TERRIFIER / Destroyers of the Faith


カナダ発 Thrash Metal、TERRIFIER
2012年、8曲収録 1stアルバム。

2012年途中までは Skull Hammer というバンド名で活動し、本作はその Skull Hammer 名で 2011年にリリースされた音源を、新しいバンド名の TERRIFIER 名で再リリースされた音源で、収録曲は以前と同じです。

楽曲はヘヴィーメタル寄りの強いスラッシュサウンドで、そこそこ速く、そこそこメロディアスで、ボーカルは程々のダミ声で歌い上げ、楽曲はそこそこ展開があり、そこそこ長く、と言うと少しダレそうに思われるかもですが、なかなかどうして、ヘッドバンギングの出来る楽曲の揃った良音源です。。スラッシュメタルといえど幅が広いですが、本作はよりメタル好きの方に好まれるサウンドだと思いますなぁ。。私は最初聴いた時はまずまずかなぁ、と思いましたが、繰り返し聴いていると良くなってきました。

本作は バンドのfacebookからフリーダウンロード出来ます。
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Entfremdung / Demo I


UK発 Raw Black Metal、Entfremdung
2013年、6曲収録 1stデモ音源。
One Man バンドです。

地下臭漂う邪悪でこもったサウンドに喚き叫ぶボーカル。ほのかなメロディー、メロウさに覆われ、闇の中をさまよい走るかの様な楽曲。。正直、この意図した音の悪さだからこその良さであり、ブラックメタルだと思うのです。

以前、京都のAVIS にて音源を漁っていた時、ギターかベースを収納したケースを肩にかけた二人がグラインドの音源を手に交わしていた会話が聞こえたのですが、その二人曰く、グラインドは自分で似たような音が出せるのでわざわざ音源は買わない、と話していました。私は楽器をやらないので、そういう考えもあるのかぁ、と思いながら聞いていたのを妙に覚えているのです。。この Entfremdung の音源も正直、宅録並み、かそれ以上に悪い音なので、こういう意見を持たれる方もおられるだろうなとは思いますが、私は逆に色々と良い方向に解釈しますので、妙に惹かれるのです。

本デモ音源は限定 13copies ですが、フリーダウンロード出来ます。
(フリーダウンロードは終了したようです。)
イントロ、アウトロ含む全 6曲、約 25分。
ちなみに、アウトロは約 11分のアンビエントドローンなナンバー。
ヘッドホンで聴くとより悪さが際立ち、地下へと聴き潜れるのです。。
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All Will Suffer / False Hope


UK発 Hardcore、All Will Suffer
2012年、11曲収録 1stアルバム。

バンドの facebook の 影響を受けたバンド、サウンド 欄にて挙がっているバンドの様な、ストレートな疾走でシンプルな展開にビートダウンなパートを組み込んだ、気持ちメタリックなハードコアサウンド。。走るパートはオールドスクールな感じもあることはあるのですが、ギターにメタリックさがあり、また、楽曲は 1分後半~2分台の長さで飛ばしますので、いわゆるこの手のハードコア好きの方だけでなく、意外にクロスオーバーなサウンド好きの方もいけるのではないかと思うのです。。

本音源は バンドのbandcampにてフリーダウンロード出来ます。
全 11曲、約 22分。
聴いていてノリがよく、気持ちいいのがなによりです。
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KRAPTOR / Night of the Living Dead


ベネズエラ発 Thrash Metal、KRAPTOR
2012年、14曲収録 1stアルバム。

疾走一辺倒ではないですが、走るパートでは前のめりな勢いがあり、程好いテンポのパートではグルーヴ、と紹介すると御幣を生むかもですが、少しモダンなノリが感じられ、ボーカルはガツガツとした感じの吐き叫びボイスで、そういう所などからメタル寄りのスラッシュよりもハードコアなスラッシュさを感じるサウンドです。。バンドはスラッシュメタルと称していますが、メタルメタルしたスラッシュメタルではなく、少しクロスオーバーが入ったスラッシュサウンドだと私は感じますので、ハードコア寄りのスラッシュ好きの方もお気に召すのではないかと思います。
2分前後の曲もありますが、3、4分台の楽曲がメインで、全 14曲、約 36分。
ぶりぶりとベースが低音効きまくりで、緩急の付いた楽曲はアルバム通してなかなか佳曲ぞろいで、ボリュームを上げて聴きたい音源です。

