HEKTIK / Honest Disdain is a Face of God


ドイツ発 Hardcore、HEKTIK
2019年、8曲収録アルバム。

以前に紹介している 2016年の音源 のサウンドを引き継ぎつつ、よりブルタルさ、ヴァイオレントさが増した本作。。と言うのも、前作も走るパートはありましたが、比重でいえばミドルテンポの方がベースになっていたので、本作でのブルタルな激速パートが展開に加わり、そこからのモッシーなダウンテンポパートがよりエグさがでていて、楽曲がガツンとした印象を受けます。。ジャリついたギターにハーシュがかった叫びボーカル、このサウンドプロダクションはバンドが意図していると思うのですが、私はかっこよくて惹かれるサウンドです。。個人的な細かな分類だと HEKTIK はモダン寄りのサウンドになるのですが、言葉だけで紹介するのは何とも悩むサウンドでもあります。。と言うのも、前作の紹介記事をメンバーさんが見てくれた様なのですが、その時はサウンドのカテゴリーをビートダウンハードコアにしていて、それがどうも納得いっていない反応だったので。。。ですが、私が端的に HEKTIK のサウンドを紹介するならば、モダンがかったビートダウンハードコアと紹介します。

Bandcamp - https://hektik.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/awfulhektik

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

JØTNARR / JØTNARR


UK発 Blackened Hardcore/Screamo、JØTNARR
2019年、9曲収録 1stアルバム。

以前にデモとEP音源を紹介 している UK の 3人組、JØTNARR のファーストフルアルバム。
スクリーモ、ポストハードコア、ブラックメタル、メタルなサウンドが緩急に交錯し、時に激しくメロディックブラックの様に激速、疾走し、時にメロウで美ながらも轟音なパート、そして穏やかなミドルパートが入ったりと、なかなか感情ブチ切れる激情でエモヴァイオレンスなサウンドです。。太めに叫び歌うボーカルも力強くブチ切れていて良い仕事しています。。楽曲は比較的短めなのですが、曲終わりが微妙に感じる曲もあり、もう少し展開を長めにしてもいいのになぁ、というのも正直な感想です。。とはいえ、楽曲はメロディアスさが前に出ていますので、メロディックで激しくエモーショナルなハードコア、メタルなサウンドが好きな方はイケるのではないかと。。昨今、サウンドにブラックメタルな要素を取り入れたハードコアバンドは多くいてますので、その中で抜きん出るのは何かきっかけがないと大変かもですが、私の中ではこの JØTNARR はこの手のサウンドの中では抜きん出たかっこええバンドです!

Bandcamp - http://jotnarr.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/jotnarr



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )