Metal.Hardcore & more
whispering gloom
Burden of Despair / Confutatis -原罪神授-

日本、大阪発 Doom Death Metal-Hardcore、Burden of Despair
2025年 3/26 リリース。
2022年にリリースされたEPより 「Godforsaken」「St. Massacre」 の再録含む 5曲+インタールード 1曲の計 6曲収録 1stアルバム。
いわゆる昨今の流行り、というと語弊があるかもですが、活動していく流れでデスコアな感じの激重さも取り入れることも出来たかもしれないのに、そういう流行り云々は全くもって一切なく、とにかく一貫して、いや、徹頭徹尾に Brutal Doom Style が貫かれているサウンドは、もはや聴く者に有無をも言わせぬ程の激重厚な音の塊となって耳を圧殺してくるのです。。地を這うかのごときに這いずり進むドゥーミーなパート、速い目とはいってもあくまでぶちノレるミドルで走るパート、そして腕をブン回せずにはいられない悪過ぎるモッシュパート、これらが交錯し緩急ついて展開する楽曲は、これぞ Doom Death Metal-Hardcore なサウンドで、且つ、この展開が醍醐味ではないかと思うのです。。とにかく重く、低く、悪く、黒くの楽曲は、ヘッドホンで聴くとそのブルタルさ、壮絶さ、音圧に耳が殺られ、また、ボリュームを上げてCDをコンポで再生すると、あまりの激重なヘヴィーさにコンポが、家の床が震える程に凄まじいです。。ギター、ベース、ドラムから放たれるブルータルさ、ヘヴィーさはもう体が仰け反る程の圧で問答無用なのですが、更に断末魔のごときなエゲツナさ極まりないディープな咆哮ボーカルが邪悪で暴虐で、もはや聴く者全てをひれ伏させる程に凄まじいです。。
特典の小冊子を読み、眺めながら聴く Burden of Despair の激重低悪ドゥーム デス/ハードコアは、もはや日頃のストレスが吹き飛び、感情が整う、35分 13秒。
問答無用! Highly Recommended !!
2006年のデモ音源、2022年の 神聖冒涜 -Desecration- EP も紹介しています。
Bandcamp - https://burdenofdespair.bandcamp.com
X - https://x.com/BOD_Japan
linktr.ee - https://linktr.ee/burdenofdespair
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Burden of Despair / 神聖冒涜 -Desecration- EP

大阪発 Brutal Doom Style、Burden of Despair
2022年 2月リリース、3曲収録EP。
2006年に 5曲入りのデモ音源がリリースされてから約 16年。
そのデモ音源を 2008年に当ブログで紹介してから約 14年。。
待ちに待ち過ぎた新曲、そして音源のリリース。もうただただ感無量です。。。
7分台の新曲 2曲、4分のシークレットトラックの 3曲を収録。
サウンドのテンポを 5速シフトで例えるなら、2~3速辺りのテンポで重低速に這いずり進むのをベースに、そこからのシフトアップして走る展開、また、ズリズリにシフトダウンしてくるモッシュフルな展開と、とにかくドス黒く悪いデスメタリックなサウンドです。。1曲目の展開はまさにその様で、じわじわと抑え込んでからの暴発モッシュな走り、そしてラストにブチ落としてくる展開は、ただただエゲツナクて堪らんです。2曲目は通して重低速モッシュフルな這いずり進む展開で、ひたすらにドス黒いサウンドです。。そしてこれらのサウンドの悪さをよりドス黒くしているのが、ディープでエゲツナイ咆哮ボーカルです。もうトータルで極悪極まりないサウンドです。。
CDのみに収録されている 3曲目のシークレットトラックは何と DYINGRACE の 「insane」 のカバー。
出だしを聴いた瞬間、もう思わず仰け反ってしまいました。。トドメのモッシュパートが増強されていて、悪さ増し増しです!
問答無用 Brutal Doom Style Death Metallic Hardcore !!
Bandcamp - https://burdenofdespair.bandcamp.com
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Flagitious Idiosyncrasy in the Dilapidation / WALLOW

