Genocide Pact / Demo 2013

US発 Death Metal、Genocide Pact 。
2013年、4曲収録デモ音源。

重低速なパートと疾走パートにて、分かりやすい展開をするオールドスクールでドゥーミーなデスメタル。。イントロ含む 4曲収録の音源では、おおよそのサウンドの方向性が分かるぐらいではありますが、その中でも個人的には 3、4曲目の様なドゥーミーな重低速パートを軸にした楽曲が堪らなく好みでして、実にかっこええのです。

本音源は bandcamp にてフリーダウンロード出来ます。
フルボリュームで聴いていると暴れたくなります。
ブルタルデスメタリックなハードコア好きの方もぜひ！

Violent Hammer / More Victims - Demo 2014

フィンランド発 Death Metal、Violent Hammer 。
2014年、6曲収録 3rdデモ音源。

バンド自ら Primitive Death Metal Hammering と称したサウンドは、邪悪なまでにダーティーで ささくれ立った音の塊がドカドカと荒々しく前のめりに、有無をも言わせずにぶっ飛ばし畳み掛け、問答無用にねじ伏せてくる、全 6曲、17分40分。。
生々しいノイジーなサウンドながらも重心低くブルータルで、更にイビリッシュで病んだ咆哮ボーカルが邪悪さをより際立たせ、更に、デモ音源だからなのか意図してなのか、聴いていると顔がニヤけるくらい邪悪で、極悪さ全開のサウンドが、兎にも角にも やかましくかっこいい音源です。。

本デモ音源は bandcamp にてダウンロード出来ます。
何はともあれ、百聞は一聴にしかず です。この手のサウンドが好きな方には、もう堪らないサウンドなはずです。かっこいいです、もう堪らなくかっこいいです！
Highly Recommended !!!

ANALDICKTION / Unreleased EP​/​Demos​/​Covers

シンガポール発 Brutal Slamming Death/Goregrind、ANALDICKTION 。
2013年、10曲収録音源。

以前に紹介しました 2011年の 1st音源　にも収録されている 5曲を含む本音源は、1～5 が Unreleased EP、6、7 がデモ、8 はりミックス、9、10 はカバーという楽曲にて構成されてます。
畳み掛けてくる勢いのあるブルデス/ゴアグラインドなパートと、くど過ぎず程好いズリズリなスラミングデスなパートが合わさったサウンドは なかなかに爽快で暴虐で、フルボリュームで聴きたくなる程の佳曲揃いです。。個人的には前作含め短めの曲が好きですが、とはいえ長いといっても 3分台なのですが、短めの楽曲と変わらずに曲が良いです。中でも楽曲の解説でも触れていますが、6曲目 「Omnipotent System」 はブラッキッシュな疾走パートが組み込まれていて、これがまたかっこええのです。

本音源は bandcamp にてフリーダウンロード出来ます。
残念ながらバンドは解散しましたが、現在は Goregrinding Powerviolence、
PYOGENIC CYSTCLOT　にて活動されています。

Razorblades Terror / Simbologi Sesat Budaya

インドネシア発 Technical Death Metal、Razorblades Terror 。
2011年、5曲収録EP音源。

緩急ついて突き進む曲展開は程々にテクニカルさがあり、ディープに咆哮するボーカルと共にブルータルな勢いがあるのですが、この Razorblades Terror はこのブルータルな楽曲にメロディアスで弾きまくりなギターソロを大胆に導入するという、なかなか予想を反する展開をみせるのです。

楽曲の展開としては、曲の中間パートでギターソロが入り、曲のラストパートでもう一ソロ入ってきます。。いやしかし、このメロディアスに弾きまくるギターは、聴いていますと顔がニヤニヤする程のメロディアスさで、思わずうなってしまう程です。。かっこいいんです、実にかっこいいんです！まさか、ここまでのメロディアスさをぶち込んでくるのかという意外さが、かっこよさを更に押し上げるのです。。

本 5曲入りEP音源は、バンドのReverbNationのページにて試聴＆フリーダウンロード出来ます。
Great! Excellent!! Highly Recommended!!!

