INSUICIETY / Believe and Die


ドイツはベルリン発、女性Vo有する Sludge/Doom、INSUICIETY
2004年録音の7曲入り音源。

ミッドで泥臭くもありなドゥーミィーでスラッジーなへヴィーサウンドに、振り絞るように力を込めて叫び歌うヴォーカル。。
リンクしましたバンドのmyspaceサイトにて試聴できますので、聴いて頂ければどんな感じかわかって頂けると思うのですが、Sludge/Doom とはいえ、重苦しいとか激重といったサウンドではないです。楽曲は程よくメロディアスで、長さも平均3分台とコンパクトに作られているので、こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、結構聴きやすいサウンドです。楽曲はミッドテンポですので好き嫌いはあると思いますが、Sludge/Doom と聞いて敬遠される方でも、もしかしたらお気に召すかもしれませんです。。

Sludge系といえば corrupted 、Doom系といえば Worship といった激重サウンドが好きなのですが、この2バンドの様なサウンドを聴く時は結構身構えて聴いてしまうのですが、この INSUICIETY はそこまで力むことなく、個人的には気軽に聴けるサウンドなのです。。
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As Blood Runs Black / Allegiance


US発、As Blood Runs Black
2006年6月リリースの10曲入りアルバム。

ブラスト混じりの出だしに続いて重いビートダウンに雪崩れ込む1曲目のイントロで早くもチビり、続く2曲目 "In Dying Days" のメロディックデスメタル + ビートダウン な曲展開があまりにもかっこ良すぎて、我慢出来ずに思わず失禁してしまいました。。
疾走メロディックデスメタルサウンドがベースながらも、ビートダウン、コーラスでのシンガロングといったハードコアな要素をぶち込んだニュースクールハードコアサウンド。また、ブラッキッシュに叫び歌うヴォーカルに時折絡むロウグロウルヴォイスがブルータルさを増強させておるのです。いやいやしかし、この落としてくる曲展開に体が反応しない訳はなく、家で聴いていても腕がぶん回り、回し蹴りも炸裂しております。
もし例えるなら、The Black Dahlia MurderDEAD TO FALL な感じのサウンドと紹介します。ニュースクール云々というのは抜きにして、メロディックデスメタル好きの方にもぜひともチェックしてみて欲しいなぁ、と思うのです。。
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deathgaze / genocide and mass murder


ジャパニーズロック、deathgaze
2006年7月リリースの14曲入り1stアルバム。

インダストリーライクなリズムでモダン且つへヴィーに突き進む重く暗い楽曲。デスヴォイス/シャウトではブルータルに、中音域のノーマルヴォイスでは甘く聴かせ、これらのヴォーカルを使い分けるヴォーカルさんが楽曲を更にへヴィーにと仕立て上げています。なかなかに硬派なサウンドでかっこええです。
ただ少しだけ難を言わせて頂ければ、全14曲のアルバムを通して聴くと、全体的に楽曲が少し似たような感じに聴こえてしまうのですなぁ。。
とはいえ、個人的にはこのアルバムは気に入っておりまして、1曲目のブルータルな突進ナンバーに続く攻撃的な2曲目、サビでメロディアスに突き抜ける3曲目。また11曲目からのラスト4曲の流れが、なかなかかっこええんすなぁ。
HPのトップにてアルバムの曲がメドレーで試聴出来ますので、ぜひチェックしてみてください。。
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ドレミ團 / カレイドスコープ


ジャパニーズロック、ドレミ團
2006年7月リリースの11曲入り2ndアルバム。

切ない、物悲しい、懐かしい、ノスタルジック.....
ドレミ團 を聴くと、この様な言葉が思い浮かびます。。
ロッキンなナンバーからミッドなナンバーまで、少し懐かしさの漂うメランコリックで切ないメロディーがポップ且つキャッチーな楽曲に取り入れられているのですが、このメロディーが実に良いのです。このメロディーを聴いていると感情を揺さぶられるというか、胸をチクチクと刺激されるというか。。個人的な話、もう琴線を突かれまくりなのです。また、琴線にふれるのはメロディーだけでなく、歌詞も実に良いんすなぁ。特に4曲目 "つぐないリフレイン" 、11曲目 "メモリィズ" は堪らないです。。というか、アルバム全曲気に入っております。

このアルバムを聴いていると、思わず物思いに耽け、窓の外をぼんやりと眺めてしまいます。。ほんとに良いメロディーが詰まっています。
Highly Recommend !!!
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IZABEL VAROSA / Justice


ジャパニーズロック、IZABEL VAROSA
2006年7月リリースの5曲入りミニアルバム。

先の6月にリリースされていたシングル "Juliet" も収録されているのですが、それにしても "Juliet" は メロディアス且つドラマティックなナンバーで、何度聴いても良いですなぁ。甘く伸びやかなヴォーカルに、Keyも程よく取り入れられた始終切なさの漂うメランコリックなメロディーが、もう琴線を突きまくりなのです。他の収録曲も切なくメロディアスで、且つキャッチーで良いのです。というか、個人的に IZABEL VAROSA が好きですので、良いという言葉しか出てきません。。

しかし、メンバー脱退で8月リリース予定だったフルアルバムが発売中止とは残念です。。。
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MYPROOF / Reason For My Justice