日本発 Grindcore、Flagitious Idiosyncrasy in the Dilapidation
2013年、16曲収録 2ndアルバム。
1stアルバム から約 5年ぶりの本 2ndアルバムですが、サウンドは変わることなく、ブルタルで程好いデスメタリックさのあるグラインドコア、全 16曲、約 23分。。本 2ndのリリースレーベルが SIX WEEKS RECORDS だからという訳ではないと思いますが、1stアルバムよりハードコアでプリミティブな生々しい音をしていますので、正直、最初聴いた時は少し軽い印象を持ちました。。本 2ndの楽曲をライブで聴いたら別に何ら違和感はないと思うのですが、1stアルバムとのサウンドプロダクションだけで比べると、少し物足りなさを感じるのも否めないのです。。とは言うものの、楽曲は短いながらも激速だったりノリがよかったり首が振れたりと、それぞれに個性をもった展開で、聴き始めるとダレることなく一気に駆け抜ける、佳曲揃いの音源です!
私が持っているのはCDですが、リリースレーベルによると CD/LP 共に 500枚リリースの様です。歌詞カードと裏ジャケの曲番のクレジットが間違っていて、17曲とクレジットされていますが 16曲収録です。
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BEYOND HATE & KiM - split

静岡発 Hardcore、BEYOND HATE
京都発 Haedcore、KiM
2011年、共に 3曲づつ、計 6曲収録スプリットアルバム。
■BEYOND HATE
メンバーさんにはいつまで昔の話しているんだよ、と思われるかもですが、私が所持しているのはニュースクールなサウンドの 1st、「Begining of Revenge」、その後、極悪ハードコアとなったマキシシングル 「Watch Ya Step!!!」 で、その 2枚はなんだかんだで今でも変わらずに好きな音源です。。ですが、申し訳ないがそれ以降は音源をチェックしていませんでした。。両音源共に 2000年頃の話ですねぇ。。。そして現在はメタリックさもある硬い音ながらもメロディックでキャッチーさも兼ね備えた、熱い日本語詩で叫び歌うハードコアなサウンドでバンドは健在です。本作で久しぶりにチェックしましたが、実にかっこいいです。。個人的に日本語の歌詞のバンドは好きですし、更にいうと昔の軍歌も好きです。。ジャンルや思想とか云々よりも、熱く突き刺すサウンドを叩き出し続けている彼らに敬意を表します。
吹き荒れる遠州の風 - BEYOND HATE
■KiM
適度なメタリックな硬いサウンドながらもメロディックでロッキンでノリが良く、ひたすらに熱く拳を握らせてくれるサウンドです。。バキバキうなるウッドベースにタイトでロックでハードコアなドラム、メロディックでかっこいいフレーズが耳に残るギターに叫び歌うボーカル。。それらによって叩き出されるサウンドは、もう堪らんかっこいい、の一言です。
気高き京の都 - KiM
本スプリットの音源とは違うのですが、今は無き京都のライブハウス、WHOOPEE'S での KiM のライブ動画。少し音が悪いのですが、何回も見返す程にかっこええのです。
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KiM / 愛

京都発 Hardcore、KiM
6曲+シークレットトラック収録、1stミニアルバム。
本作は 2001年に 500枚限定でリリース、後に再発された 1st音源。
日本語詞による熱い男のハードコアは、メロディックでキャッチーさを兼ね備えていますが、それは聴き易さの為ではなく、歌を詩をより胸に突き刺す為のメロディックさなのです。。歌詞についても説教くさい歌詞ではなく、内からこみ上げる思いをどことなしか哀愁さを漂わせながら綴り、そして、それらの感情を振り絞り叫び歌うボーカルが情極まっていて良いのです。。正直、後の音源と比べると少し印象が弱い様にも思いますが、それでも個人的にお気にの音源で、ふと聴きたくなるのです。
歌詞カードに表記されている曲数は 6曲なのですが、7曲目に 海援隊 の 「人として」 のカバーがシークレットで収録されていて、これがまた実に男臭いカバーで一緒に歌いたくなるのです。
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UNHOLY GRAVE / Live @ Maryland Deathfest 2014
日本の Grindcore、UNHOLY GRAVE のメリーランドデスフェスト 2014 でのライブ動画。
約 30分のノンストップグラインドコアは、観ていると気合と活力がみなぎってくるのです。
ぜひフルボリュームで!
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ONE LAST BREATH / Burning Bright EP

