの方にもアピールするポイントではなかろうかと思います。。印象的なギターが耳を惹く楽曲は実にメロディアスで、且つ、2、3分台の程好い長さで、アルバム通してノリ良く聴ける音源です。。ヴォーカルさんは適度にイービルな雰囲気を散らしていて、パンクメタルな楽曲に合っていると思います。。
しかし、唯一つ偉そうに言わせてもらえれば、ドラムさんがちと もたつきますな。
楽器をやられる方は、ドラム以外も気にされるかもしれませんが。。。。

上で色々と書きましたが、パンクメタルて何やねん、という方は本作の 9曲目 "Feast of the Damned" を チェックして頂ければ、大体どんなサウンドかお分かり頂けるのではないかと思います。ぜひチェックしてみてください。
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Icarus'cry / Advance to the Dream


東方 Melodic Power Metal、Icarus'cry
2010年 8月リリースの 9曲入り音源。

1曲目のイントロに続く 2曲目の出だしのコーラス、続くエピックでヒロイックなギターのメロディーで先ず琴線を突かれ、ドコドコと疾走する曲展開、メロディアスに弾きまくるギターソロ、そしてラストパートでの泣きのギターのフレーズと、思わず体が仰け反る程の素晴しい楽曲で度肝を抜かされますのです。。。3曲目も出だしから泣き泣きのギターから思わず嬉ションです。3曲目も疾走ナンバーで、この曲もギターソロパートがこれでもかとクサいまでにメロディックで堪りませんのです。。。4曲目は短めのギターのインスト。。。5、6曲目はピアノ、アコースティックなしっとりとしたバラード調の楽曲。。。7曲目は少しトラッド色が入った程好いテンポのナンバー。。。8曲目は出だしからギターのメロディーが印象的で琴線を突かれる疾走ナンバー。ギターソロパートがこれまた失禁もののメロディアスさで、思わず窓の外を眺めてしまう程に聴き惹かれますのです。。。9曲目は 2曲目に収録されている楽曲のピアノインストナンバー。
ヴォーカルさんは少しクセがありますが、力強く、且つ、激情に歌い上げる、なかなかに良い仕事ぶりだと思います。

日本語の歌詞が気に入らないという方もおられるかもですが、それを差し引いても素晴らしメロディックな楽曲だと思います。特に 2、3、7、8曲目の疾走ナンバーは、なかなかに聴き惹き込ませてくれます。。ぜひぜひ HP にてクロスフェードサンプルを、また、YouTube にアップされています、3曲目 "Vice" もチェックしてみてください。
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