ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

走ることについて語る

2011年09月15日 | 自己分析

 走り出して数年になる。なにゆえ走るようになったかはもう忘れてしまった。しかしいつしかフルマラソンで4時間を切ることが目標になっていた。それが一般市民ランナーの条件のように言われていたからだろう。今考えれば特にこだわる必要もなかったのだが、私も一度だけなんとかその目標を達成した。そして達成できたからこそ言えるのかもしれないが、私にとって走ることの目標はどうやら記録ではなかった。結論から言えば、私にとっては、精神と肉体がただ走ることのためだけに機能している状態、まるで自分が走る内燃機関と化しているような状態こそが、とてつもない快であり、求めていることなのだった。私には、距離やタイムがどうだとか、誰かに勝ったとか負けたとかは、それほど大きな意味のあることではなかった。走っているうちにいつしか心身が一体となって燃焼し、快感に浸れること、それが得られれば私は満足なのである。