Taran / Storming the House of God


ポーランド発 ブラックメタル、Taran
2005年の7曲入り音源。

ニュースクールHC系のバンドのアルバムジャケットにもちょこちょこと使われているこのアルバムジャケット。このアルバムジャケットの絵からは、神聖、邪悪てな感じの言葉が思い浮かんできますなぁ。思わずしげしげと眺めてしまいます。。ファストに走りながらも緩急を付け、且つ、程々なメロディック加減で展開される楽曲。中音域で喚き散らすヴォーカルさんが、なかなかに邪悪で良い仕事をしています。ジャケット等からサウンドも邪悪なのかと思いきや、これがかなりクリアなサウンドなのです。全7曲、約26分。ラストは Darkthrone "Under a Funeral Moon" のカバーで閉め。なかなかかっこええです。。
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Patriarch / Dark World Of Men


ウクライナ発 ブラックメタル、Patriarch
2006年の12曲入り1st音源。

妙にオシャレちっくなアルバムジャケットながら、冷たく、程々にメロディアスなブラックメタルサウンドなのです。楽曲はメロディアスなのですがメロメロとまではいかず、しかしながら随所で印象的なギターのフレーズが散りばめられ、これが実に惹かれるのです。
デデデデン、デデデデン てな感じの程好いミッドテンポでヴァイキングメタルライクに進むのをベースに、ファストパートを取り入れ、緩急に展開していく曲展開。中音域で喚き叫ぶブラッキーヴォイス。このヴォーカルさんの叫び具合がかなり病んでおります。薄っすらと取り入れられたKeyがなかなか良い味付けとなっております。4曲目、5曲目、6曲目、10曲目、そして特に11曲目はかっこいいギターのフレーズが個人的に琴線突かれまくりで、もう堪らんナンバーです。。

聴く前に想像していた以上に私のツボに入りまくりなサウンドで、自分の中のお気に入りの音源に仲間入りしました。かっこええです。。
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Moi dix Mois / Lamentful Miss


ジャパニーズロック、Moi dix Mois
2006年10月リリースのマキシシングル。
新曲1曲に再録2曲とインスト収録の6曲入り。

ミッドテンポながらもメランコリックで、実に Moi dix Mois らしい切ないメロディーの新曲 "Lamentful Miss" 。こういう切ないメロディーの曲は実に惹かれます、良い曲ですなぁ。秋の夜にはこの切なさがなんとも沁みます。。
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Ride From A Stranger / The Blindfolded


US発、Ride From A Stranger
2006年の5曲入り音源 (デモ) 「The Blindfolded」。

ブルータルデスメタル、極悪ハードコア、メロディックデスメタル、メタルコア等などの要素がぶち込まれたブルータル極まりないサウンド。振り絞る様に悲痛に喚き叫び歌うハードコアなVoをメインに、ロウデスヴォイス、そしてヴィーヴィーなエゲツナイVoまで絡んでくる凄まじ過ぎるヴォーカル。各曲にビートダウンパートが搭載された、もう聴いていて暴れずにはいられないモッシーな曲展開。それでいて結構メロディアスだったりもするのです。

1. Be Careful What You Wish For (2:53)
出だしからブラスト交じりでぶっ飛ばし、ヴィーヴィー&ロウデスVoが炸裂。後半では激重ビートダウンに熱いシンガロングも絡みます。

2. In Return I'll Apologize (4:11)
ミッドで始まりだんだんとシフトチェンジ、喚き叫ぶVoとデスVoの絡みが堪らんです。そして、ヴィーヴィーVoと共にビートダウンパートへ突入し、また再び疾走パートへ。またラスト30秒からの熱いシンガロングパート&ビートダウンで閉め。

3. Where Do You Draw The Line (4:58)
最初油断させておきながら一気に雪崩れ込むヴィーヴィーVo&ビートダウン。その後もモッシー&グルーヴィーに突き進み、2:53辺りからの強烈なビートダウンパート、モッシーな展開と失禁しっ放し。そしてまたラストの展開は激重ビートダウン&ロウデスヴォイス。

4. At The Stake (3:56)
中速から疾走パートへ雪崩れ込み、グルーヴィーモッシーパートへ。かなり切なげなギターのフレーズを奏でつつメロディックデスメタルに突き進み、ラストはお約束となった激重ビートダウン&ヴィーVoで閉め。

5. The Blindfolded (6:18)
収録されている中で一番メロディックデスな展開をみせるナンバー。しかしながら勿論の如く、走っては落とし、また走る曲展開。後半の曲展開でメロウにエモーショナルに掻き鳴らされるギターが堪らんのです。6分台と長めの曲なのですが、まったく長さを感じさせませんです。

正直、初めてこの Ride From A Stranger のサウンドを聴いた時、あまりのかっこ良さに思わず震えました。個人的に大好きな要素が詰まりまくっている、この Ride From A Stranger のサウンド。かっこええです、もう堪らんかっこええです。。
バンドの myspace にて、音源の1曲目 "Be Careful What You Wish For" 、3曲目 "Where Do You Draw The Line" をぜひとも試聴してみてください。。
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Nocturnal / Unholycraft-Blood for Glory of Satan


