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Warscum / Society Rape


ブルガリア発 Death Metal/Grind、Warscum
2014年、5曲収録 1stEP。

スラミングなデスメタルやデスメタリックなハードコアはメタル、ハードコアの境界線なく聴いているのですが、そういうのを続けて聴いているとストレートでオーソドックスなデスメタルが聴きたくなってくるもので。。となると、既に所持している音源を聴けばいいのですが、そこは特定のバンド好きというよりは特定のジャンル好きなので、そのジャンルの中でまだ出会っていないバンドの音源を探し、聴きたいもので。。オーソドックス、というと普通とか代わりばえのないとか少しネガった受け止めになることがあると思うのですが、デスメタルやグラインドといったジャンルのサウンドが好きで聴きたいので、違いを出そうとして変に奇をてらったサウンドよりも、変わらないオーソドックスなサウンドである方がありがたかったりするのです。

さて本音源、小細工のないストレートでオーソドックスなデスメタル/グラインドですが実に気持ちよく、かっこよく、聴き始めると繰り返し聴きたくなる佳作で快作です!

Bandcamp - https://warscum.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/Warscum

本音源の 5曲目 「Society Rape」

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Funeral Leech / The Funereality


US発 Death Metal/Doom、Funeral Leech
2017年、3曲収録デモ音源。

その時の気分によりけりなのですが、重低速で何か聴きたいなぁという時に、正統的なドゥームメタルだとブルタルさが物足りなかったり、フューネラルドゥームまで行ってしまうと逆にサウンドの隙間が気になったり、また、一曲が長過ぎると聴く前に気疲れしてしまったり、などとなって何を聴こうか迷うことがあるのですが、そういう時の良い塩梅のブルタル重低速な音源の一つが本デスメタル/ドゥーム、Funeral Leech 。曲によっては速くなるパートがありますが、あくまで楽曲は這いずり進むミッドテンポがベースで、隙間なく厚みのあるバックにゴーリーな咆哮ボーカルは実に悪さ出しまくりで、3曲共に実に堪らんのです。。2018年のシングル 「The Void」 も重悪低速サウンドで繰り返し聴きたくなる佳曲です!

Bandcamp - https://funeralleech.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/Funeralleech


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Ensepulcher / No Sanctity in Death


US発 Death Metal/Punk、Ensepulcher
2017年、4曲収録 1st音源。
以前に紹介していますグラインドコア、Fiend のメンバーが新たに始めたバンド。

オールドスクールでストレートなデスメタルに往年のスウェディシュデスなジャリジャリしたギター、そして楽曲のブルータルさに拍車をかけるゴーリーな咆哮デスボイス。。メンバー自らデスメタル/パンクと称している様に楽曲はハードコア/パンクな削ぎ落とされたストレートさが前面に出ていて、走るパートでは d-beat なドタドタしい感じがあり、いわゆる昨今のモダンなブルタルさではなく、あくまでオールドスクールなデスメタルとスウェディシュデスなテイストがベースとなったデスメタルで、デスメタル/クラスト好きの方も問答無用だと思います。。ニヒリスティックで冷たいブルータルなサウンドですが、何よりボーカルの悪さが邪念がかってて堪らんのです。

Bandcamp - http://ensepulcher.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/ensepulcher


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Dysentery / Gutrot - split


共に US発、
Brutal Death Metal、Dysentery
Brutal Death Metal/Grind、Gutrot
2004年リリース split、「Excruciatingly Euphoric Torment」

Dysentery / 6曲収録 (1~6)
激重にズリズリ落としてくる極悪モッシュパートと激速パートがグルーヴィーに交錯するブルータルデスメタルサウンドは、ガテラルなえげつないボーカルと激速パートが無問題ならば、ビートダウン/モッシュハードコア好きの方にも聴いて暴れてほしい、ブルータルバイオレントモッシュフルサウンド。。低音が効いた重厚なサウンドは、兎にも角にもフルボリュームで聴いたら最高なのです! バンドは現在も活動中ですが、歌詞カードに載ってる本音源時のメンバー (これがまたかなり若く見えるメンバー写真なのです) は現在は一人もいない様です。

