Worthless Eaters / Worthless Eaters LP


US、ポートランド発 Grindcore、Worthless Eaters
2014年、20曲収録 1stアルバム。

スロウな出だしで始まる 1曲目の終わりから一気に激速に雪崩れ込んでいく本アルバムは、もはや有無をも言わせぬブラストをぶち込みまくった怒涛の鬼グラインドコアの嵐で、叫び倒すディープな咆哮ボーカル、30秒前後でぶっ飛ばしまくる楽曲、ハードコア過ぎずメタル過ぎずなギター、ちょいロウなサウンドプロダクションが楽曲のエゲツナサ、悪さをより増させ、そしてラストはまたスロウで締めるという流れがなかなかに最高な全 20曲、約 10分。。問答無用の快作グラインドコアです!
本作はもう 10年前、バンドは 2016年以降音沙汰がないのが残念です。

Bandcamp - https://worthlesseaters.bandcamp.com
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Primitive Rage / Enemies Left to Crush


US発 Hardcore/Grindcore、Primitive Rage
2023年、8曲収録 音源。(8曲目は 1~7曲目が 1トラックになっています)

バンド自らはサウンドをハードコアとだけ称していますが、グラインドコア/スラミングデスメタル/ビートダウン等がぶち込まれた、なかなかに激速でズリズリモッシュなサウンドです。。2019年の前作は本作よりもオーソドックスなグラインドコア/デスメタル/モッシュなサウンドで正直まずまずな感じなのですが、2023年の本作はサウンドプロダクションが変わり、ギターの音がジャリジャリなスウェディシュデスな感じになり、より激烈、邪悪、極悪さが増したグライディングでモッシュフルなブルータルサウンドでブチ切れ散らかしています。。また、バンドロゴも本作から変わり、もはやゴアグラインドバンドの様なエゲツナイまでに読めないロゴになり、これまた最高なのです。
ノイズからの激速、そしてズリズリモッシュパートへと雪崩れ込む 1曲目から実に悪いです。。その後もグライディングとモッシュパートが交錯する楽曲が続き、激速パートでは気分が昂り、モッシュパートでは思わず暴れたくなる、聴いていると日々のイライラやストレスを吹き飛ばしてくれる快作です!

Bandcamp - https://primitiveragehc.bandcamp.com
X - https://twitter.com/PrimitiveRageHC



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Closet Witch / Chiaroscuro


US発 Grindcore、Closet Witch
2023年 11月リリース、13曲収録 2ndアルバム。

1stアルバムから本作までにディスコグラフィー等がリリースされていますが、約 5年ぶりの 2ndアルバム。
以前に紹介した 1stアルバム から変わることのない暴虐グラインドコアで、本作でもサウンド紹介に mathcore / power violence / screamo 等が記されていますが、楽曲のベースはあくまでブルータルでグライディングなサウンドで、そして喚き叫び散らかすボーカルと共に畳みかけてくるので、マスコアなカオティックさや複雑な展開というのは、もうほとんど気にならなくなっています。
アルバムタイトル 「Chiaroscuro」 は明暗という美術、芸術等で用いられる言葉で、本作のアルバムジャケット、サウンド含めて、なかなかに深く聴き込めるアルバムです。ただ、本音源でのサウンドは決して明るい要素はほぼなく、1曲目のイントロから 6曲目までの 1分前後で畳みかける激烈グラインドはダークな世界をぶち抜けていく問答無用な展開で最高です。。7曲目でのブラックメタルな激情疾走曲やラスト 13曲目の展開等は暗闇から冷たい光が差し込む様な、と感じるのは少々強引かもしれませんが、アルバムジャケットを眺めながら聴いていると色々と想像できるサウンドでもあります。
全 13曲、約 15分 30秒。問答無用の快作です。Highly Recommended !

Bandcamp - https://closetwitch.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/closetwitchband


本音源の 3曲目「Haunting」、4曲目「And Releasing」 のMV。



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Haexler / Wage, Work


ドイツ発 Powerviolence、Haexler
2022年 11月、13曲収録 2nd EP。

以前に紹介した 1stEP のサウンドの流れを汲んだパワーヴァイオレンス/グラインドコア。。30秒前後をベースに長くても 1分前後の楽曲は、ド直球の曲もありますが、短い曲の中で緩急ついて感情をぶちまけるかの様に暴発し、更にアジり叫ぶ勢いのあるボーカルにロウデスヴォイスでの咆哮が悪さを増させ、ブルータルで程好いデスメタリックさをも備え問答無用に畳みかけてきます。個人的にはギターの音含め、このサウンドプロダクションも好みなポイントです。ボリュームを上げて聴き浸りたい快作です!