Death Artery / Chapter of Human End

インドネシア発 Brutal/Slamming Death Metal、Death Artery 。
2012年、9曲収録 1stアルバム。

緩急交えつつも、展開のメインはズリズリに引きずる鬼グルーヴなブルタルモッシュフルサウンド。。Gory で ディープに唸るボーカルもなかなかにえげつなく、ブルタルです。
聴いていますと自然と頭が、体が揺れ、情け容赦なくザクザクと斬り裂くブルタルモッシュ＆ずりずりサウンドは、えげつないながらも気持ちが良いのです。。
個人的にインドネシアのバンドは以前から ひいき目 なのですが、それを抜きにしても Death Artery、イントロ含む全 9曲、約 27分、実にかっこええです。

本作はネットレーベルによりフリーダウンロード音源としてリリースされています。
ネットレーベルによる 試聴＆ダウンロードページはこちら。
Highly Recommended!!!

DESVIRGINIZAGORE / Eyaculador de Infeccion Putri

ペルー発 Brutal Death Metal、DESVIRGINIZAGORE 。
2012年、7曲収録EP。

2011年にリリースされている本音源を、ネットレーベルにより 2012年にフリーダウンロード音源としてもリリースされました。

激速パートを交え緩急交錯する楽曲に落としてくるモッシーなパートを組み込んだ、なかなか整合感のあるブルータルデスメタルサウンド。。HP や facebook、Myspace にはサウンドの影響としてハードコアの記述は無いのですが、私はどことなしにハードコアさを感じるのです。。また、ニュースクールデスからの影響からかもですが、エゲツナさはあるのですが、ドロドロしいエグさをあまり感じず、ブルデスの取っつき難さをあまり感じないので、そういう所からもデスメタル/ハードコア寄りな要素をより感じるのかもしれません。

イントロ、インタールード 2曲含む、計 7曲、約 25分。
なかなか かっちりとしたサウンドで、なにより楽曲がかっこいいです。
ネットレーベルによる 試聴＆ダウンロードページはこちら。

Wild Dances / Body Moving

ウクライナ発 Brutal/Slam Death Metal、Wild Dances 。
2010年の 8曲入りEP音源。

このEP音源はフリーダウンロード音源でして、リンクしましたバンドの MySpace のブログの所からダウンロード出来ますので、まずはぜひぜひチェックしてみてください。

Myspace にて、自らのサウンドを 「Odessa （ウクライナの地名） Style Brutal Dance Metal」 と紹介しています様に、スラミング/ビートダウン満載のズリズリなモッシュフルサウンドは、聴いていますともうじっとしていられない程の極悪ダンサボーさで、まさに Brutal Dance Metal サウンドです。。
実際にサウンドを聴く前は、バンド名から想像しますと、牧歌的でフォーキーな要素が入ったブルデスかな、と思っていたのですが、そういう様な要素は感じられなくはないですが、あくまで牧歌的な要素は薄く、スラミングなモッシュフルさでのダンサブルさがサウンドの軸になっております。。。曲展開はズリズリなミッドテンポがベースとなり、そこにスタタタタと走るパートが組み込まれております。。ヴィーヴォィーでゴーリーなヴォーカルさんも、サウンドの極悪さに貢献しておりますな。。

7、8曲目は音源の中で特に Brutal Dance Metal さが強く、且つ、遊び心が入っていて、実に良いです。。ラストの 8曲目"Wild Dances" は Ruslana のカバー曲なのですが、正直、マニアックなヴァイキングメタルバンドの （バンド名もそれらしいですよね。。。） カバー曲だと思って調べてみたら、同じくウクライナ出身で ダンス系シンガー、Ruslana嬢 の Wild Dances　というオリエンタルなメロディーの曲で、思わずニヤけてしまいました。。。