Gutrot / 6曲収録 (7~12)
空き缶をぶっ叩いているかの様なドラムにブルータルで厚く重いギターとベース、そして、えげつないボーカルが一体となって暴虐の塊となり、グライディングな激速パートと引きずりまくるモッシュパートが交錯する、ブルタル極まりない極悪ブルデスサウンド。。このドラムの激速さ、ボーカル、ギター、ベースのえげつな凄まじさは、もうただただ最高です! バンドは現在も活動中で、こちらは本音源時のメンバーが現在も 3名現役です。。Gutrot のリリースは本音源含む 2枚のスプリットとデモ音源のみなので、フルアルバムのリリースをただただ願うばかりです。

本作はリリースレーベル Amputated Vein Records の bandcamp にて試聴出来ます。
12年前の音源ですが、アルバムジャケット等含め、本スプリットはブルータルな愛聴盤です。
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Nekrosity / Rot to Survive


スウェーデン発 Death Metal、Nekrosity
2015年、5曲収録音源。

スウェーデン出身、そしてこのギターのサウンド。
思わずこの二つの要素だけでも聴きながらニヤけてしまうのですが、なかなかどうして、楽曲も激速を絡めた緩急ついたストレートでデスメタル然としたサウンドで、実にかっこよく、聴き応えがあるのです。。勿論、ブルタリティーが勝った暴虐なサウンドなのですが、聴いているとどこかしら北欧のバンドらしい、冷たくも寒々しいメロディーが薄いながらも楽曲にまとっていて、決してメロディックとまでは言えませんが、メロディーを抑えつつも取り入れたデスメタルと、やや強引ではありますが紹介できなくもないのではないかと思うので、ブルタリティーに重きをおくメロデス好きの方に一聴してみてほしいサウンドです。
全 5曲収録、約 21分の本作はデモ音源扱いなのですが、早く正式な 1st音源をリリースしてほしいと願わずにはいられない程に、実にかっこいい音源です!

Bandcamp
http://nekrosity.bandcamp.com/album/rot-to-survive
 フリーダウンロード出来ます。
2013年のデモ音源もフリーダウンロード出来ます。

facebook - https://www.facebook.com/NekrositySweden

本音源の 1曲目 「The Cursed Family Name」

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Osserp / Sang i Sutge


スペイン発 Death Metal、Osserp
2015年、8曲収録 1stアルバム。

ストレートでオールドスクールな疾走とグライディングなぶっ飛ばしで畳みかける展開を軸に、重心の低いミッドテンポも曲により取り入れられ、それらがブルタルに交錯し緩急付いて叩き出されるサウンドは、実にデスメタルらしいデスメタルなサウンドです。。バンド自らはオールドスクールデス/グラインド/d-beat などと称していて、ハードコアやパンクさを感じなくもないですが、私はストレートでブルタルなデスメタル、と紹介したいのです。。昨今ではデスメタル、とだけ聞いて思い浮かべるサウンドスタイルやバンドは多々あると思うのですが、この Osseerp のサウンドはどこか古き良きな、先にも書いた様に実にデスメタル然としたストレートなデスメタルで、語弊があるかもですが分かりやすくてシンプルで、それでいてヘヴィーでブルタルなサウンドです。。収録されている全 8曲、実にかっこいい佳曲揃いなのですが、個人的には 5曲目 「Heretant enemics」 が堪らんですな。

Bandcamp - https://osserp.bandcamp.com
facebook - https://www.facebook.com/osserp


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Baalsebub / The Great Plague


エストニア発 Brutal/Slamming Death Metal、Baalsebub
2013年、4曲収録EP。

似た様なサウンドを出すバンドが数多く存在するこの手のジャンルの中でも、気に入る気に入らないちょっとしたポイントがあって、繰り返し良く聴くバンド、そうでないバンドがあると思います。。この Baalsebub は、まだバンドとしてリリースされているのは 5曲だけですが、私はこのぶっ飛ばし具合、程好いスラミング具合、テンポダウンする塩梅などが、クド過ぎず、ごちゃごちゃし過ぎずで好みのサウンドなのです。

本EPは bandcamp にてチェック出来ます。
2014年のシングルもチェック出来ます。 この曲がまたなかなか良いのです!
ボーカルとギター氏は Brutal Death Metal、Hymenotomy としても活動されてます。

Estonian Medieval Brutal Slam !

