ザ・名も無きランナー

50才から始めたマラソン。こころと身体が一つになって燃焼している感じが好きです。楽しんで走っていきたいと思っています。

皇居1周ラン

2007年09月03日 | コース

 JR東京駅の丸の内南口のトイレで着替えを済ませ、皇居方面に向かう(ウキウキ)。途中の地下コインロッカーに荷物を全て預ける(よしオッケー)。外苑に到着し、ガーミンが位置を確認する間にいつものストレッチと足の屈伸を済ませる。傍にいた警備の警察官(?)に記念写真の撮影をお願いするが、あっさり断られる。それもそうだな、公務妨害はいけない(怒!)。初の皇居1周ランは左回りと決定。ケータイでスナップ写真を撮りながら、ゆっくりと走り出す(ヤッホ~)。

<皇居外苑のスタート地点>

<向こうに見えるのが国立近代美術館>

 竹橋・近代美術館あたりから上り坂となる。さすが皇居、至る所に警察官の派出所があり、警察官が立って警備に当たっている(オッス!)。なだらかなアップ・ダウンがあるが、ほとんど気にならずにきょろきょろ、ウロチョロ進む。国立劇場のあたりから長い下り坂となる。ここが一番眺めの良いところらしい(逆光で写りが悪い!)。

<半蔵門付近から桜田門方面>

<桜田門>

 

 桜田門を過ぎ、二重橋が見えてきた。気持ちが動いたので、一寸寄り道。軽快に走っていくと警戒中の警備員に呼び止められた。なんと場内は走ってはいけないのだそうだ(冷汗…)。「走れるのは外苑だけです。そこは力一杯走ってください。もう汗ビッショリですね~。」だと(激汗!)。いやはや田舎者は何も知らずに、喜んで走ってしまいました~。

<二重橋>

<振り返ると東京タワー>

 2周目は状況を把握したので一寸スピードを上げて普段のペースで行ってみた。まだ26℃とあまり暑くもなく、柔らかい風が吹き、心地よく走り続ける。なんかクセになりそ~(♪)。

 

 

 コースには朝も早よから、老いも若きも、男も女も、結構な人達が走っていた。途中で気づいたのだが、コース上の路面には各都道府県の県花・県木(?)のレリーフが埋め込まれていた(知ってた?)。ところで気になったのは、外苑周辺の園地に寝そべっているホームレスの人々の多いことだ。中高年の人が多かった、中には年老いた女性もいた。これがこの国の格差社会の現状なのかと思うと心が痛んだ。一瞬、脳天気に走っている自分が寒々しく思えた(…)。

<ビルの谷間の東京駅>

 もう1周走ろうかと思ったが、やめた。道を引き返し、ドリンクを1本飲み干し、コインロッカーから荷物を回収し、東京駅のトイレで着替えた。すれ違った大勢の人々はいったいどこに消えたのだろうか(…)。いつかまた走る日があったら、ホームレスの人々の状況が改善されていればいいのにな(…)。