今回は、鉄道模型の話です
マニ37は、客車を改造して製造された新聞輸送用の荷物車です。
茶色い荷物車が多い中で、これは青色で文字通り異色の存在です。
マニの1文字目は総重量を表す記号で「マ」は「42.5〜47.5t」、2文字目は車両種類を表す記号で「ニ」は「荷物車」
でまあ、ついうっかり、この荷物車が欲しくなってしまい、探したのですが、5年以上前に発売されたもので、鉄道模型は、あまり再生産をしないので、見当たらず。
中古市場に目を移すと、TOMIX社製はあるものの、KATO社製はなし。TOMIXは車番をインレタで貼らなくてはならず、ちょっとこれは不得手、選択肢はKATO製しかないのです
で、いろいろと調べてみたら、Assy(組立用部品)の在庫が多少、市場に残っていたようで、これをゲット
「ボディ」と「床下」と「台車」、ちょうど魚を三枚おろしにした状態のようなものです
あいにく点灯機能のない「床下」しか入手できなかったので、尾灯を点灯させるために「ライトユニット」、「集電シュー」も入手。
まずは、「床下」をばらして「荷室」、「ウエイト」、「床」、「機器」に。
ちなみに、このウエイトは5.2g。脱線させないため、また線路から確実に集電するためには一定の荷重をかける必要があるわけです。
このライトユニットを「床」に組み込みます。
ちなみに、LEDと直列に入る制限抵抗は560Ω、並列のコンデンサは推定1μF(このあたりは後日、検証予定)
ライトユニットを組み込むといっても、定位置にちょこんと置くだけ
で、2本流れているリン青銅板から集電するために、中央に映っている部品(集電シュー)を組み込みます。
この作業は、ちょっとだけ厄介ですが、落ち着いてやれば
で、元通り、「荷室」+「ウエイト」+「床」+「機器」を組み立てて、ここで通電チェック
ちゃんと灯ってくれました
続いて、「ボディ」をパチンとはめ込んで、
最後に、台車を付属のビスで取り付けます。
クルクルクルっと
はい、完成〜
あらためて、線路上で尾灯の点灯を確認
オッケーですね
かつて、完成品が単品で販売されていたときは、税抜き定価ベースで1,900円
今回、購入したAssyの費用は、同上2,650円
もし、点灯機能付きの床下Assyが入手できていたなら2,350円で済みましたが
まあ、客車の構造がよく分かったし、組み立てるのも楽しかったので
ちなみに、今回のAssyの対象年齢は8歳以上でした
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