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Horrified / Descent Into Putridity


UK発 Death Metal、Horrified
2014年、7曲収録 1st。

影響を受けたバンドやサウンドの紹介タグに DismemberEntombed 等の名前が挙がっているように、本音源のサウンドは 1990年代前半の、あのスェディッシュデスメタルな音を出したデスメタルです。。オールドスクールでストレートにスラッシーに、緩急付けながらもスタスタと疾走するテンポを軸にした展開、曲によってはメロディックなギターソロが入ったりするのですが、決してメロデスとまではいかないメロディックさでサラッと流れる程度で、ボーカルは始終吐き叫ぶスタイルのデスボイスで吼えまくり、もう兎にも角にも、あのスウェディッシュライクなストレートなデスメタルを叩き出しています。

本音源は bandcamp にてチェック出来ます。
スウェディッシュデスだけでなく、1990年前後にリリースされたストレートでオールドスクールなデスメタルバンドのサウンドが好きな方は問答無用でお気に召すのではないかと思います。実にかっこええです!
Highly Recommended !
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Sisyphean / Perpetual Cycle of Absolution


リトアニア発 Black/Death Metal、Sisyphean
2014年、4曲収録 1st EP。

バンド自らサウンドをブラック/デスメタルと紹介していますが、正直、ブラックメタルさはあまり感じることはなく、個人的にはオーソドックスなデスメタル、と紹介したいサウンドです。。どちらかといえばオールドスクール寄りのストレートな疾走で、程々に緩急の付いた分かりやすい展開、程々にメロディアスさが付けられた楽曲は、ボーカル含め十分ブルタルでゴーリーさを放っております。。オーソドックスなサウンドと紹介すると、言い方が悪いですが当たり障りがないサウンドとも捉えられるかもしれませんが、本音源はなかなかデスメタル然としたストレートなサウンドで、聴いていて頭を振らしてくれる、メタルな血が騒ぐサウンドです。

Sisyphean は 2014年途中までは Division というバンド名で活動していて、5曲入りの音源もリリースしています。。以前のバンド名の時とはツインギターの内の 1人が交代しているだけですので、サウンドはほぼ変わっていないのですが、それでも Division の時の方が少しスラッシュメタルさを感じるのです。。Division の時の音源もなかなかかっこええのです。

Sisyphean の音源は bandcamp にてチェック出来ます。
Division 名義の音源も bandcamp にてチェック出来ます。
Recommended !
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Mentally Murdered


US発 Death Metal、Mentally Murdered

■Splattered Thoughts (1997) / 8曲収録
■Split of Sickness (1998) / split with Skinned、6曲収録
■Demo (​unreleased、1999) / 4曲収録

バンドは 1996年結成、2001年解散。そして 2013年再結成で活動中。

サウンドはオールドスクールというほどオーソドックスではないですし、ダウンテンポしてくるパートはありますが、昨今のスラミングな感じでもないですし、ブルタルデスというほどエグく (十分ブルタルなサウンドではありますが。) はないですし、緩急激しく荒ぶる展開はありますがテクニカルという感じでもないですし。。ブルタルデスメタル、デスグラインド等とも紹介されてはいますが、ニュースクールなデスメタルという紹介が合う様に思います。
97年の音源ではゴアグラインドなキャッチーなノリも感じられる曲やストレートで分かりやすい曲展開の楽曲がメインとなってますが、98、99年の音源では前作の要素も残しつつも、よりブルデス/ニュースクールさが強く出たサウンドで、これがまたなかなか聴き応えのあるかっこいい楽曲なのです!

本音源は上記でリンクした bandcamp にて試聴&ダウンロード出来ます。
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