ポーランド発 ブラックメタル、Nocturnal
2006年の8曲入り1stアルバム。

このバンド名に、このアルバムタイトル。そして、このアルバムジャケット。正直、この3要素だけでもう十分満足なのです。。楽曲はオールドスクーリッシュでドコドコと走るサウンドなのですが、この速いんだか速くないのか (そこそこ速いです...) 何ともいえない疾走感で淡々と薄めの冷たいメロディーで突き進んでいきます。あまり多く語ることもないのですが、個人的にこういうブラックメタルサウンドが好きなのでご紹介をば。。
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Misery Speaks


ドイツ発、Misery Speaks
2006年7月リリースの1stアルバム。
Alveran Rec からのリリースということで、ハードコアなモッシーパートも搭載された、ブルータルメロディックデスメタル。

1曲目のブラスト混じりの出だしで思わず仰け反り、途中のモッシーなパートでちびってしまいました。。疾走するパート、モッシーなパート共にひたすらに重圧、重厚に畳み掛ける、メロディックでデスメタリックなブルータルサウンド。ノーマルヴォイスは絡めずに、始終ロウに吐き捨てるようにシャウトするヴォーカル。メロディアスなフレーズを奏でる重厚なギターサウンド。ライブでの凄まじい光景が目に浮かぶ様なグルーヴィーなモッシーパート。この疾走感、メロディアスさ、モッシュパート、そしてブルータルさ。これらの要素全てが私のツボに入りまくりで、聴きながらもう嬉ションが出まくりなのです。ですが正直な話、ハイテンションでブルータルなサウンドは、アルバム後半辺りでは少しぐったりとしてしまいます。しかしながら、もう堪らんかっこええです。

バンドの myspace にて、アルバムの1曲目 "First bullet hits" をぜひともチェックしてみてください。こちら でも試聴出来ると思いますのでぜひぜひ。。
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Mystic Forest / Welcome Back In The Forest


フランス発 ブラックメタル、Mystic Forest
2001年のアルバム、「Welcome Back In The Forest」。

秋の夜に聴く Mystic Forest は、思わず感傷的になりますなぁ。。

1曲目の切なげなイントロに続く2曲目、出だしからの切なく印象的なギターのフレーズにいつも心を奪われるのです。。悲壮、悲愴、悲痛といった言葉が思わず思い浮かぶ、聴いていて切なくも痛々しい、愁いを纏ったメロディアスで壮絶なブラックメタルサウンド。印象的フレーズを奏でまくるギター、悲痛に喚き叫ぶ邪悪極まりないヴォーカル。音の悪さも手伝って、メロディアスに疾走する楽曲がノイズを帯び、更に邪悪度数が増しているのです。女性ヴォーカルが絡む曲があるのですが、それがまた何とも艶かしく惹かれるのです。

激しくも邪悪で、且つ琴線を突きまくりなメロディアスなサウンド。
秋の夜長、Mystic Forest を聴きながら枕を涙で濡らすのです。。
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Blackstone / Spiritual Waste


南米はベネズエラ発 メロディックデスメタル、Blackstone
2006年リリースの8曲入り音源。

聴いていて思わず顔がニヤけてくるくらい、これぞメロディックデスメタルなサウンドをアルバム通してかましてくれております。気持ちよく疾走する楽曲、泣きも取り入れられたメロディアスなギター、ロウに吼え叫び歌うヴォーカル。そして更にマニア心をくすぐるのが、この何ともいえない音の悪さ。個人的にはベネズエラ出身というだけでも堪らんのですが。。
1曲目と3曲目でノーマルヴォイスが少しだけ絡みますが、メインはロウなデスヴォイスです。アルバム8曲中、5、8曲目はインストなので実質6曲なのですが、その6曲共に実に良いです。特に4曲目 "a perfect kind" 、6曲目 "my silent shadow" 、7曲目 "soul axis" での泣きの入ったギターソロが個人的に失禁もので、もう堪らないのです。。

こちら にて試聴出来ますので、マニアックなサウンド、マイナーなバンドがお好きな方はぜひチェックしてみてください。。
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Celesty / Mortal Mind Creation


フィンランド発 Epic Power Metal、Celesty
2006年10月リリースの3rdアルバム。

実は 1st、2nd アルバムを持っておりません。今までに何曲か試聴したくらいなので、前作との比較というのは出来ませんです。。
個人的な話、疾走しまくりなサウンドを想像していたのですが、想像していた程は疾走していませんなぁ。Key がもっと前面に出ているのかとも思っていたのですが、こちも程々ですなぁ。。とはいえ、アルバム通してそつのない楽曲で、疾走ナンバー、程好いテンポのナンバー、パワーバラードなナンバーと、なかなかに惹き込ませてくれます。疾走する "Lord Of Mortals" 、程好いテンポで切なくメロウに展開する "Empty Room" 、ラスト2曲は疾走で閉めてくれるので、後味はなかなか良いです。

先にも書きましたが、アルバム通してそつのない仕上がりになっていると思いますが、個人的な意見としては、8曲目 "Arrival" の様な疾走ナンバーがもっと聴きたかったっす。。
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