本音源は バンドのfacebookのページからフリーダウンロード出来ます。
略歴のもっと見る、をクリックすると一番下にダウンロードリンクが表示されます。

本音源の 2曲目 「Night of the Living Dead (feat. Pedro Poney from Violator)」

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REACTORY / Killed by Thrash


ドイツ発 Thrash Metal、REACTORY
2013年、6曲収録EP。

ノイジーとか混沌などのやかましさではなく、メタル然としたやかましい、せわしないサウンドで、聴いていますと前作同様、実に熱く燃えるガチガチでへヴィーでアンダーグラウンドさ全開なスラッシュメタルです。。今作でも吐き叫ぶボーカルが悪く、楽曲の邪の空気を高めています。もしこのボーカルが普通に歌い上げていたり、ハイトーンボーカルだとまたぜんぜん違った印象になると思うので、やはりこのバンドのスラッシュサウンドには Harsh で Stench な吐き叫ぶボーカルが良い塩梅だと思うのです。
楽曲は 3~5分台の長さで、全 6曲、約 25分。
聴いていますと熱くなってきますので、このくらいの曲数、収録時間が丁度良いです。
Thrash til fucking death!!!

本EP音源の 6曲目 「Killed by Thrash」

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REACTORY / Demo 2011


ドイツ発 Thrash Metal、REACTORY
2011年、6曲収録デモ音源。

ザクザクジャキジャキと縦に切りまくるギターが頭を振らし、疾走を軸に程好いテンポの展開を挟んだ重く低いメタル然としたリズムが体を揺らし、曲のタイトルにもなっている歌詞が一緒に叫びやすく、思わず拳とメロイックサインを突き上げたくなるくらい、実にかっこいいの一言なスラッシュメタルです。。吐き叫びと咆哮ボイスのボーカルも実に悪く、楽曲をより重心の低い方へと導いているのです。。ドイツのバンドらしい、と言うと曖昧で少し語弊があるかもですが、実にへヴィーメタル然としたサウンドで、聴いているとメタルの血が騒ぐサウンドです。
同じくドイツのバンドで、Protector の初期の頃の様なスラッシュメタルサウンドが好きな方にもチェックしてみて頂きたいバンドです。

本デモ音源はバンドのHPにてフリーダウンロード出来ます。
1曲目の出だしで少し音が途切れる様です。
聴いていると気合が入り、熱くなる、全 6曲、約 23分!
Highly Recommended!!

本デモ音源の 1曲目 「Don't Play with the Master」

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ACID HEAD / EP 2013


コスタリカ発 Thrash Metal、ACID HEAD
2013年、5曲収録 EP。

クロスオーバーでハードコアな要素を少し併せ持ったスラッシュサウンドは、荒いながらも軽快でノリがよく、英語ではない巻き舌ボーカルもリズムよく乗り、聴いていると自然と体が反応するほどです。。ですが、正直なところ、数多く存在するこの手のサウンドの中では頭一つ抜き出るのはなかなか大変だと思うのですが、とはいえ、全てのバンドが商業的に売れて有名になる、というのもそれはそれで難しい話で。。それでもアンダーグラウンドで活動してシーンを盛り上げてくれるこういうバンドがいるからこそのシーン、ジャンルだと思うので、音源をチェックして、紹介して広めていけたらなぁ、と思うのです。

本EP音源は バンドのfacebookからフリーダウンロード出来ます。
ただ、音源のファイル形式が wav なので少しファイルサイズが大きいです。
全 5曲、19分、楽曲、そしてジャケも実にかっこいい、Acid Thrash Metal !!

本EPの 1曲目 「La Entropia del Mosh」

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