D / The name of the ROSE


D (ディー) の 1stフルアルバム。
"白い夜""月夜の恋歌""繭月の棺" の 3曲がボーナスで収録された計13曲ver。

シングルとしてリリースされていた "闇より暗い慟哭のアカペラと薔薇より赤い情熱のアリア" は、かんなり強烈な印象を与えてくれました。特に、ノーマルヴォイス、シャウト、そして 裏声 を使い分けたヴォーカルワークは思わず聴き惹き込まれました。。

アルバムに収録されている楽曲は 5分前後とそこそこの長さがあるのですが、メロディアスに、そしてエモーショナルに展開する楽曲は、聴き込むにつれ長さなど感じさせず、楽曲の世界に嵌らせてくれます。時にへヴィーに、また時にメランコリックなメロディーを奏でるメタルライクなギターサウンド。表情豊かに歌い上げるヴォーカル。
アルバム通して決して 陽気 などという言葉とは無縁な、切なくメロウな空気が漂うサウンドなのです。

ミッドテンポと疾走ナンバーが交互に織り成し、進んでいくアルバム構成は個人的にはなかなか良いです。個人的にアルバムに収録されている全曲気に入っております。
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