非常階段 / Noise from Trading Cards


日本発 Noise、非常階段
1997年の 3トラック入りアルバム。

こちらでも紹介しました 90年のアルバム 「ROMANCE」 は、レーベルの紹介をお借りしますと、ピュアなノイズによる非常階段作品はこれが最後であり、完成型 ということでして、91年以降の音源はドラムなども交えた演奏形態へと推し進められていて、この本作でもドラムが取り入れられたトラックが収録されています。。。1トラック目が約 27分、2トラック目が約 14分、3トラック目が約 10分という長さで構成された本作は、凄まじいまでのノイズ音に女性金切りスクリームが響き渡る、もう言葉では表せないくらいの激烈極まりない轟音なのですが、その中でも 2トラック目は 「ROMANCE」 アルバムの轟音をほうふつさせてくれる、もう凄まじ過ぎるノイズサウンドでして、そのノイズのバックで叫ばれる病みまくりでブラッキッシュな絶叫ヴォイスが、更にえげつなさを増させていて、聴いているともうニヤけてくるくらいに強烈なのです。。。この 2トラック目は、アヴァンギャルドなブラックメタルがお好きな方はお気に召すのではないかなぁ、などと勝手に思っております。。

更に押し進んだ激烈なサウンドをお探しの方は、ぜひ 非常階段 をチェックしてみてください。。
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非常階段 / ROMANCE


日本発 Noise、非常階段
1990年の 1トラック入りアルバム。

勿論のごとく 1トラック収録とはいえ、約 77分の長さがございます。
特殊なサウンドだけに、約 19年経った今でも聴く度にエゲツナさ、凄まじさ、ブルータルさに耳が殺られる、約77分に及ぶ問答無用のノイズ地獄音源。。。音源を再生した途端、有無を言わさず壮絶な轟音が一気に耳を襲い、その後も聴く者を金縛りにさせるが如くに、想像を絶する、ありえない程のノイズ音が鳴り響き続きます。。。
ですが、聴く度に何故だか聴き惹き込まれるのです。。
何度か書いていますが、この手のサウンドを聴いていると、気分がトランス状態になってきて、逆に心地よくさえなってきます。。特にヘッドフォンで聴くと堪りませんです。。

この音源は再発されて現在も入手出来ますので、ぜひチェックしてみてください。
非常階段 を未聴の方は、YouTube にアップされています ライブ動画 にて、
ぜひぜひチェックしてみてください。
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Masonna / Inner Mind Mystique


日本発 Noise、Masonna
1996年の Relapse Rec よりリリースの 7トラック入り音源。

ノイジー云々ではなく、本格的なノイズを聴いたのは 非常階段 の 「ROMANCE」 (1990) でした。。最初聴いた時はノイズだけに、あまりのエゲツナさに拒否反応すら起こりましたが、それでも何故かまた聴きたい、という様な気持ちになって、何だかんだでノイズというジャンルも聴き続けております。。。
上から目線で思想じみた解釈でノイズというジャンルを語ろうとは思いません。。というか、少しかじっている程度ですので、それ程の知識はありませんが。。。ノイズ音を聴いて美しいとか、アートだとか云々と語ろうと思えば語れるかもしれませんが、作り手さんには申し訳ないですが、正直、ノイズはノイズ、やかましくてうるさい雑音です。。。じゃあ、何で聴くのか? と訊かれれば、先にも書きました様に、何故だか聴きたくなるのです。。。個人的にはノイズを聴いている時、リズムやメロディーらしきものを聴き取ろうとしたりしながら聴いております。。

この Masonna のCDの表には紹介のシールが貼られておりまして、
Uneasy Listening . Sanity Splintering Sound !!!
Rabidry Insane Vocals !!! Utterly Barbaric Japanese Noise !!! PLay Loud !

と記されおります。。
ノイズですので確かに Uneasy Listening なサウンドなのですが、Masonna の場合は更に凄まじいまでの発狂、絶叫加工ヴォーカルが取り入れられていて、より聴き苦しさが増していると思うのです。。3~4分台の楽曲が続いた後のラスト 7曲目 (CD bonus track) の 約15分の楽曲が、これまた凄まじいまでのノイズの洪水状態で、もう聴いているとトランス状態になってきますのです。。。このノイズ音を聴いた後では、どんなブルータルなデスメタルでも、すんなり聴けてしまうくらいに、もう耳が麻痺してしまいますのです。。。

MySpace にてぜひチェックしてみてください。
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Bywar / Twelve Devil's Graveyards


ブラジル発 Thrash Metal、Bywar
2007年の 12曲入り 3rdアルバム。

この音源で初めて Bywar のサウンドをチェックしたのですが、アルバムを聴き通しての最初の感想は、なんとなくドイツのバンドの様な雰囲気を感じましたです。。。アルバム通してドカドカと疾走メインで程好くメロディアスながらも、ちとあか抜けず、マイナー臭が漂う楽曲。。ですが、ギターソロパートでは妙に流麗でメロディアスなフレーズが耳を惹いたり。。。いやいや、決して けなして いるのではなく、賛辞です。。聴いていると自然と頭が揺れますし、ライブだと楽しく暴れ走り回れるだろうなぁ....と想像したりします。。

何やかんやと言うておりますが、実にかっこよく、気に入っております。
MySpace にてぜひチェックしてみてください。
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Killed In Action / We Ruin Fun


US発 Hardcore/Thrash、Killed In Action
2004年の 17曲入り音源。

やかましいくらいに叫び歌うツインヴォーカルを有し、楽曲は 1分~2分台の長さでスタスタとひた走りまくるブルータルな展開がメインとなっておりますが、楽曲によってはブレイクダウンする展開やシンガロングなパートも組み込まれていたりと、ライブだったら楽しく暴れられるだろうなぁ....と思わず想像してしまうくらいの、実に気持ちよく聴きノレるハードコア/スラッシュサウンドです。。。いやしかし、喚き叫ぶ 2人のヴォーカルさんのテンションの高さは、聴いているこちらのテンションをも上げてくれますのです。。

リンクしましたHP、または MySpace の KIA Discography をクリックで、なんと Killed In Action の音源がフルで、フリーでダウンロード (mp3 ではなく、m4a と AIFF形式サウンドですが。。。) 出来ますので、興味を持たれた方はチェックしてみてください。
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In A Blind Fury / Diamonds


ドイツ発 Beatdown Hardcore、In A Blind Fury
2009年の 7曲入り 1stEP音源。

この EP音源は、バンドの MySpace からフリーでダウンロード出来ますので、
アルバムジャケットをクリックして、まずはぜひぜひダウンロードしてみてください。

MySpace での紹介の所で Hardcore/2-step/Down-tempo と記されている様に、ダンサボーでノリが良く、且つ、ズリズリと引き摺るパートも組み込まれた楽曲は、この手のサウンドが好みの方はもうじっとしていられいでかっ! なビートダウン満載モッシュフルサウンドです。。程好いメタル/デスメタリックさ、そしてヴォーカルの悪さ (勿論、賛辞です)。。そのヴォーカルさんは時折ですがヴィーヴォィなブルデス気味にもなったりして、これがまた堪らんのです。。

正直、数多く存在するこの手のサウンドの中では十把一絡げな存在になってしまうかもしれませんが、聴いていると自然と体が揺れますし、シンガロングパートでは熱くなりますし、と、個人的なお気にのツボをビシビシと突いてきますので、私はかんなり気に入っております。。
ぜひぜひ音源をチェックしてみてください。
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