ALKOHOLIZER / Drunk or Dead...


イタリア発 Thrash Metal、ALKOHOLIZER
2009年の 10曲入り 1stアルバム。

アルバムジャケット、裏ジャケのメンバー写真からスラッシュ然とした臭いがプンプンと漂うのですが、まさにその期待を裏切らないスラッシュサウンドなのです。

1曲目のイントロに続く 2曲目の出だし&Voの叫びが まんま Slayer"Angel of Death" で、初めて聴いた時は顔のニヤけがしばらく止まりませんでした。。。とはいえ、楽曲は Slayer ライクではなく、スタスタ/ツタツタと気持ち良くひた走る楽曲にクランチーでザクザクなノリとキレの良いギターがこれまた堪らない位に気持ち良く、ヘッドバンギング必至の、これぞ、いや、これがスラッシュメタルなサウンドです。。。激しさの中にもキャッチーで覚えやすいサビやシンガロングパートがあったりと、メタルメタルしたスラッシュというよりは、クロスオーバーなスラッシュのキャッチーさも兼ね備えており、暗くおどろおどろしいサウンドの雰囲気ではなく、明るく酔っ払った雰囲気の騒げるサウンドです。。

いやしかし、聴いていますと体がどこかしらリズムを取って動いています。
もうほんとにノリがよく、とにかく聴いていて気持ちいいですし、走り廻りたくなります。
この ALKOHOLIZER のサウンドを聴けば、しばらくメタルから離れている方でも絶対に耳が、体がうずくのではないかと思うのです。。メタルサイドだけでなく、ハードコアサイドのスラッシュ好きの方もお気に召すのではないかと思います。
ぜひ MySpace にてチェックしてみてください。
Highly Recommended !!!
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Iron Attack / Poltergeist


Melodic Heavy/Power Metal、Iron Attack
2010年、年末リリースの 9曲入り音源。

以前に一度 紹介 しております個人的に好きなプロジェクト Iron Attack。。東方楽曲のインストアレンジが主となっていますが、メロディックメタルにアレンジされた楽曲は、相変わらずメロディックメタル好きの琴線を突いてくるフレーズが随所に配置され、東方の楽曲云々というのは関係無しに聴き惹き込ませてくれます。。
本作は 2、7曲目がヴォーカル入り、1、3~6曲目がインスト、8、9曲目は 2曲目のギター/ヴォーカルのカラオケver な構成となっております。。。中でも 2曲目のヴォーカル入りでアルバムタイトルトラックの "Poltergeist" の かっこよさは失禁ものです。。特にギターソロでの 4:00~ からの切なくもメロディアスなフレーズは、私の琴線に突き刺さったまま離れないのです。。もう うっとりと聴き惚れてしまいます。。。インストの楽曲も今までと相変わらずにかっこええです。

YouTube に 2曲目 "Poltergeist" のサンプル がアップされていて、最後の方で上で書いたメロディアスなフレーズが聴けますので、メロディックメタル好きの方はぜひチェックしてみてください。
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DEATHGAZE / Bliss Out


Modern Metal/Heavy Rock、DEATHGAZE
2010年の 11曲入り 4thアルバム。

個人的に好きなバンドでして、前作までの音源も 紹介 しております。
前作までのサウンドの流れを汲んだ本作品も激しさで突き通す楽曲、激しさとメロウさが交錯したスクリーモな楽曲、そしてメロウさで通す楽曲と、今までの DEATHGAZE らしいメタリックでモダンでへヴィー、且つ切なくもメロディアスな 暴と美 が交錯する、激しく美しいサウンドです。。
楽曲のへヴィーさ、ブルータルさ、そしてメロディアスさを増させているヴォーカルさんの良い仕事ぶりも健在で、咆哮デス/シャウトヴォイスから中音域にて歌い上げられる甘く艶のある歌声まで、実に聴き惹き込ませてくれます。

正直、アルバムも 4作目までくると少しマンネリ化してしまうのではないかと勝手に思っていましたが、楽曲のかっこよさ、魅了するメロディーは、その様な意見を吹き飛ばしますな。。確かに今までのと似た様な雰囲気の曲展開、楽曲はありますが、これも DEATHGAZE節 だと思えば気にならないです。。。中でもメロデスラッシュ並みの突進力にメロウなサビが堪らなくかっこいい、これぞ DEATHGAZE な 8曲目"Undead Fact" 、胸を締め付ける様な切ない美しさに思わず窓の外を眺めた 10曲目"Grace"。。。この曲はヘッドフォンで聴きますと、より世界観に浸れます。。ラスト 11曲目"Bliss Out Yourself" は、前作に収録されている "amends" の ピアノver の様にバラード調にしても素晴しいだろうなぁ、と思う程の佳曲です。。

同じ様なサウンドスタイルのバンドが多くいる中でも、楽曲のメタリックさ、へヴィー/ブルータルさ、メロディーの素晴しさは抜き出た存在だと思っております。
Highly Recommended !!!
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