涼麻が行く ~白犬ウエスティの のんきな生活~

ウエストハイランドホワイトテリア(ウエス、ウエスティ、白犬)の涼麻(りょうま)のことを中心にいろいろと

香取神宮と鹿島神宮の要石

2023年10月04日 19時52分35秒 | 神社仏閣

千葉県北部は、北米プレート、フィリピン海プレート、太平洋プレートが重なり、押し合っているため、太古の昔から地震の多い場所です。

 

でも、実は地震を起こしているのは、この大鯰だったのです。この鯰が暴れると地震を引き起こすので、抑えつけておく必要があります。


Courtesy of Wikipedia 「鯰絵」

 

ある日、千葉県香取市の「香取神宮」

 

参道を左側の脇道に入ると「要石」があります。

 

この要石は柱状で地下深くまで埋まっていて、大鯰を抑え込んでいます。地上に見えている部分は、ほんの一部であり、凸形であることが特徴です。

 

なるほど、鹿島神宮にも

 

というわけで、別の日に茨城県鹿嶋市の「鹿島神宮」

 

奥宮の奥に、

 

「要石」があります。

 

こちらの要石は玉状で大鯰の頭を抑え込んでいます。地上部が凹形です。

 

鹿島と香取で凹凸、陰陽の対を成していることになります。この二つの要石の話は、「鹿男あをによし」にも登場しています。大鯰くんにはおとなしくしていてもらわないとね。

ところで、「神宮」を号する神社は、「日本書紀」によれば、伊勢神宮石上神宮、出雲大神宮(=現 出雲大社)で、平安時代に入り「延喜式神名帳」において鹿島神宮香取神宮が加わったようです。

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