Bandcamp - https://haexler.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/haexler



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Civilian Thrower / Trebuchet Showroom


フランス発 Grindcore、Civilian Thrower
2022年 12月、13曲収録 1stアルバム。

以前にデモ音源を紹介 しているフレンチグラインドコア、Civilian Thrower
デモ音源、スプリット音源と続いて待望の単独音源ですが、変わることなく Raw な悪さを撒き散らしまくりで畳みかけてくるグラインドコアを叩き出しています。。1分前後で、重心低くゴーリーにブチ走る楽曲は、相変わらずヴォーカルもエゲツナ悪く、またこの良い意味で悪いサウンドプロダクションもブルタルさを増させていて、デスメタル好きの方にも耳にしてみてほしい、問答無用のブルータルグラインドです。

Bandcamp - https://civilianthrower.bandcamp.com
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Civilian Thrower / Instruments of Demo​-​lition


フランス発 Raw Grindcore、Civilian Thrower
2021年、12曲収録 1st音源。

サウンド紹介タグにはグラインドの他にパンク/クラスト/ブラストビート/dbeat 等が記されていて、正にそれらが一体となった激烈なサウンドを叩き出しているのですが、更にロウデスヴォイス/咆哮に喚き叫びヴォイスが絡むボーカルが より楽曲を悪く仕立てていて、サウンドタグには入っていませんが、個人的にはデスメタル好きの方にも耳にしてほしいブルータルサウンドです。。2021年には他にスプリット音源が 1枚、2022年は現在までにスプリット音源が 2枚リリースされていますが、どの音源も Raw で Gory で地を這う様な極悪グラインドコアでブルータル爽快サウンドです。

Bandcamp - https://civilianthrower.bandcamp.com


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GROIN / Greatest Hits


US発 Grindcore/Powerviolence、GROIN
2020年、9曲収録 1stEP。

ほとんどの曲が 1分前後の短い楽曲の中で 1速~5速まで、せわしなく緩急、テンポチェンジしながら突っ走る展開なのですが、それでも聴いていて置いてけぼりをくらう感じではなく、ブルータルながらもノリが良くモッシーさがあり、そして頭も振れるという、おふざけな要素はサウンドにはないのですが、ブルタルヴァイオレンスな fun さがあるグライディングサウンドです。。この目まぐるしく展開するサウンドは、ハマると何度も繰り返し聴きたくなってくる、なんともクセのある快作です!

Bandcamp - https://groinaz.bandcamp.com
Instagram - https://www.instagram.com/groin.az

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DISCORD / Demo 2020


ネパール発 Grindcore/Hardcore、DISCORD
2020年、8曲収録デモ音源。

グラインドコアをベースとし、曲によってはズリズリとモッシュに落としてくる展開があったり、ちょいカオティックさがあったり、個人的にはちょいエモバイオレンスさを感じたりと、なかなかハイブリッドなグラインドコアを叩き出しています。。オールドスクールなグラインドコアからするとモダン寄りのサウンドではありますが、容赦のないブルータルな激速さで聴く者をねじ伏せてくる勢いが十分にあり、また、楽曲がなかなか佳曲で、程好い緩急がついて暴れさせてくれますし聴かせてもくれますし、ボーカルの咆哮、叫び含め、なかなか今風ながらもブチ切れたグラインドコアで実にかっこええです!

Bandcamp - https://discordgrind.bandcamp.com


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FILTHxCOLLINS / FxC2020


UK発 Grindcore/Powerviolence、FILTHxCOLLINS
2020年、18曲収録 1stアルバム。

有名人の名前をいじったバンド名で気に入っているのは Crustina Aguilera なんですが、最近のお気に入りは大御所、フィル・コリンズ をいじったバンド、FILTHxCOLLINS です。。メンバー自ら Grind-Violence duo と称する、ドラム/ボーカル、ギター/ボーカルの 2人組。。ハイとロウの咆哮デスボイス、デスメタリックなギター、激速とテンポダウンが目まぐるしい 30秒前後、というか 30秒前のショートカットな楽曲ながらも緩急ついた展開で楽曲それぞれに顔があって、なかなか聴かせてくれる、というとマジかよ、と思われるかもですが、それでも個人的にはなかなか繰り返し聴き込める音源です。攻め過ぎなバンド名、アルバムジャケット含め、トータルでイカレタ全 18曲、約 6分 25秒。フルボリュームで聴きたい快作。

Bandcamp - https://filthxcollins.bandcamp.com
Twitter - https://twitter.com/FILTHxCOLLINS
Instagram - https://www.instagram.com/xfilthxcollinsx


こちらは 2018年のスプリット音源収録曲の MV です。

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Girth / Scream Bloody Girth


US発 Grindcore/Death Metal、Girth
2019年、7曲収録音源。

今のところデモ音源を除いてはスプリット音源をメインにリリースしているので、本作は 7曲収録の初単独音源となる様です。。本作ではアルバムジャケット、アルバムタイトル、バンドロゴを Death の 「Scream Bloody Gore」 をパロっていますが、サウンドは他の音源と変わらない、ぶっ飛ばしつつも程好くゴアグラインドなノリの良さもある曲に、イカレ気味の喚きボーカルと猛獣なボーカルで畳み叫ぶ、Grinding Gory Death Metal。。ボリュームを上げて聴けばストレスフリーです!

Bandcamp - https://girthcore666.bandcamp.com


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