東京発 Modern Classic Metal、MYPROOF
2006年 8月リリースの12曲入り2ndアルバム。
今回もメンバーさんより購入しました。

1曲目の切なくも美しいインストに続いて始まる2曲目での疾走するメロディーが、切なく印象的で耳に焼きつきます。伸びやかなノーマルヴォイスも取り入れられ、またモッシーなパートも挟みつつ、メロウに美しく展開するこの2曲目で早くも目頭に熱いものが。。3曲目以降も切なくメロウなメロディーが満載で、ぐいぐいと惹き込まれていくのです。。
ここでも以前に (1st2nd) ご紹介した Start Of The Day のヴォーカル、Atsuko さん が 5、6曲目に参加されております。その5曲目 "Goal Of The day" の曲の出だしが、Start Of The Day みたいで思わずニヤリとしてしまいました。流れるように続く6曲目がこれまた美しいのです。。
今作には嬉しいことに、前バンド名 NECKHUNT RESTAURANT 時のデモ音源、「Blinker」 に収録されていた "Amazing World" が9曲目に収録されているのです。途中のモッシーパートがゲストヴォーカルさんにより更に強力に仕立て上げられていて、堪らんかっこええです。
続く10曲目 "Flower Dance" の泣きのギターソロに思わず空を見上げました。
ラストの穏やかで優しく暖かなメロディーのインストナンバーが、心落ち着かせてくれるのです。。


今まで以上にノーマルヴォイスパートがエモーショナルで、甘く伸びやかな声に惹かれました。また、この2ndのアルバムジャケットが良いですなぁ。思わずNECKHUNT 時代のデモ音源のジャケットを思い出しました。
バンドの myspace にて試聴できますので、メロディック好きの方はぜひともチェックしてみてください。

また、よければ 1stsplit の紹介もどうぞ。
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MYPROOF / VASSLINE - split


東京発 MYPROOF 、韓国発 VASSLINE
2006年3月リリースのスプリット音源、「The Splitsphere」。

・MYPROOF / 1.2
メロディックデスメタルな要素が強いものの、ニュースクールハードコアからのアプローチも大で、ヘッドバンギングにモッシュ、そしてギターの印象的なフレーズに拳も突きあがりまくりなドラマティカルでメロディアスなサウンド。収録されている2曲共に切ないメロディーが印象的で耳に残り、且つブルータルで疾走する曲展開は、非常に聴き惹き込まれるのです。また、このメロディックな楽曲をブルータルにさせている要因の一つが、日本語詩をロウに叫び歌うデスヴォイス。今回収録されている2曲はノーマルヴォイスの導入はなく、ひたすらにえげつないブルータルヴォイスが咆哮されています。かっこええです。。

・VASSLINE / 3.4
メロディアスでドラマティックなニュースクールハードコア/メタルサウンド。
以前にリリースされている 「Blood of Immortality」 アルバムは個人的にかなり気に入っている音源でして、切なくメロディアスながらもブルータルにモッシーな楽曲は堪らんかっこ良いのです。このスプリットに収録されている2曲も非常に質が高く、ドラマティックでメロディーも印象的でかなり激情なナンバーです。バンドの myspace にて前作のアルバムの音源が試聴出来ますので、メタル好きの方もぜひぜひチェックしてみてください。
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Between The Buried And Me / The Anatomy Of


ニュースクールハードコア、Between The Buried And Me
2006年の6月リリース、14曲入りのカバーアルバム。

METALLICA から QUEENDepeche Mode と非常に幅の広い選曲がされていて、またこれらの楽曲をぶち壊すことなく、あくまでオリジナルに忠実にカバーされているところが、なんとも興味深いというか、惹かれるんですなぁ。
個人的に気に入っているのは、METALLICA"Blackened"MOTLEY CRUE"Kickstart My Heart" 。あまりにも原曲に似すぎていて、聴いていて思わず笑みがこぼれた QUEEN"Bicycle Race" 。そして、Vegan Straight Edge Hardcore、EARTH CRISIS の アルバム 「Destroy the Machines」 の 1曲目に収録されている "Forced March" のカバーに思わず失禁してしまいました。個人的に思い入れのあるバンド、アルバムなのです。。Depeche Mode のカバー曲はゴシックメタルっぽく、なかなかに耽美なナンバーですな。

幅の広い選曲ですので、まるでオムニバスでも聴いている様な気になりますなぁ。
色々なジャンルの楽曲が聴けて、なかなかに楽しめる約65分なのです。。
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BOMBENALARM / buried alive


ドイツ発 ハードコア、BOMBENALARM
2005年の12曲入り1st音源に、2004年の4曲入り7'ep音源がプラスされた、全16曲入り音源。

日本のハードコアからのインフルエンス大な哀愁がほのかに漂うメロウでメロディアスなメロディーがフューチャーされ、聴いていて思わず拳を突き上げたくなる様なドラマティックで胸を熱くする楽曲群。ロウに叫び歌う荒々しいヴォーカルに力強いバックコーラス。TRAGEDY 辺りのサウンドを想起させる、流れる印象的なメロディーが耳に残ります。特に5曲目、10曲目は個人的に堪らんのですが、アルバム通して実にかっこええ音源です。

BOMBENALARM の様なサウンドを聴くと、久しぶりに DEATH SIDEASSAULT が聴きたくなるんですなぁ。ただでさえ暑いのに、更に胸が熱くなるサウンドなのです。。
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See You In Hell / Market Your Self


チェコ発 Thrashing Hardcore、See You In Hell
2005年リリースのCDバージョン。
ちなみに、アナログverのタイトルは 「Umet Se Prodat」。

日本のハードコアの影響が大という紹介がされていて、個人的に気になっていた音源でした。ドコドコと走りまくるもキャッチーですらある楽曲、芯が太く叫び歌うヴォーカルに力強いバックのコーラス。聴いていてスカッと気持ちよく、実にかっこええです。
HPにて試聴できると思いますのでぜひぜひ。
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