個人的な思いですが、ここまできたら 「ブルタル スラミング ヴァイキング デスメタル」 なんていうジャンルとして、ラストのカバー曲みたいなのをもっとやってみたら面白いんではないかなぁ、と思いますのです。。
いやしかし、なかなかに面白いバンドです。
ぜひぜひ MySpace にてチェックしてみてください。

Begging for Incest / Awaiting The Fist

ドイツ発 Slamming Guttural Brutal Death Metal/Beatdown Hardcore、
Begging for Incest 。
2008年の 1st EP音源。

スタスタと走り、またブラスト交じりに走る曲展開は組み込まれていますが、楽曲はあくまで激重でズリズリに引き摺り進むミドルなテンポが大半を占めて構成されてます。。ヴィーヴォイーなヴォーカルさんも実に悪いです。。いやしかし、これがもうえげつないまでの引き摺り様で、あまりの極悪さに、聴いているとついつい顔がニヤけてしまいますのです。また、聴いていると自然と体が揺れてきますのです。。。
個人的な感想ですが、この手のジャンルのサウンドは好きでちょこちょこチェックを入れているのですが、正直、ちと言葉は悪いですが、似たり寄ったりなサウンドが多いのも否めないのですが、じゃあ全てのバンドを気に入っているのかといえばそうでもなく、同じ様にズリズリに落してくる展開をもつバンドでも、落しどころ、落とし方によって気に入る、気に入らないというのがあるんですよねぇ。。。長々と書きましたが、個人的にこの Begging for Incest のサウンドはどストライクなのです。聴く度に体がぴくぴくと反応してきます。。ぜひぜひ極悪ビートダウンハードコア好きの方も MySpace にてチェックしてみてください。。

Putrefying Cadaverment / Necrosadistic Defilement

US発 Slamming Brutal Death Metal、Putrefying Cadaverment 。
2008年の 7曲入り音源。

以前 にデモ音源をご紹介しました、個人的にお気になバンドです。
以前の紹介の時にも少し触れましたが、この手のズリズリに落しまくるブルータルデスメタルサウンドを出すバンドは数多く存在しますので、その中にあってこの Putrefying Cadaverment のサウンドが突出してどうこうというのは、正直ない （と言い切ると、ちと言葉が悪いですが。。。） のですが、それでもこの走ってはえげつないまでにズリズリに落してくる曲展開は、実にかっこがよろしいです。。また、ヴィーヴォーなえげつないヴォーカルさんも下品で堪らんのです。。

この緩急のついたブルータルサウンドは、聴いているともう体が自然とピクついてきます。
ぜひ MySpace にてチェックしてみてください。

Mayat / Timoer Democracy

インドネシア発 Brutal Death Metal、Mayat 。
2006年の 10曲入りアルバム。

個人的な話、インドネシアのブルータルデスメタルというと、2ndでは少し雰囲気が変わってしまいましたが、Total Rusak の 1st、「Exploding The Cranial」 の様な、ぶっ飛ばしまくりなゴーリーサウンドを思い浮かべます。。Jasad は変わらずにブルータルですが、Siksakubur は少し雰囲気が変わってきておりますな。。Dirty Infamous や Gelgamesh といった、先にも書きました Total Rusak の 1stの様なブルタルサウンドをぶちかましているバンドもまだまだ多くいますが、いかんせん音源の入手が容易ではないんすよねぇ。。。

Mayat のサウンドは、ドラムぶっ叩きまくりなブルータルゴーリーサウンドで、もうあまりの勢いに思わず体が仰け反ってしまいます。。曲展開に緩急というか強弱はついておりますが、ニュースクールな落してくるパートはなく、難解過ぎずに程々のテクニカルさを組み込んだ、もはや聴く者に有無をも言わせぬ程のぶっ飛ばしサウンド。ヴォーカルさんは始終ギュルギュルと、こちらもえげつないです。。
聴いていて思わず顔がニヤけてくるくらいのブルータルサウンドは、実にえげつなく、且つ、実にかっこええです。。