大阪発 Melodic Hardcore/Metalcore/Screamo、ONE LAST BREATH 。
2012年、2曲収録デモEP。
バンド自らはサウンドを Melodic Hardcore と称していますが、メタルコア、スクリーモ、激情ハードコア等の要素が合わさり、静と動、美と暴が交錯したメロディアスでエモーショナルな楽曲は切なく愁いを帯びつつも力強く、聴く者の感情を昂らせ、そして、感情を叫び歌い、シンガロングパートも入ったボーカルは聴く者を熱くさせるのです。
あらゆる感情が塊となって叩き出される 4分、6分台の 2曲の楽曲は、実に聴き応えのある佳曲です。
本音源は bandcamp にてフリーダウンロード出来ます。
本音源を聴いていると、日本の IRRIVALY (解散)、ex-IRRIVALY の Within the Last Wish、また naiad など、メロディアスでエモーショナルなサウンドが続けて聴きたくなります。
バンドは 2003年 9月に解散した様で残念ですが、一旦幕引きという表現がされているので今後に期待です。
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ZAGIO EVHA DILEGJ / Emotional Outburst

日本は長野発 Grindcore、ZAGIO EVHA DILEGJ 。
2012年、17曲収録 1st。
始終えげつなく喚き叫び、咆哮し続けるボーカル、程好いデスメタリックさがあり、楽曲それぞれに顔を持たせるギターはスラッシーなリフが入る曲では更に体感速度が増し、情け容赦なく叩きまくるドラムは壮絶さを極める。これらにより叩き出される音の塊は、ボーカル含めブルータルデス並みな暴虐さ、凶暴さがあり、もうただただ凄まじいの一言です。。。
音源でも凄まじいですが、ライブは更に凄まじいものでした。
ライブ終了後のメンバーさん、特にドラムの方の姿は印象的でした。
30秒~1分前後にて途切れなく、雪崩の如く畳み掛けてくる、全 17曲、13分47秒。
問答無用、有無をも言わせぬ、という表現は、こういうサウンドにこそ相応しいのではないかと思う程の激烈極まりないグラインドコア地獄絵図サウンドで、しかも、聴き始めると繰り返し繰り返し聴きたくなる、実に中毒性の高いアルバムです。
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BLOODBALL / Anger Waves to Swallow All

京都発 Death Metallic Beatdown Hardcore、BLOODBALL 。
2012年、6曲収録ミニアルバム。
1曲目の出だしから既に悪い臭いしか漂ってこず、全編通しては、これぞデスメタリックビートダウンハードコアなサウンドで、落としてくる展開が情け容赦ない低音効きまくりな激重モッシュな曲展開に、これまた聴いていて顔がニヤける程に悪い咆哮デスボーカルは、もはや有無をも言わせぬ、問答無用でヴァイオレントな、極悪に塗れまくったどす黒いハードコアサウンドです。。
デスメタリック/ビートダウンハードコア好きの方で未チェックの方は勿論、しばらくこの手のサウンドから離れている方でも、1曲目 「Black Riot」 を聴いたら熱くなること間違いなしな極悪ハードコアサウンドです。myspace にて本作の 1曲目、2曲目が試聴出来ます。
本ミニアルバムは紙ケースにぼそっと CD が入っているのみの作りなのですが、これで価格が 500円というのは、サウンドの極悪に反して最高で素晴らしいです。
Highly Recommended!!!
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THE CREATOR OF / IN RESERVOIR

東京発 Alternative/Psychedelic/Punk/Hardcore、THE CREATOR OF 。
2002年、12曲収録 2ndアルバム。
初めて THE CREATOR OF の音源を耳にしたのは Edge of Spirit とのスプリット、「RIZLA」 でした。その時は Edge of Spirit 目当てということもあり、また、当時はあまり Alternative と紹介されるサウンドに免疫を持っていなかったこともあり、聴けるサウンドではありましたが、深入りはしませんでした。。しかし、2007年の 「Dust to Dust」 をチェックして一気に深入りしました。。
バンド自らサウンドを Alternative/Psychedelic/Hardcore/Grunge/Post-rock/Punk/Stoner/Doom と Facebook に記している様に、多彩なジャンルの音が交錯しながらもメロディアスでエモーショナル、且つ、へヴィーなグルーブがうねりまくるのです。。楽曲はドがつく程のへヴィーさやブルタルさはないですが、ミッドテンポにて進む曲展開でじわじわと盛り上げ、ぐいぐいと聴き惹きつけるサウンドは、クセになる程に魅力があり、音量を上げてスピーカーから聴き浸るもよし、ヘッドフォンでどっぷりと聴き浸るもよし、な音源です。
本2ndアルバムはバンドの Jamendo のページにてフリーダウンロード出来ます。
2007年以降、音源のリリースはないのですが、バンドは健在でライブもされています。
じっくりと聴いてみてほしい音源です。
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